この記事は、実務経験のあるプロカメラマン・フォトグラファーが監修しています。
七五三写真の撮影を、スマホカメラや一眼レフカメラ等で自分で撮影する方も増えています。
七五三は、成長の節目にもなる大切なイベント。
七五三写真ではお子さまのとびきりかわいいシャッターチャンスを逃さず撮影したいですね。
そこで今回は、我が子をかわいく撮影できる、七五三写真の撮り方について解説いたします。
パパやママがお子さまの専属カメラマンになることで、お子さまの豊かな表情を存分に引き出した写真が撮れますよ。
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七五三で必ず撮っておきたいシーン6選!
七五三撮影をするときに必ず押さえておきたい撮影シーンをご紹介します。
撮りたいシーンをきれいに残すためには、事前の準備が大切です。
撮りたいシーンのイメージができたら、実際に参拝予定の神社へ「ロケハン」をしましょう。
実際に神社を確認しておくことで、どこでどんな写真を撮りたいかシミュレーションしやすくなります。
ロケハンでは当日使用する予定のカメラを持って、実際にレンズを覗きながらチェックしましょう。
シミュレーションすることで、当日迷うことなくスムーズに七五三参りができます。
それでは早速、必ず撮っておきたいシーンを一つずつ見ていきましょう。
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1、着物の全身写真
最初に必ず撮影しておきたいのが、着物を着ているお子さまの全身写真です。
意外にも、意識して撮らなければ撮り忘れてしまうこともある全身写真。
あまり着る機会が少なく、裾まで美しい着物を着た全身写真は、とくに意識して撮っておきたいシーンといえます。
全身写真は、着崩れや髪が乱れてしまう前の最初に撮っておくのがマスト!
全身がはっきり写るため、少しの乱れも目立ってしまいます。
撮影前に着物が崩れていないかチェックすることも忘れないでくださいね。
また、着物メインの全身写真のポーズは、着物が美しく見える左側をカメラに向かって前にして少し斜めに立ってもらうと良いです。
女の子の場合は、足を揃えることも忘れずに。
背景も入れた七五三の全身写真の構図は、片側に寄せた三分割法構図がおすすめ!
鳥居や建物と一緒だったり、広い場所でゆったり撮影できる場合は、
お子さまが真ん中にいる日の丸構図でも良いでしょう。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
一眼レフやミラーレスで全身写真を撮影する場合は、標準レンズの望遠側を使ってお子さまから少し離れた場所で撮影します。
例えば、18-55mmの標準ズームレンズの場合は、55mmで撮ると良いです。
望遠側で撮影することで、全身写真が主役になる背景のボケた写真が撮れます。
さらに、少し離れた場所で下から(ローアングル)撮影しましょう。
単焦点レンズを使う場合も同じように少し離れた場所で下から撮影します。
スマホカメラの場合
スマホカメラの場合も少し離れた場所で撮影します。
スマホを逆さに持ち、子どもと同じ目線の高さで構えます。
横より縦で撮影するとスマホカメラでも全身写真がきれいに残せますよ。
2、着物の後ろ姿の写真
美しく可愛らしい着物の後ろ姿も、必ず残しておきたいシーンの一つ。
前を歩いているところを撮影したり、パパやママと手を繋いでいる後ろ姿も良いですね。
お顔だけこちらを振り向いた姿も可愛らしいですよ。
全身写真と同じように、少し離れたところから撮るのが正解です。
歩いているところは、地面の水平ラインを意識するとバランスの良い写真が撮れます。
日の丸構図や二分割法構図、ぐっと離れて四分割法構図も面白いですよ。
また、女の子は帯や髪型の撮影も忘れずに。
帯や髪型は、日の丸構図で全体像がわかるように撮影したり、
思いっきり寄ってアップで撮影するのもおすすめです。
髪型は、上から見下ろす感じ(ハイアングル)で撮ると全体像が写せます。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
アップで撮影する場合は、絞り優先モード(Aモード)で、絞り値を一番小さく設定しましょう。
背景をボカして主役を引き立てることで、プロっぽい写真が撮れますよ。
スマホカメラの場合
スマホカメラ(iPhone)の場合は「ポートレート」モードを使えば、背景をぼかした写真が簡単に撮影できます。
カメラ の画面をスワイプして「ポートレート」を選択します。
3、支度・メイク・着付けのシーンの写真
神社での写真だけでなく、支度やメイク、着付けのシーンも残しましょう。
七五三の準備から撮っておくと、後日フォトブックを作るときにストーリーのあるものに仕上がります。
支度やメイク、着付けのシーンを撮るときには、前ボケを活用した撮り方がおすすめ!
