年賀状印刷には、ネットのオンライン編集でパソコンやスマホから印刷できる年賀状ネット印刷から注文する方法と、
スマホ向けに特化した年賀状アプリから注文する方法があります。
- 年賀状ネット印刷は、最低価格が数千円〜なので、枚数が多い場合に1枚あたりの単価が安く仕上がる傾向があり、パソコンからも注文することができます。ビジネスや法人など、70枚以上印刷したい場合におすすめです。
- 年賀状アプリの場合は、小部数の場合に1枚あたりの単価が安く仕上がる傾向です。パソコンからは注文できない場合もあります。
この記事では、年賀状ネット印刷で人気のサイトを実際に印刷して比較していますので、
画質・価格・サービスのスペックも合わせて、年賀状印刷選びの参考にしてください。
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目次
ビジネス・法人向け年賀状ネット印刷おすすめ5社を比較
しまうまプリント | DPE宅配便 | 挨拶状ドットコム | |||
---|---|---|---|---|---|
特徴 | 光沢印画紙選択可 最短当日出荷 |
デザイン2,000点超 |
安い価格設定 |
即日発送対応 宛名印刷無料 |
デザインが豊富 6色印刷タイプ有 |
選べる画質 |
銀塩 4色印刷 |
銀塩 4色印刷 | 銀塩 4色印刷 | 銀塩 4色印刷 |
6色印刷 4色印刷 |
実際に プリントした 画質 (銀塩) |
銀塩 |
銀塩 |
銀塩 | 6色印刷 | |
4色印刷 30枚の価格 |
4,225円〜 ※10/22までの 62%OFF適用済み価格 |
4,380円〜 ※10/23までの 58%OFF適用済み価格 |
3,880円〜 | 6,205円~ ※10/16までの 35%OFF適用済み価格 |
5,850円~ ※10/22までの 40%OFF適用済み価格 |
宛名印刷 | ◯ 会員限定無料 |
◎ 無料 |
非対応 | ◎ 無料 |
◯ 12/25まで無料 |
投函代行 | × | ◎ 無料 |
非対応 | ◎ 無料 |
◎ 無料 |
オリジナル データ 印刷 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
納期 (発送日) |
最短当日 13時までの注文 |
注文時期で変動 最短翌日 |
注文時期で変動 最短翌日 |
4色印刷:最短当日 銀塩:3営業日 |
4色印刷:2営業日 6色印刷:4営業日 |
公式 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
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ビジネス・法人向け年賀状ネット印刷サービスの選び方5つのポイント
年賀状ネット印刷の画質は主に3種類
年賀状ネット印刷サイトの年賀状印刷には、その仕上がりの違いとして、主に以下3種類があります。
「写真(銀塩)タイプ」は、昔ながらの写真屋さんと同じ「銀塩プリント」方式で、滑らかなグラデーションの美しい写真がプリントできます。高画質を優先するならこれを選びましょう。
「4色印刷タイプ」は、粉体トナータイプの業務用レーザープリンターで印刷されています。写真向けの画質とは言えませんが、安価なので大量に印刷するビジネス年賀状としてはこのタイプが多いです。
「6色印刷タイプ」は、写真に適した専用のコート紙に「液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)」で印刷されています。 拡大すると網点(ドットパターン)が少し見えますが、ほぼ気になりません。通常の「印刷タイプ(粉体トナー4色)」に比べて画質が良く、トナーのテカリも押さえられます。
年賀状印刷の画質を決める要素として、印刷方式はとても重要ですが、それぞれの年賀状印刷業者が、どの印刷方式を採用しているのか、サイトを読んだだけでは分かりづらいです。
実際に印刷した各社の仕上がり画質は、このページに掲載している印刷サンプルを参考にしてください。
価格は安い?
