しまうまプリントのフォトブックはとにかく安くて納期が早いのが特徴です。
本記事は、実際にしまうまプリントで全種類のフォトブックを作って検証したレビュー・口コミです。仕上がりの画質や品質がわかる画像を交えて徹底解説します。
目次
しまうまプリントのフォトブック比較一覧表
| 商品名 | 評価 | 実際の画質 (拡大) | 実際の製本 (俯瞰) | 公式 | 価格 | ハードカバー A4スクエア相当 20P 送料込価格 | 印刷方式 | 表紙(カバー) 製本 | 綴じ方 | 紙質 光沢感 | サイズ | ページ数 | 送料 | スマホ オンライン編集 | スマホ アプリインストール編集 | パソコン オンライン編集 | パソコン ダウンロードソフト編集 | 写真掲載数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社しまうまプリント しまうまプリント プレミアムハード | ★3.9 | ![]() | ![]() | 公式ページ | 1,628円~ | 該当なし | DreamLabo5000 7色印刷 (インクジェット) | ハードカバー | 無線綴じ | 表紙:無光沢 本文:半光沢 DreamLabo専用紙 | A5スクエア/ A5縦長/ A4縦長相当 | 24P〜144P | メール便:130円 宅配便:690円 | 非対応 | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 非対応 | 1ページ4枚まで 1冊最大572枚 |
| 株式会社しまうまプリント しまうまプリント スタンダード | ★3.4 | ![]() | ![]() | 公式ページ | 998円~ | 該当なし | 液体トナー6色印刷 (デジタルオフセット) | ソフトカバー ジャケット付 (巻きカバー) | 無線綴じ | 表紙:無光沢 本文:半光沢 | A6縦長/ A5スクエア/ A5縦長/ A4縦長相当 | 24P〜144P | メール便:130円 宅配便:690円 | 非対応 | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 非対応 | 1ページ4枚まで 1冊最大572枚 |
| 株式会社しまうまプリント しまうまプリント ライト | ★3 | ![]() | ![]() | 公式ページ | 198円~ | 該当なし | 粉体トナー4色印刷 | ソフトカバー ジャケット付 (巻きカバー) | 無線綴じ | 表紙:無光沢 本文:テカリ有 | A6縦長/ A5スクエア/ A5縦長/ A4縦長相当 | 24P~144P | メール便:130円 宅配便:690円 | 非対応 | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 画像枠:固定レイアウトから選択 対応画像形式:JPEG / PNG | 非対応 | 1ページ4枚まで 1冊最大572枚 |
しまうまプリントのフォトブックを作って解った特徴2つ
「無料」系のフォトブックより安い! 1冊198円(税込)からの「激安」フォトブック

しまうまプリント ライトタイプ
しまうまプリントのフォトブックの送料は130円(税込)です。印刷価格をプラスしても「無料」系フォトブックより安くなる場合も!
納期が圧倒的に早い
しまうまプリントフォトブックの「ライト」タイプは翌日発送されます。
ラボ所在地の地理的条件から、商品の受け取りに時間がかかるのではと心配する人が多いかもしれませんが、メール便(130円)は発送日より7日程度で到着し、 宅配便 (ゆうパック) (690円)は発送日より2日程度で到着します。
しまうまプリントフォトブックでは、ユーザーの納期に対する懸念を払拭するため、このような短納期のサービスシステムを確立したのでしょう。企業努力の賜物と言えます。
しまうまプリントフォトブック画質は3種類
しまうまプリントには3種類の印刷タイプがあります。- ライト:粉体トナー4色印刷
- スタンダード:液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)
- プレミアム:DreamLabo 5000 によるインクジェット7色印刷
3種の画質はまったく違います。
しまうまプリント「ライト」タイプの画質は?
- しまうまプリント ライトの画質(4色印刷)
- しまうまプリント ライトの画質(4色印刷)(800dpiでスキャニング)
しまうまプリント フォトブックサービスについてのニュース フォトブックの印刷には富士ゼロックスのオンデマンドプリンタ「Color 1000 Press」を採用している。 引用:http://www.newprinet.co.jp/?p=9418コストパフォーマンスと汎用性が高く、小ロットのチラシ・DMなどの用途で使われているオンデマンド印刷機としてはハイエンドモデルです。しかし、フォトブックで写真の美しさを求める人は、その印刷に物足りなさを感じることでしょう。(→印刷の違いについて) その分価格においては業界最安値クラスです。 一冊198円(文庫サイズ)の激安フォトブックとしては、コストに見合った画質といえます。
用紙の光沢感は?
用紙自体は無光沢ですが印刷部分にはツヤ(テカリ)があり、若干ですが印刷部分(トナーが乗っている部分)の盛り上がり感があります。
しまうまプリント「スタンダード」タイプの画質は?
- しまうまプリント スタンダード (6色印刷)の画質
- しまうまプリント スタンダード (6色印刷)の画質(800dpiでスキャン)
用紙の光沢感は?
仕上がりのツヤ感は半光沢タイプです。
印刷部分と印刷がない部分(白い部分)は均一な光沢で、液体トナーのためトナーの盛り上がり感は全くありません。
しまうまプリント「プレミアムハード」の画質は?
- しまうまプリント プレミアム(DreamLabo5000 7色印刷)の画質
- しまうまプリント プレミアムハードの画質 (DreamLabo5000 7色印刷)(800dpiでスキャニング)
用紙の光沢感は?
「プレミアム」の用紙はキヤノン純正紙「サテン」で、半光沢タイプの控えめで美しい光沢感です。
印刷部分と印刷がない部分(白い部分)は均一な光沢です。
インクジェットタイプのため印刷部の盛り上がり感は全くありません。
プレミアムの詳しいレビューはこちら
参考:高画質のフォトブック4社「7色印刷DreamLabo 5000」の画質比較
しまうまプリントのフォトブックの装丁・製本は3種類
しまうまプリントの装丁・製本は3種類あります。- ソフトカバー無線綴じ+ジャケット(巻カバー)中表紙無地→ライト
- ソフトカバー無線綴じ+ジャケット(巻カバー)中表紙印刷あり→スタンダード
- ハードカバー無線綴じ→プレミアムハード
- しまうまプリント ライト(無線綴じ)
- しまうまプリント スタンダード(無線綴じ)
- しまうまプリント プレミアム ハードカバー(無線綴じ)
しまうまプリントフォトブックの「ライト」は ジャケット(巻きカバー)の付きの無線綴じソフトカバー

