フォトブックで有名な「しまうまプリント」ですが、「写真プリント」も充実しています。
当サイトではしまうまプリントの写真プリント全種類「色調補正有・無」2種類ずつ実際にプリントしました。
- 安いけど画質は悪くない?
- 写真用紙はどれを選べば良い?
- 色調補正はした方が良い?しない方が良い?
- 実際にプリントした画質が知りたい!
- しまうまプリントの写真サイズは何が選べる?
という方に向けてレビューします。
目次
しまうまプリントの写真プリントの画質!全6種を比較しました。
しまうまプリントの「FUJICOLOR高級プリント」と「しまうまオリジナル」を比較しました。「FUJICOLOR高級プリント」の方が暗部のグラデーションまでシャープにはっきり描写されています。
激安の「しまうまオリジナル」は、比較的赤みが強めの仕上がりでした。
- 補正の必要がない明るい写真は「FUJICOLOR高級プリント(補正なし)」がおすすめ
- 暗めの写真を明るく仕上げたいときは「FUJICOLOR高級プリント」の「補正あり」か、
もっと明るく仕上げたい場合は「プロ仕上げ」がおすすめ。
元から明るい写真や、プロが撮影した写真を「補正あり」にすると、明るい部分の階調が失われ「白飛び」してしまう可能性があるので注意しましょう。
まだ見てなかったらみてね!
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しまうまオリジナルの画質
しまうまプリント公式サイトの説明
(1)鮮明な色彩や微妙な色合いをナチュラルに再現する性能設計の国内有名メーカー印画紙です。
(2)白色度が向上、さらにヌケのよいハイライトを実現しました。
(3)潜像安定性の改良により常に安定した高品質のプリントが得られます。
(4)自然で滑らかな階調表現を可能にしました。
しまうまオリジナル:色調補正なし
よだれかけのタオル地の凹凸も意外ときれいに表現されています。
激安の「しまうまオリジナル」プリントでもL判サイズなら問題なくきれいな写真に仕上がります。
しまうまプリント「FUJICOLOR高級プリント」の仕上がりと比較すると多少赤みが強めで、エッジがぼけた仕上がりです。
しまうまオリジナル:色調補正あり
この写真では色調補正(自動)しない方が綺麗でした。
明るい写真は補正なしを選びましょう。
補正なしと比べてコントラストが強く、赤みもさらに強くなっています。
暗部のグラデーションが失われています。
しまうま:FUJICOLOR高級プリントの画質
FUJICOLOR高級プリント |
FUJICOLOR高級プリント |
---|---|
しまうまプリント公式サイトの説明
(1)褪色防止剤の劣化をいちだんと抑制する技術により、高品質画像の長期保存性を飛躍的に向上。
(2)ペーパーへの染料残留を減少、優れた白色度へと、さらに抜けの良いハイライトを実現。また、自然放射線によるカラーペーパーの保存性が大幅に向上し、優れた白色度を長く持続。
(3)現像液の活性度による影響を受けにくくし、常に安定した発色濃度が得られます。
FUJICOLOR高級プリント:色調補正なし
細かな陰影がシャープに描写されていて、3種類の印画紙の中ではグラデーションがもっともきれいに表現されています。
色味も実際のデータに近く綺麗な仕上がりです。
FUJICOLOR高級プリント:色調補正あり
グラデーションの美しさは補正なしと同じですが、明度が引き上げられていて若干白飛びし、暗部が潰れているように見えます。
基本的にすべての写真に言えますが、フジカラーの純正印画紙の場合も、明るい写真やプロが撮影した写真は補正なし、暗めの写真は自動補正ありが良いと思います。
しまうまプリントは「補正あり」と「補正なし」を「それぞれ写真ごとに指定できる」のがメリットです。
しまうま:プロ仕上げ高級プリントの画質
しまうまプリント公式サイトの説明
(1)飛躍的に向上したシャープネスと優れた白色度。
(2)ヌケの良いハイライトと一段とグレードアップしたシャドウのしまり忠実で自色像保存性。
(3)プロ仕上げに必要な彩度やコントラストを最適に再現できる技術により、さらに高品質の仕上がりを可能としました。
プロ仕上げ高級プリント:色調補正あり
「プロ仕上げ」で「色調補正あり」の画質です。プロが手動で色調補正をしています。
この写真ではよだれかけの凸凹陰影が白飛びし、顔の描写も平坦で立体感がなくなっていますので、補正は不要でした。
色補正は、暗くなってしまった写真の場合に試してみましょう。
プロ仕上げ高級プリント:色調補正なし
これはプロ仕上げで「補正なし(チェックを外して)」印刷してみたものです。
「プロ仕上げ高級プリント」の用紙が何かは不明ですが、この写真では補正無しでもきれいな仕上がりです。
ただし、プロ仕上げは基本的に「色調補正」のチェック欄にチェックをしてください。
(デフォルトでチェックが入っています)