前ボケを作ることで、離れたところから見守っているような、心温まる写真が撮れます。
壁や扉で前ボケを作り、すき間から覗いているように撮ったり、メイクしている人をボカして正面からお子さまを撮影してみましょう。
前ボケは、ぼかしたいものにカメラを思いっきり近づけて撮ることで、簡単に撮れますよ。
このテクニックはさまざまなシーンで活用できるため、ぜひ覚えておいてくださいね!
一眼レフやミラーレス一眼の場合
室内は明るさが足りない場合もあるので、一眼レフの場合、ISO感度を上げて撮影するのが正解。
ボケ感が作りやすい絞り値優先モードで明るさが足りない場所で撮影すると、極端にシャッタースピードが遅くなってしまい、写真がブレてしまいます。
ブレを防ぐためにも室内での撮影はISO感度を400〜3200で設定すると良いです。
スマホカメラの場合
スマホカメラの場合、「AE/AFロック」を使うと前ボケの写真を撮ることができます。
ピントを合わせたい被写体を長押しして、画面に「AE/AFロック」と表示されたら撮影できます。
4、家族の集合写真
基本的に、神社のような公共の場で三脚を使うのはNGです。
そのため、参拝した家族全員が写った集合写真は、どなたかに声をかけて撮ってもらいましょう。
家族写真をお願いする前に、背景や立ち位置、構図を決めます。
立ち位置は横一列に並んで前後にならないように意識しましょう。
カメラの構造上、ピントは面で合うようになっているので、前後に並ぶと全員にピントを合わせるのが難しいのです。
もし、大人数の参拝で横並びが難しいときには、中央を向くように体を少し斜めにして詰めて立ちましょう。
お子さまは前列に立ち、後ろに立つ大人と密着して距離ができないように意識すると良いですよ。
また、建物を背景に撮りたいときには、建物から離れた場所に立ちます。
レンズを覗いて確認しながら立ち位置の調整をすると良いでしょう。
準備が整ったら、写真を撮ってくれそうな方に
「この場所から連写で何枚も撮ってください。」
とお願いしましょう。
一眼レフやミラーレスの場合は、あらかじめ連写モードに設定して渡します。
スマホの場合は、シャッターボタンを長押ししてもらいましょう。
5、神社での手水舎シーンの写真
神社に入って最初に手水舎で手と口を清めますよね。
七五三写真を撮るときには、この手水舎で手と口を清めているシーンも撮影しましょう。
お子さまが柄杓を手に取ったシーン、
パパやママがお子さまの手に水をかけているシーンを撮影すると良いです。
手水舎を挟んで正面や斜め前から撮影したり、少し離れてサイドから撮っても良いでしょう。
パパママ目線で見たような写真に仕上がるように、
顔の表情がわかる程度の場所から見下ろす写真も忘れずに!
