コンビニでカレンダーを印刷してみた！安く作る裏技アリ

カレンダーは、コンビニエンスストアのマルチコピー機で手軽に印刷できることをご存知でしょうか？この記事では、コンビニでできるカレンダーの種類と、印刷方式、料金、実際に印刷してみた画質をまとめました。

1部から安い！写真入りオリジナルカレンダーおすすめ５選！【2025年 / 4月始まりも可能】

カレンダーが印刷できるコンビニ

カレンダーが印刷できるコンビニは、「ローソン」と「ファミリーマート」です。

マルチコピー機の機種はシャープの MX-3631DS で、スマホやSDカードなどに保存されている写真やイラストから、簡単にオリジナルカレンダーを作成することができます。
（ただし、ファミリーマートの一部店舗では、古いMX-3610DSが置かれている店舗もあるかもしれません）

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コンビニで作れるカレンダーの画質

写真プリントの場合 （昇華型プリンター）	普通紙・または光沢紙プリントの場合 （レーザープリンター）

コンビニのマルチコピー機には、1つのマルチコピー機の中に、2種類のプリンターが内臓されています。カレンダー印刷は、写真用紙シール用紙への印刷の場合「昇華型プリンター」、普通紙（コピー用紙）やA4光沢紙に印刷の場合「レーザープリンター」が使用され、画質が大きく変わります。

カレンダーを普通紙・光沢紙へ印刷する場合は「レーザープリンター」

コンビニのマルチコピー機でカレンダーを普通紙またはA4光沢紙へ印刷する場合は「レーザープリンター」が使用されます。粉体トナー（顔料＋ワックス＋外添剤で出来ている粉）が使用され、拡大すると網点（ドットパターン）が見えます。

書類の印刷には向いていますが、写真の印刷で高画質を求める場合は向いていません。

コンビニ４社の「普通紙印刷（レーザープリンター）」を比較した記事はこちら↓

コンビニのコピー用紙と光沢紙の画質を４社８店舗で比較！セブン・ローソン・ファミマ・ミニストップ

カレンダーを写真用紙へ印刷する場合は「昇華型プリンター」

コンビニのマルチコピー機でカレンダーを写真用紙またはシール紙へ印刷する場合は「昇華型プリンター」が使用されます。
写真に適した粒状感のない滑らかなグラデーション表現が可能です。普通紙印刷（レーザープリンターによる印刷）よりも、写真印刷（昇華型プリンター）の方が高画質です。

コンビニ４社の「写真プリント（写真用紙）」を比較した記事はこちら↓

コンビニ写真プリント4社を徹底比較！安くて画質が良いのは？

コンビニ４社の「写真プリント（写真用紙）」で「イラスト」の画質を比較&色調整方法を検討した記事はこちら↓

綺麗なネップリのやり方！コンビニ４社を同じイラストで画質比較！セブン・ローソン・ファミマ・ミニストップ

コンビニで印刷できるカレンダーの種類

コンビニ（ローソン・ファミリーマート）で印刷できるカレンダーは、以下2種類です。

・ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）
・クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）

ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）のカレンダー

ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）のカレンダーは、1枚の用紙の表面にカレンダーが掲載されています。
大きいサイズなら壁に貼って飾ることができます。小さいサイズなら、手帳に挟んだり、写真立てで飾るなど、多様な使い方ができます。

用紙	写真用紙	シール用紙	普通紙	光沢紙
参考画質
印刷方式	昇華式プリンター	昇華式プリンター	レーザープリンター （粉体トナー）	レーザープリンター （粉体トナー）
紙の厚み	厚め（写真程度）	厚め（写真程度）	薄め（普通のコピー紙）	少し厚め
サイズ	L判、2L判	L判、2L判	B5、A4、B4、A3	A4
カレンダーの 月数	1ヶ月、2ヶ月、 6ヶ月、12ヶ月	1ヶ月、2ヶ月、 6ヶ月、12ヶ月	1ヶ月、2ヶ月、 6ヶ月、12ヶ月	1ヶ月、2ヶ月、 6ヶ月、12ヶ月
価格	L判：30円/枚 2L判：80円/枚	L判：200円/枚 2L判：300円/枚	A3：120円 B5/A4/B4：100円	A4：120円

ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）のカレンダーの日付

カレンダーの日付は、1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月、12ヶ月から選ぶことができます。

1ヶ月を選択した場合、1年間用のカレンダーを作るために12枚印刷が必要です。
12ヶ月を選択した場合、1年間用のカレンダーとして1枚印刷すればOKです。

カレンダーに祝日は印刷されません。曜日はシンプルな英字の頭文字（S・M・T・W・T・F・S）で、日曜日は赤字になっています。

ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）で選べる画像は1枚

写真は1枚しか掲載できません。
複数写真を掲載したい場合は、画像コラージュアプリなどを使って合成し、複数の画像を1枚の画像にしておく必要があります。

普通紙・光沢紙の光沢感

ローソン（&ファミリーマート）のマルチコピー機の普通紙印刷と光沢紙印刷の光沢感を比較

普通紙印刷と光沢紙印刷を比較してみました。「光沢紙」は厚みがありますが、用紙自体がツヤツヤの光沢ではなく、トナーのテカリも抑えられているため、仕上がりはマットな光沢感です。

普通紙と光沢紙の、印刷部分（トナーが乗っている部分）の光沢感・ツヤ感は、あまり変わりません。
光沢紙の方が若干、色ムラが少ないです。

ローソン（&ファミリーマート）のマルチコピー機の普通紙印刷　光沢感

ノーマルタイプ（壁掛けタイプ / カードタイプ）カレンダーのデザイン・レイアウト

ノーマルカレンダーのデザインは、1枚に入れる月数ごとに、6種のデザインパターンがあります。
普通紙または光沢紙の場合は1ヶ月・2ヶ月・6ヶ月・12ヶ月、写真用紙/シール用紙の場合は1ヶ月・2ヶ月・6ヶ月です。

以下は、普通紙または光沢紙に「1ヶ月掲載」の場合のデザイン6パターンです。

ローソン公式サイトより引用

レイアウトできる画像は1枚だけです。
複数の写真をレイアウトしたい場合は、コラージュが作成できるアプリで加工した画像を使用しましょう。

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）のカレンダー

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）のカレンダーは、三角に組み立てることで卓上で自立する卓上カレンダーになります。

用紙の選択肢は厚みがある「光沢紙」のみです。

用　　紙	光沢紙
参考画質
印刷方式	レーザープリンター（粉体トナー）
紙の厚み	少し厚め
サイズ	A4
カレンダー の月数	1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月、12ヶ月
価格	A4：120円

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）のカレンダーの日付

カレンダーの日付は、2ヶ月、4ヶ月から選ぶことができます。

2ヶ月を選択した場合、組み立てた時の裏と表で2ヶ月です。見える面には1ヶ月掲載されます。
4ヶ月を選択した場合、組み立てた時の裏と表で4ヶ月です。見える面には2ヶ月掲載されます。

カレンダーに祝日は印刷されません。曜日はシンプルな英字の頭文字（S・M・T・W・T・F・S）で、日曜日は赤字になっています。

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）で選べる画像は2枚

写真は裏と表で2枚掲載できます。
もっと多くの写真を掲載したい場合は、画像コラージュアプリなどを使って合成し、複数の画像を1枚の画像にしておく必要があります。

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）のカレンダーの組み立て方

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）の組み立ては簡単dえす。

三箇所ある点線をすべて山折（内側に折る）します。

上掲は頂点のみ折った状態です。
用紙に厚みがあるので、この状態でも立っています。

三角形に折った底の部分に「のりしろ」がありますので、テープやノリで貼り付ければ完成です。

1枚で自立します。

組み立て後の大きさ

組み立てた後の大きさは、横幅はA4の短編と同じ210cm、高さは10.3cm程度です。

100円均一のスタンドを使うのもおすすめ

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）は組み立てると自立するので、基本的にスタンドは不要ですが、100円均一にあるシンプルなスタンドを使うと、風でも動きにくいがっしりとした安定感になります。