プロ仕上げの場合、プロスタップが手動で最適な色調補正を行います。
色調補正を希望されない場合は「オリジナル・ FUJICOLOR 印画紙」を選択の上、「自動補正」の設定を「OFF」にしてご注文ください。
色補正しない場合は、プロ補正ではなく、他の用紙で注文した方が安いです。
注文方法・使用感
しまうまプリントの写真プリントには「パソコン」と「アプリ」2種類の注文方法があります。
- パソコンからは色調補正・トリミング・日付印字が個別に選択できます
- アプリからは一括設定しかできません
パソコンから注文
色調補正・トリミング・日付印字が個別に選択できます。
撮影日、場所、被写体など種類の違う写真を同時に注文するときには、特に必要なことです。
補足:編集時に!(ビックリマーク)が出たら
しまうまプリントフォトブックの「写真印刷」注文時、
画像の左下に×(バツ)・△(三角)・!(ビックリマーク)のマークがでることがあります。
これは、画像のサイズの推奨度合いのマークです。
×(バツ)・!(ビックリマーク)の場合、画像のプリントができません。
アプリから注文
画像それぞれの注文枚数を設定します。
「一括設定」をタップすると印刷枚数を一括で設定できます
注文画面に進むと、色補正・トリミング・日付印字の有無を選択します。一括で全写真に設定されます。
すべての写真を同じ条件設定で注文する一括設定が、小さな画面で操作するスマホアプリらしい注文の仕方です。写真一枚一枚の出来にこだわらず、たくさんの写真プリントをさっとスマートに注文したい人に向いています。
しまうまプリントの写真プリントの写真サイズと料金(税込)
サイズ (mm) |
しまうま オリジナル |
FUJICOLOR 高級プリント |
プロ仕上げ 高級プリント |
---|---|---|---|
ましかく (89×89) |
8円 | 12円 | 22円 |
DSC (89 x 119) |
– | 11円 | – |
L判 (89 x 127) |
11円 | 16円 | 25円 |
LW (89 x 133) |
– | 11円 | – |
KG判 (102 x 152) |
– | 17円 | – |
2L判 (127 x 178) |
23円 | 28円 | 39円 |
六つ切り (203 x 254) |
– | 440円 | – |
六切ワイド (203 x 305) |
– | 440円 | – |
四つ切り (254 x 305) |
– | 550円 | – |
四切ワイド (254 x 381) |
– | 550円 | – |
しまうまプリントの「プロ仕上げ」というのは、要するに手動で色調補正をしているという意味だそうです。(あくまでも「色調」だけの手動補正で、それ以外の画質補正はしないそうです。)
その「プロ仕上げ高級プリント」が一体どこの印画紙を使用しているのかは、サイトのどこにも書かれていませんでした。
【プロ仕上げ】
印画紙裏のメーカーマーク無、国内有名メーカーとしまうまプリントが協力して採用できた印画紙(ペーパー)です。
配送方法と送料・納期
配送方法 備考 枚数 金額 メール便
(ゆうメール)ポスト投函。
発送日より3~7日程度でお届け(日曜祝日を除く)。
追跡サービスなし。99枚以下 130円 100枚以上 無料(100枚以上で無料) 宅配便
(ゆうパック)直接手渡し。
発送日より2日程度でお届け。
お急ぎの方におすすめ、追跡サービス可能。– 690円
「ましかく」から「2L」までのプリントの配送は、ゆうメールによる郵便受けへの配送です。
配送パッケージは、しまうまプリントが特許を取得しているオリジナルの防水パッケージです。写真を樹脂製のトレーに入れて強化フィルム製の不透明な袋で梱包してあります。
「6切」から「ワイド4切」までのプリントは、ゆうパックによる手渡し配達です。
厚紙梱包またはダンボール梱包になります。
しまうまプリントの写真プリントを利用してみた口コミ
- 「FUJICOLOR 高級プリント」のサイズが充実している!仕上がりも綺麗!
- appストアのアプリの評価は星4.5!スマホ注文にもおすすめ!
- 13:59までの注文で当日発送の超短納期!業界最速級!
- パソコンからは補正ありと補正なしを写真ごとに指定できる
- 安価な「しまうまオリジナル」のサイズが少ない
しまうまプリントは、低価格のネットプリントサービスを提供する代表的サイトですが、銀塩プリントの品質は良いです。
今回プリントした写真の仕上がりは、[FUJICOLOR高級プリント(補正なし)]が一番美しかったです。
しかも、小さいサイズの正方形から四切ワイド(254 x 365)の大きいサイズまで、
多彩なサイズの印刷に対応しています。
大きいサイズのプリントはとくに、安い印画紙よりも
高画質なFUJICOLOR高級プリントで注文する方がおすすめです。