6、神社での参拝シーンの写真
七五三の雰囲気を存分に演じる神社で参拝しているところもも必ず撮っておきたシーンの一つ。
両手を合わせ一生懸命お参りしているところや、お子さまが鈴を慣らしているシーンを撮影するのがおすすめです。
少し離れたところから全身が写るように撮影したり、お子さまが主役になるようにアップで撮影したり、参拝シーン一つを取っても、バリエーション豊かに撮影してみましょう。
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七五三の写真をかわいく撮るコツ4つ
プロのカメラマンに撮ってもらう写真はどれも我が子がとびきりかわいい写真ばかり。
しかし、リラックスした普段の表情は、パパやママだからこそ撮れる写真なんです。
お子さまの写真を撮るときには、いくつかのコツを押さえておくことでとても可愛い写真が撮れますよ。
一つずつ確認していきましょう。
1、子供の目線で撮ってみよう
カメラを構えるときの基本は、「子どもの目線になって撮影すること」です。
どうしても大人目線で撮影すると、上から見下ろすような写真に仕上がってしまいます。
そのような写真になると背景がほとんど地面ばかりのパッとしない写真になってしまったり、遠近法によって頭や顔が大きく写ってしまい、バランスの悪い印象に。
目線を変えるだけで写真に奥行きがあり、バランスも良く自然に写せますよ。
2、自然な表情を撮ろう
かしこまった記念撮影のような写真も良いですが、やはり自然な表情が一番生々していて可愛いですよね。
七五三でも自然な表情を撮れるように心掛けましょう。
自然な笑顔の写真はもちろん、葉っぱや石で遊んでいる姿を狙うのも良いですね。
お参りに飽きてしまったところもシャッターを切りましょう!
後から見返して思い出が蘇ってくるのは自然な姿の写真です。
パパママだからこそ撮れる、リラックスした自然な表情をしっかりと残してあげてくださいね。
3、背景をぼかした写真を撮ろう
プロが撮るような背景をとろけるようにぼかした写真も、主役のお子さまの可愛さを引き立ててくれます。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
背景をぼかした写真を撮るには、
「F値が低いカメラ(できることなら単焦点レンズが良いでしょう。)」や
「望遠カメラ」を使って撮影します。
F値が低ければ低いほど、背景がボケやすくなるのです。
さらに、望遠カメラを使えば圧縮効果で絶妙なボケ感を演出できます。
できることならF値の低い望遠レンズを使うことがおすすめですが、お子さまからそんなに離れられなかったり、小さな神社ですと物理的に望遠レンズが使えないこともあるでしょう。
そんなときには、できる限りF値の低い単焦点レンズを使うのがおすすめです。
50mmや35mmレンズはすぐ近くで撮影できるので、離れられないお子さまの撮影にもぴったりですよ。
ちなみにカメラは、絞り値優先モード(Aモード)でF値(絞り値)を一番小さな数字に設定してください。
レンズキットに付属されている標準ズームレンズを使う場合は、
望遠側(一番大きな数字)にして、F値を一番小さくすると良いです。
光の加減や撮影する位置によってはお顔が暗くなってしまうこともあるため、暗く感じたときには露出補正をプラス側にしてお好みの明るさに調整しましょう。
ISO感度は外で撮影する場合は、100〜400程度で天気によって調整すると良いです。
スマホカメラの場合
スマホカメラ(iPhone)の場合は「ポートレート」モードを使えば、後ろボケ写真が簡単に撮影できます。
カメラ の画面をスワイプして「ポートレート」を選択します。
4、撮影時の基本は「連写」モード!
集合写真のお話でもお伝えしましたが、お子さまの撮影するときは連写モードが基本!
お子さまの表情や動きは止まることなく変わるので、良い瞬間を逃さず撮るには連写モードで何枚も撮って、後日写りの良いものだけ抜粋すると良いです。
スマホカメラの場合
スマホの場合は、シャッターボタンを長押しで簡単に連写撮影ができます。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
一眼レフやミラーレス一眼で連写をする場合、ピント合わせは「オートフォーカス」を使いましょう。
できる限り気にしなければいけないポイントを減らすことで、お子さまの撮影に集中できるのでシャッターチャンスを逃してしまう可能性が減りますよ。
写真が映える美しい背景を探そう
せっかくの七五三写真なので、着物に合う美しい背景で撮影してみましょう。
背景をこだわることで雰囲気の良い七五三写真が撮れますよ。
ちなみに、写真を撮るときの背景はできる限り「シンプルに」が鉄則!