【ソフトカバー】しまうまプリント ライト(無線綴じ)
しまうまプリントフォトブックの「スタンダード」は ジャケット(巻きカバー)の付きの無線綴じソフトカバー
スタンダードの製本スタイルは、ソフトカバー・無線綴じの冊子本体に
表紙デザインを印刷したジャケット(巻きカバー)を巻くというライトと同じスタイルです。
ライトと異なる点は、表紙(表1)にもジャケットと同じ表紙デザインがカラー印刷されていることです。
ライトは何も印刷されていない白紙です。
ジャケット(巻きカバー)と冊子本体の背表紙部分には、
両方ともタイトルを縦組み文字で印刷することができます。
しまうまプリントフォトブックのプレミアムハードは 上製本タイプの無線綴じハードカバー

しまうまプリント プレミアム ハードカバー
しまうまプリントフォトブックは裏表紙または中面にバーコード・ロゴが掲載されます。

ネットプリントジャパン/しまうまプリント/しろくまフォトのフォトブック バーコードがあります。
「ロゴ」のみ有料(50円)で「非表示」にできます。バーコードは表示されます。
フォトブック各社の綴じ方はこちら
綴じ方(製本)でフォトブックを比較。同じ写真を使ってフォトブックを比較しました
綴じ方の違いの解説はこちら
糸綴じ ・ 無線綴じ ・ リング綴じ ・ 合紙綴じ ・ レイフラット製本の解説と比較
しまうまプリントフォトブックの編集方法
パソコンから注文と、スマホからの注文に対応
パソコンから注文する場合は、編集をすべてWeb上で行うことができますので、ダウンロードソフトをインストールする必要はありません。あらかじめ会員登録をする必要もありませんが、注文時に自動的にユーザー登録されます。自動配置ができる一方で、見開きごとのデザインテンプレートと各ページの写真を挿し変えることもできます。 スマホから注文する場合は、しまうまプリントの公式アプリをダウンロードし、スマホ内の写真をアップロードします。iPhone、iPad、iPod touch、Androidに対応しています。 パソコンの場合もアプリの場合も機能はほぼ同じです。写真やテキストのレイアウトは固定のテンプレートから選択し、自由な位置にレイアウトすることはできません。1ページに配置できる写真枚数
しまうまプリントフォトブックの1ページに配置できる枚数は、A5、A5スクエア、文庫、どのサイズも共通で最大4枚までです。フォトブックQ&A ~編集~ (公式サイトより引用) Q. 1ページに何枚まで画像を入れられますか? A .1つのページに入れられる画像の枚数は、最大4画像までとなります。1ページにたくさんの枚数を配置できるフォトブックはこちら
写真の自動配置が可能

しまうまプリント自動配置
フォント・文字やコメントの入力は?

しまうまプリント 編集画面
しまうまプリントフォトブック 写真の自動補正機能

しまうまプリント 画像の自動補正
しまうまプリントフォトブックの自動補正機能は使うべきか?印刷の仕上がりを比較
4色印刷「ライト」の自動補正の効果は?