年賀状ネット印刷サイトは、印刷料金やはがき料金のほか、基本料、割引サービス、デザインによる価格変動など、料金体系が複雑なサイトが多いです。料金体系は年賀状印刷アプリの方がわかりやすいです。
「安いかな?」と思っても、思わぬオプション料金がかかったり、
逆に、「高そうだな」と思っても、キャンペーンやイベントの割引で大幅に割り引かれる場合もあります。
印刷料金表ではなく、仮にカートへ入れた状態にして、支払い総額を確認するのが確実です。
年賀状ネット印刷サイトの「支払い総額」の相場(写真タイプ / 銀塩プリントの場合)としては以下になります。
- 10枚:3,500〜4,500円
- 50枚:8,000円〜10,000円
- 70枚:10,000〜13,000円
- 80枚:11,000〜14,000円
キャンペーンやイベント期間をはずれてしまうとかなり割高になりますので注意しましょう。
一度確認した料金でも、数日後には大きく変わっていることもあります。
何枚印刷する?
年賀状印刷アプリは、1枚から110円〜で印刷できるのに対し、
年賀状ネット印刷サイトは、「基本料金」があったり、「小部数印刷する場合は割高」に設定されています。
年賀状ネット印刷サイトは、印刷枚数が多いほど安価になりますから、
大量に印刷する人や、ビジネス・法人向けです。
70枚程度までの印刷なら、年賀状印刷アプリの方が安く済む場合が多いです。
宛名印刷は?
年賀状印刷アプリの比較で検証したアプリは全て宛名印刷無料でしたが、年賀状ネット印刷サイトは宛名印刷に別途料金がかかるサイトが多い印象です。
宛名印刷が別途有料のサイトで注文する場合は、デザイン面の印刷価格とはがき代金と、トータルの価格を算出して検討しましょう。
キャンペーン等で一定期間だけ無料になるサイトもあります。
投函代行はできる?
宛名印刷が可能でも、「投函代行」ができる業者とできない業者があります。
投函代行サービスを行っている業者は、印刷してそのまま投函してくれますので、納期(相手に届くまでに必要な期間)が短く、自宅宛の送料がかかりません。
ただし、仕上がりを自分で確認できないので、万が一ミスがあっても気づかないというデメリットに注意しましょう。
ビジネス・法人向け年賀状印刷サイト おすすめ5選!
しまうま年賀状
しまうま年賀状は、仕上がりの違いとして「写真仕上げ」と「印刷仕上げ」があります。
- 写真仕上げ:銀塩プリント(富士フイルム印画紙)
- 印刷仕上げ:粉体トナー4色印刷
写真仕上げの印画紙は富士フイルム(フジカラー)の半光沢印画紙で、マットで落ち着いた艶感です。
印刷仕上げは一般的な業務用レーザープリンターによる粉体トナータイプの4色印刷なので、画質で選ぶなら断然「写真仕上げ」がおすすめです。
しまうま年賀は、アプリの場合も「基本料金」がありますが、50枚ほどの印刷になると、アプリの他社と比較しても安価です。
宛名印刷無料、宅配便の送料も無料なので、早期割引と合わせた支払い総額はかなり安くなります。
また、同じ年度で2回目以降の注文の場合、基本料1,980円が→660円に割り引かれます。
しまうま年賀には、ビジネス・法人にも使えるスタンダード、クール、かわいい、いろんなスタイルの旬なデザインが2,000点以上揃っていて、「選べるバリエーション」機能によりデザインの色、写真枚数を自由に変更できます。自作のデザイン、イラストの年賀状も「オリジナルデータ入稿」で簡単に作れます。(JPEGファイル限定)
DPE宅配便(らくらくポストカード)
DPE宅配便(らくらくポストカード)は、仕上がりの違いとして「写真タイプ」と「印刷タイプ」があります。
- 写真タイプ:銀塩プリント
- 印刷タイプ:粉体トナー4色印刷
写真仕上げの印画紙は半光沢印画紙で、マットで落ち着いた艶感です。発色が良く、人物の肌が健康的に仕上がりました。
DPE宅配便(らくらくポストカード)印刷仕上げには、写真を入れることができません。テンプレートからデザインを選択し、テンプレート内のテキストを差し替えることができます。
テンプレート数はまだ少なめですが、自前のソフト(PhotoshopやIllustratorなど)で制作したオリジナルデータをプリントすることもできます。
ビジネス利用の場合、デザイナーに作ってもらったデザインの印刷だけを行う目的にも使用できます。
印刷タイプの「シンプル」や「書家」のカテゴリでは、ビジネスに使いやすいデザインが収められています。