不要なものや他の人が写り込んでしまうと、伝えたいものがわからず、ごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。
撮りたい場所に加え、不要なものが写り込まないように場所を選んで撮影するのがポイントです。
以下より、七五三撮影でおすすめの背景についてご紹介します。
背景を意識するだけで写真の仕上がりが変わるので、ぜひ意識してみてくださいね。
「鳥居」を背景に七五三の写真を撮る
神社といえば「鳥居」での写真は絶対に押さえておきたいですよね。
鳥居と一緒に撮るときには、鳥居よりも少し前の方にお子さまを立たせます。
ある程度、距離を取ることで鳥居全体を写し出せるのです。
構図は鳥居をバックに真ん中に立った日の丸構図でも、片側サイドに寄った三分割法構図でもOK。
また、写真映えするため、連なった赤い鳥居がある神社の場合はぜひ撮影を!
ただし、中に入り込んでしまうと赤い色味が顔に反射してしまうこともあるので、鳥居に背を向けるようにポーズしたり中には入らずに撮影した方がおすすめですよ。
「階段」を背景に七五三の写真を撮る
神社にある階段に座る姿も可愛いですよ。
階段の先には建物があることが多いので、建物を背景に撮影したいときにもおすすめです。
最後に撮影することで、着崩れも気になりません。
「紅葉」を背景に七五三の写真を撮る
タイミングがあえば七五三の参拝が紅葉シーズンに重なることも!
せっかくの機会なので、紅葉と一緒に撮影するのもおすすめです。
望遠レンズを使って、バックの紅葉を思いっきりボカした写真が素敵です。
お子さまの高さに合う低い木があれば、葉っぱで前ボケを作っても良いでしょう。
紅葉だけでなく落ち葉の上に座って葉っぱで遊んでみたり、葉っぱをタッチしているシーンも可愛いです。
和傘と一緒に撮って大人っぽく演出してもOKです。
七五三らしい小物も撮影しておこう
七五三撮影では、小物を使って撮影するのもおすすめです。
小物を使って撮影することで、より雰囲気の良い写真が撮れますよ。
七五三らしい小物一覧
また、写真映えするだけでなく、小物を使うことでお子さまの気分も紛れるので、かわいい笑顔を引き出すこともできます。
以下より、七五三撮影でおすすめの小物についてご紹介します。
千歳飴の写真
七五三写真の定番、千歳飴を使った撮影はまず押さえておきたい写真の一つです。
背景の整った場所や鳥居の前などで、千歳飴を持ってポーズを取ってもらいましょう。
七五三のご祈祷後の授与品として神社からいただくことが多いので、千歳飴の撮影はご祈祷後の撮影がおすすめです。
ただし、神社によっては千歳飴を配っていない場合もあります。
千歳飴を使って撮影したい方は、事前に確認しておきましょう。
神社の前で撮影スタジオで撮影をする場合は、撮影スタジオでもらえることも多いです。
絵馬の写真
神社にある絵馬を使って撮影してみましょう。
願い事を書いているところはもちろん、絵馬を背景に撮影しても七五三らしい雰囲気の写真が撮れますよ。
絵馬を背景に撮影する際には、奥行きを出すように正面からではなく、横から撮影することを意識してみましょう。
手前の方にある絵馬にぐっと寄りながら撮影すると前ボケが作れます。
また、お子さまが願い事を書いているシーンは、願い事を書いているところを斜め上や同じ目線から撮ってみると、真剣に願い事を書いている表情が残せます。
あえてお顔は写さず、絵馬と願い事を書いている「手元」を写しても写真のバリエーションが増えるでしょう。
書いた絵馬はお子さま自身に取り付けてもらったり、難しい子は取り付けた絵馬を指差してもらったポーズもおすすめです。
お守りの写真
神社で販売されているお守りを購入した場合、お守りと一緒に撮影しても良いですね。
どのお守りを買おうか迷っている姿や手にとって喜んでいる姿も残しておきたいシーンです。
お子さまにお守りを両手で包み込むように持ってもらい、パーツ撮りのように撮るのも良いですよ。
手毬の写真
華やかな手毬を持った姿も可愛く撮影できます。
胸の位置で持ったり、顔のすぐ下の位置で持ったポーズでの撮影がおすすめです。
室内でスタジオ風写真の撮影で使うと、華やかな印象に仕上がりますよ。
番傘・和傘の写真
お子さまからも大人気の「番傘」を使った撮影も写真映えします。
年齢によって番傘のサイズ感が変わるので、使用する場合は年齢に合ったサイズの番傘を使いましょう。
3歳は直径60cm程度、
5歳、7歳は直径80cm程度の番傘が良いです。
ちなみに、一度手に取ると離してくれないお子さまもいるので、撮影後半に使うのがマストです。
おみくじの写真
せっかくの神社でのセルフロケーション撮影になるので、おみくじを引いてみてはいかがですか?