しまうまプリント ライト 自動補正 有無の比較(スキャニング画像)
この写真の場合、自動補正にチェックした写真の方が、髪の毛の一本一本、ドレスのレース部分がシャープに印刷されています。肌は全体的に赤みが増して暖かい雰囲気の写真になっています。
7色印刷「プレミアム」「プレミアムハード」の自動補正の効果は?
しまうまプリント プレミアム 自動補正 有無の比較(スキャニング画像)
左側の自動補正した写真は、額のハイライト部分やブーケの白い花びらが若干白飛びしていますが、陰影部分の肌色や漆黒の髪の毛がきれいに描き出され、ネックレスのパールの色や輝きが美しく立体的に再現されています。
この写真の場合、4色印刷でも7色印刷でも、自動補正ありの方が美しい仕上がりになりました。
自動補正機能を使わない方が良い写真もある
自動補正機能を使わない方が良い写真もあります。 もともと明るくキレイな写真や、プロが撮影した写真は、自動補正によって逆に画質が悪くなってしまった、と感じる場合もあるので注意しましょう。 なお、しまうまプリントの「写真プリント(銀塩プリント)」の場合、しまうまプリント公式では以下のような写真は色補正を「しない方がいい」としています。 フォトブックの場合も参考になるので覚えておきましょう。ちなみに、色補正を「しない」方が良い写真もございます!
・すでに色調補正をした写真 ・カメラマンにより撮影された写真 ・イラスト ・水族館の水槽内の写真やダイビングで撮影された水中写真 ・単色部分の面積が多い写真 ・白黒写真
このような写真は、プリントしたい写真をみながら色補正の有無を選んでみてください 引用:https://blog.n-pri.jp/posts/38158624/
しまうまプリントフォトブック スマホアプリの対応状況
アプリの対応環境
iPhone、iPad、iPod touch:iOS 8.0以降、WiFi
Android:バージョン4.0以降
しまうまプリントフォトブックのフォトブックアプリは、iPhone版とAndroid版が揃っています。以前はアプリの質に問題がありましたが、バージョンアップにより、動作の不具合が改善されてきたようです。
しかし、スマホの機種によっては未だ不具合が発生しているようですので、PCからの注文が可能であれば、PCからの印刷がおすすめです。アップロードの時間は圧倒的にPCが早いです。
なお、フォトブックマニアが印刷した環境では、スマホ・PC共に不具合なく、アップロード&印刷ができました。ダウンロードは無料なので、試しにダウンロードしてアプリを触ってみて下さい。
しまうまプリントにギフトキットが登場!プレゼント用におすすめ
しまうまプリントのフォトブックに「ギフトキット」が登場しました。このキットは、しまうまプリントのフォトブックをプレゼントしたい際に便利なアイテムです。 パール紙の封筒とエンボス加工のシールが含まれており、フォトブックを手軽にラッピングできるようになっています。価格は1セット220円で、A5またはA5スクエアサイズのフォトブックに対応しています。注文は公式アプリ限定で、パソコンからは注文できません。しまうまプリントは注文後キャンセルが可能
しまうまプリントは、注文後「30分以内」ならキャンセルが可能です。ご注文完了後30分以内でしたら、お客様ご自身でのご注文キャンセルができます。
- ■キャンセル手順
- ログイン
- 「マイページ内「注文履歴」の注文番号横の「注文の取消」をクリック
- 「ご注文を取り消しする」をクリック
- 「取り消しする」をクリック
- ご登録アドレスへ“ご注文キャンセルメール”を送信いたします
しまうまプリントを作成したフォトブックマニアの口コミまとめ
- 「ライト」は業界最安値級の価格設定
- 「ライト」は納期がとても早く、16時59分までの注文で翌日発送
- 超高画質なDeamLabo5000 7色印刷が採用されている「プレミアム」も選択可能
- 表紙のデザインテンプレートが豊富!(アンパンマンなどのキャラクターテンプレートもあり)
- 可愛くカラフルなスタンプで装飾もできる
- ロゴを有料(50円)で非表示にできる
- テキストも写真も、レイアウト枠に基づく配置のみで、自由な変形はできない。(→自由な編集ができるフォトブック)
- 1ページの最大画像配置枚数は4枚と少なめ。
- 「ライト」の印刷は粉体トナータイプ(→印刷の違いについて)
- 「ライト」「スタンダード」に付属する紙製のジャケット(巻きカバー)は傷みやすいので、長期保存したい場合は、ビニールカバーをつけるのがおすすめ。
- 通常の無線綴じのため、ページが開きにくい。(特に「プレミアム」の商品は紙が厚めのため、開きにくさを感じる)
価格・納期を優先する人におすすめです。
スマホから注文できるフォトブックとしては比較的サイズやページ数の選択肢があって良いですね。




