宛名印刷・代行投函には対応していませんが、他社と比較して価格が安いので、宛名を自分で書くか自分のプリンターで宛名プリントする場合にはコストパフォーマンスが高く、おすすめの印刷サイトです。
おたより本舗
おたより本舗は、仕上がりの違いとして「プレミアム写真仕上げ」と「直接印刷仕上げ」の2種類があります。
- プレミアム写真仕上げ:銀塩プリント
- 直接印刷仕上げ:粉体トナー4色印刷
おたより本舗の最大のメリットは、最短で即日発送が可能なことです。
宛名印刷ありでも出荷日は変わりません。
投函代行にも対応しているので、他社でギリギリ元旦に間に合わない時期でも、おたより本舗なら間に合うでしょう。
ただし、プレミアム写真仕上げ(銀塩プリント)の場合は納期が+3日なので注意です。
送料・宛名印刷・投函代行、全て無料で、会員登録をすれば毎年会員グレードが上がり、伴って割引率もアップします。
ビジネス・法人では、毎年同じところに注文するルーティンが多いですからお得に利用できるでしょう。
早割などのキャンペーンと合わせれば大幅な割引が期待できますので、頻繁にキャンペーンをチェックしておきましょう。
挨拶状ドットコム
挨拶状ドットコムは、仕上がりの違いとして「プレミアム仕上げ」と「スタンダード仕上げ」があります。
- スタンダード仕上げ:粉体トナー4色印刷
- プレミアム仕上げ:液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)
プレミアム仕上げは液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)です。粉体トナー4色印刷よりもグラデーションが滑らかで、鮮明に描写されています。
銀塩プリントではありませんので、わずかに網点(ドットパターン)が見えますが、肉眼ではほとんど気になりません。デジタルオフセットなので、色ムラがなく美しい仕上がりです。
ビジネス・法人の場合、製品写真などでも問題ありません。
デザイナーによる1,000点以上のデザインから選ぶことができますが、「コンペ受賞作品」も魅力的で、他にはないユニークな年賀状が豊富です。
毎年先着で年賀状保管用の「きずな箱」がもらえます。磁石がついていて閉まりやすく、とても可愛らしいデザインです。
挨拶状ドットコムではキャンペーン期間中は宛名印刷が無料になりますから、宛名印刷をしたい方はキャンペーン時期をチェックしておきましょう。
ネットスクウェア
ネットスクウェアは、仕上がりの違いとして「通常印刷」と「写真プレミアム印刷(光沢仕上げ)」「写真プレミアム印刷(写真画質仕上げ)」の3種類があります。
- 通常印刷(白黒orカラー):粉体トナー4色印刷
- 写真プレミアム印刷(光沢仕上げ):銀塩プリント(三菱製紙社製印画紙)
- 写真プレミアム印刷(写真画質仕上げ):銀塩プリント(富士フイルム専用印画紙)
通常の4色印刷タイプ1種のほか、写真(銀塩)タイプを2種の印画紙から選ぶことができる年賀状印刷サイトは貴重ですね。
おすすめは富士フイルム印画紙を使用した高画質の「写真プレミアム印刷(写真画質仕上げ)」です。
半光沢印画紙は上品な艶感ですが、ツルツル光沢タイプの光沢紙(光沢仕上げ)は、指紋がつきやすいので注意しましょう。
ビジネス・法人の年賀状で、派手に目立たせたい場合は光沢紙も良いでしょう。
デザインはジャンル分けが細かく、和風、おしゃれ、POP、フォトデザイン、写真入り、等など12のカテゴリーに分かれています。オリジナルデータを入稿してのデザインも可能です。
写真入りの年賀状のデザインには、「大きめフレーム(写真が大きく入るタイプ)」と「小さめフレーム(写真が小さく入るタイプ)」のカテゴリがあり、写真の大きさでデザインを選ぶことができます。
ネットスクウェアでは10月〜くらいから期間限定のセールが頻繁に行われますので、なるべく早い時期に「早割」で注文すると安価に印刷できます。
ネットスクウェアの注意点として、投函代行サービスは実施されていません。一旦自宅に送られるため、年末ギリギリの注文では間に合わない場合もありますから、余裕を持って注文しましょう。
年賀状ネット印刷と、スマホ年賀状アプリの違い
スマホアプリから注文する年賀状印刷アプリと、年賀状ネット印刷には以下のような違いがあります。
70枚以下の銀塩プリントは、アプリ注文の方が安い場合も!