おみくじを引いている真剣な表情やおみくじの結果を見たときの表情などをアップで残しましょう。
背景をぼかすように撮影することで、日常の一コマのような写真も魅力的な一枚に仕上がりますよ。
紙風船、吹き戻しの写真
紙風船と吹き戻しは、遊んでいるところが絵になるように撮影できるので、ぜひ準備しておきたいアイテムです。
紙風船をふーっと膨らましているところや
吹き戻しを吹いているところをアップで撮影してみましょう。
また、遊んでいるところを全身が写るように撮影することも外せないショットです。
ちなみに、紙風船と吹き戻しはご祈祷や撮影がほぼ終わったタイミングで渡すのがマスト!
最後に撮影することで、着崩れしても気にしなくて良いので、子どもたちを思いっきり遊ばせられます。
慣れない着物で疲れてしまった子どもたちもとびっきりの笑顔を見せてくれますよ。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
アップで撮影する場合は、F値(絞り値)を一番小さくして撮影してみましょう。
アップは背景をぼかすことで、お子さまが引き立つ写真が撮れますよ。
スマホカメラの場合
スマホカメラ(iPhone)の場合は「ポートレート」モードを使えば、
アップの背景をぼかした写真も簡単に撮影できます。
おうちでスタジオ風の七五三写真を撮ろう
ご祈祷と一緒に神社で撮影するだけでなく、おうちで七五三スタジオ風の写真を撮るのも記念になります。
自宅でスタジオ風の写真を撮る場合も、背景にこだわることで簡単にオシャレなスタジオ風写真が撮影できますよ。
カーテンを使う
おうちでスタジオ風写真を撮るなら、白いレースのカーテンを使って撮影しましょう。
白いレースのカーテンを使うことで、柔らかい光の中で撮影できるのでスタジオでプロが撮影したかのようなふんわりとした写真が撮れます。
できればリビングにある大きめの窓の前がおすすめです。
一眼レフやミラーレス一眼の場合
ふんわりと撮るには、絞り値優先モードを使って、F値は一番低く設定します。
この時、周りが明るいため顔が暗く写ることがありますが、顔が暗く感じた時は露出補正をプラス側に補正して調整しましょう。
ISO値は400〜3200の中で、シャッタースピードが遅くなりすぎないように調整しましょう。
スマホカメラの場合
スマホカメラ(iPhone)の場合は「ポートレート」モードを使うのが良いでしょう。
白い壁を使う
おうちでのスタジオ風写真を撮影するなら、白い壁を使った撮影もおすすめです。
白い壁のようなシンプルな背景で撮影することで、スマホでもオシャレな雰囲気の写真が撮れますよ。
やはりこちらも光が入る方が魅力的な写真が撮れるので、窓からの光が入る場所での撮影が良いでしょう。
もし、光が入りにくい場合は蛍光灯などの光を利用してもOKです。
一眼レフやミラーレスで撮影する場合は、基本的にカーテンの前で撮影する時と同じ設定で撮影しましょう。
まとめ
セルフで撮影する七五三写真の撮り方についてご紹介しました。
撮りたい七五三写真をイメージして、イメージに合う写真はどうすれば撮れるのか事前にシミュレーションしておくことで、素敵な七五三写真が撮れますよ。
ただし、あまり意気込んでしまうと空回りしてしまうこともあるので、程よく肩の力を抜いて直感で「いいな!」と感じた瞬間にシャッターを切ってください。
パパやママが楽しくシャッターを切っていたら、お子さまも自然に笑顔になることでしょう。
ぜひ、ご紹介した設定方法や構図などの撮り方を参考にして、素敵な思い出になる1日を過ごしてくださいね。
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