カード型のカレンダーを12ヶ月分重ねておき、月が変わったら1枚ずつ後ろに回して使うのもおすすめです。

ダイソーの「表紙を飾れるブックスタンド」は、前面の立ち上がりが低いので、飾ったときにスタンドが目立ちにくいのでおすすめです。

光沢紙の光沢感

仕上がりはノーマルカレンダーで光沢紙を選んだ場合と同じです。ツヤツヤではなくマットな艶感です。

クラフト卓上タイプ（卓上に立てるタイプ）のカレンダーのデザイン・レイアウト

クラフト卓上タイプのデザインは、1枚に入れる月数ごとに、6種のデザインパターンがあります。

以下は、「2ヶ月掲載」の場合のデザイン6パターンです。

ローソン公式サイトより引用

レイアウトできる画像は2枚だけです。
複数の写真をレイアウトしたい場合は、コラージュが作成できるアプリで加工した画像を使用しましょう。

高画質のカレンダーを作りたい場合は銀塩プリントがおすすめ

コンビニのマルチコピー機 レーザープリンター（光沢紙プリント） の画質	写真専門店（富士フイルム） の銀塩プリントの画質

高画質なカレンダーを作りたい場合は、銀塩プリントのカレンダーがおすすめです。

銀塩プリントのカレンダーは、富士フイルムで簡単に作ることができます。

富士フイルムの卓上カレンダー

富士フイルムの卓上カレンダー

富士フイルムでカレンダーを作りました！口コミ

以下もご参考に。

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画像コラージュアプリ

Canon Miniのアプリでコラージュを使ってみる

Canon製のアプリ「MIni Print」 app Storeより

写真のコラージュや装飾が作成できるアプリは色々ありますが、Canon製のアプリ「MIni Print」でコラージュを作る方法を紹介します。Canon「MIni Print」は、本来、「ミニフォトプリンターiNSPiC」用の印刷データ作成アプリです。

画像編集専用のアプリに比べれば編集機能は限られていますが、広告や課金への誘導はない完全無料アプリなので、安心・手軽に使えます。

Canonの「Mini Print」のコラージュ作成方法

アプリを開いて「コラージュ」を選択します。

コラージュに使う写真を選択します。

上部にコラージュの候補が表示されるので、気に入ったレイアウトを選択します。

右側の下矢印をタップでコラージュをスマホに保存できます。かわいいスタンプでの装飾や、おしゃれな文字（フォント）の挿入、画像加工（エフェクト）が可能です。

なお、Canon「MIni Print」で作れるコラージュは、長方形サイズのみになります。
正方形などそのほか比率を作成したい場合は、LINE Cameraアプリのコラージュ機能を使うのが簡単です。

コンビニでもっと安くカレンダーを印刷する方法

自分で用意したカレンダーデータを印刷する

コンビニでカレンダーを印刷する場合、「カレンダープリント」のメニューで「普通紙印刷」または「光沢紙印刷」を選択する場合よりも、「文書(PDF)プリント」のメニューで普通紙または光沢紙に印刷する方が安いです。

ただし、「文書(PDF)プリント」で印刷する場合、カレンダーの日付が入らずそのままプリントされるだけなので、あらかじめカレンダーの印刷用データを用意しなければなりません。

以下に無料でカレンダーの印刷用PDFデータを用意する方法を紹介します。

無料で、写真またはイラスト入りカレンダーのデータを作る方法

以下サイトを使えば、無料で、自分の好きな写真またはイラスト入りのカレンダーデータを作ることができます。

canva

https://www.canva.com/ja_jp/calendars/templates/

canvaでは、ウェブで簡単に、オリジナルの写真またはイラスト入りのカレンダーのデータが作れます。

壁掛けカレンダーに使えるA4サイズから、カード型のカレンダーに使えるポストカードサイズなど、多彩なサイズとデザインが揃っています。

作ったPDFデータをスマホに保存すれば、コンビニ（ローソン/ファミマ）のマルチコピー機に送信し、「カレンダープリント」より安い「文書(PDF)プリント」でプリントすることが可能です。

コンビニでA3より大きいカレンダーをプリントしたい場合

カレンダープリントの最大サイズはA3です。

A3よりも大きくプリントしたい場合は、パズルのように分けてプリントできる「ポスタープリント」を使います。2枚または4枚の用紙に分けてプリントし、それぞれの用紙をつなぎ合わせると、1枚のポスターになります。

ポスタープリントでカレンダーをプリントする場合、自分でカレンダーのデータを用意しなければなりません。

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