年賀状ネット印刷サイトは「基本料金」があり、「小部数印刷する場合は割高」に設定されていますので、小数の印刷なら年賀状印刷アプリで1枚から印刷できるタイプが安くなります。
年賀状印刷アプリの場合相場:銀塩プリント
- 10枚:1,200〜1600円
- 50枚:4000〜5500円
- 70枚:9500〜12000円
- 80枚:12000〜13000円
年賀状ネット印刷の場合相場:銀塩プリント
- 10枚:3,500〜4,500円
- 50枚:8,000円〜10,000円
- 70枚:10,000〜13,000円
- 80枚:11,000〜14,000円
写真入りタイプで比較した場合、70枚程度の印刷から、年賀状ネット印刷の方が安くなるサイトが出てくる印象です。
注文時期や割引の組み合わせによって支払い総額が大きく変わりますが、早割期間中でも、少数ならやはり基本料のない年賀状印刷アプリの方が安いです。
「早割」などの割引率は年賀状ネット印刷の方が高い
「早割」や「リピート割」などの割引キャンペーンは、年賀状ネット印刷の方が種類が多く、組み合わせることによって割引率も高い場合が多いです。
年賀状印刷サイトは編集の自由度が低め
年賀状印刷サイトは、スマホからもパソコンからもオンライン編集(ウェブブラウザで編集)するサイトが多いです。
アプリをインストールしなくても良いというメリットがあります。
ただし、編集の自由度では、全体的に年賀状印刷アプリの方が装飾オプションに優れていました。
年賀状ネット印刷で紹介した業者でも、一部の業者(しまうまプリントなど)は、操作性の良いアプリに対応しているところがあります。
年賀状印刷サイトは宛名印刷が有料のサイトもある
年賀状印刷アプリの比較で検証したアプリは全て宛名印刷無料でしたが、年賀状印刷サイトは宛名印刷に別途料金がかかるサイトもあります。また、基本は有料で、無料で印刷するには注文時期等の制約がある場合もあります。
データを保存&自宅印刷には対応していない
年賀状印刷アプリでは、作成したデータ(デザイン面)を自分のスマホに画像として保存できるサービスがありました。作成したデータを保存できれば、自宅のプリンターで印刷も可能です。
今回比較した年賀状ネット印刷にはそのようなデータ保存サービスはありませんでした。
宛名スキャンには対応していない
年賀状印刷アプリでは、スマホで撮影した宛名をデータ化してくれる宛名スキャンサービスのあるアプリがありました。
今回比較した年賀状ネット印刷にはそのようなサービスはありませんでしたが、CSVで入力に対応しているサイトは多いです。
年賀状ネット印刷サービスと、スマホ年賀状アプリの違いまとめ
年賀状印刷アプリがおすすめの場合 | 年賀状ネット印刷がおすすめの場合 |
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