妊娠期には「マタニティフォト」を記念に残しておきたいですね。
しかし、マタニティフォトを撮りたくても、
・プロに撮影してもらうほどではない
・他人にお腹を見せることに抵抗がある
と考える方も少なくないでしょう。
しかし、せっかく撮影するのならプロが撮影したようなおしゃれなマタニティフォトが撮影したいですよね。
今回は、実際に様々なシーンでマタニティフォトを数多く撮影してきたプロカメラマンが、セルフで撮影できるマタニティフォトの撮り方とアイデアをご紹介します。
この記事を見ることで、スマホカメラでもまるでプロが撮影したかのようなおしゃれなマタニティフォトが撮影できるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事は、実務経験のあるプロカメラマン・フォトグラファーが監修しています。
目次
まるでプロが撮影したようなおしゃれなマタニティフォトの撮り方とは?
プロが撮影した写真は雰囲気があってとてもおしゃれですよね。
実は、ちょっとしたポイントを押さえることで、セルフ撮影でもまるでプロが撮影したかのようなおしゃれなマタニティフォトが撮れるんですよ。
もちろん、お手元にあるスマホでどなたでも手軽に撮影できます。
早速、紹介していきます。
自然光の入る空間で撮影
自宅でマタニティフォトを撮影する場合は「自然光」の入る空間で撮影するように心がけましょう。
自然光の当たる場所で撮影することで、まるでプロが撮影したような暖かみのある写真が撮影できます。
具体的には、大きな窓のある部屋で一番日当たりの良い時間帯に撮影することがベター。
逆光を利用した撮影
「エモい」雰囲気に仕上げたい時には、逆光をうまく利用してみてください。
逆光を利用すると、ふんわりとした優しい雰囲気の写真に仕上がります。
室内の場合は、窓の前に立って撮影すると良いです。
番外編として、横から光が差し込む、いわゆる「半逆光」といった光の位置で撮影することも、バリエーションの一つとしておすすめです。
記録として残すなら「屋外撮影」がおすすめ!
マタニティフォトの撮影は室内だけでなく、ロケーションの綺麗な屋外で撮影することもおすすめです。
例えば、花畑や芝生の綺麗な公園、緑の美しい公園も良いでしょう。
・ナチュラルな雰囲気の写真を撮りたい
・子どもが生まれたら同じ場所で撮影したい
という方に特にぴったりですよ。
ペイントフォトに挑戦しても面白い!
マタニティフォトを通してパートナーや家族と思い出を作りたい!という方は、ペイントフォトもおすすめですよ。
カラフルな絵の具を準備して、大きな紙やお腹に絵を描くのです。
カメラの前でかしこまった撮影はどうも緊張してしまう方や、子どもと一緒に撮影するマタニティフォトでぴったり!
ただし、がっつりペイントフォトをやりたい時には
・芝生のきれいな公園
・空がきれいに抜ける場所
・海
がおすすめです。
マタニティフォトシールを使うと手軽!
ペイントフォトは難易度が高い、もっと手軽に撮影したいという方は「マタニティフォトシール」を使ってみましょう。
マタニティフォトシールとは、まるでペイントをしたかのような可愛らしいイラストを、おなかに貼り付けることのできるシールです。
シンプルなデザインから、おなかの赤ちゃんの週数を表しているシールまで種類はたくさんあるので、パートナーと一緒にどれを使おうか選ぶのも楽しいですね。
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マタニティフォトでおすすめのポーズ
マタニティフォトの撮影の時にどんなポーズをすれば良いのか、悩まれる方も少なくないでしょう。ここからは、マタニティフォトでおすすめのポーズを提案いたします。定番のポーズからSNSで話題のポーズまで、様々なポーズを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おなかを撫でてみる
マタニティフォトの定番「おなかを撫でるポーズ」はぜひ押さえておきたいポーズです。
ママさんがご自身のおなかを撫でてみたソロショットはもちろん、パパさんがおなかを撫でたポーズもとってもおすすめです。
定番のポーズだからこそ、小物と一緒に組み合わせてみてもオシャレな一枚が撮れますよ。
おなかを包み込むようなポーズ
手でおなかを包み込むようなポーズは、「赤ちゃんの誕生を心待ちにしているよ」「赤ちゃんのことがとっても愛おしいよ」といった温かい雰囲気のマタニティフォトに仕上がります。
もちろんこちらも、ママさん自身がお腹を包み込んでも、パパさんが包み込んでもOK。
目線をおなかに向けることがポイントです。
おなかの前に手でハートを作る
パパがママにバックハグをして、おなかの前でハートを作ってみてください。
この時ママの手は、
・パパの腕や手に添えてみる
・パパの作るハートの下でハートを作ってみる
と、自然に見えます。
天気の良い日のロケーション撮影では、手でハートを作った影をおなかに写しても可愛いですよ。
おなかにキス
夫婦での撮影や、上の子と一緒に撮影するときは、パパや上の子がおなかにキスする姿も可愛らしいです。
バックハグ
パパがママの後ろに回っておなかに触れるようにバックハグをしてみましょう。
シンプルにバックハグするだけでも良いですが、
・エコー写真やベビーグッズなどの小物を持つ
・ほかのポーズと組み合わせてみる
と、バリエーションが増えますよ。
おなかに耳を当てたり、声をかけてみる
パパや上の子がおなかに耳を当てたり、声をかけているようなポーズも可愛くておすすめです。
この時、ママさんはおなかに目線を送ると、プロのような写真が撮れます。
上の子と撮影する時には、上の子に目線を送ってもOKです。
また、いわゆる「糸電話」を赤い毛糸などで作って小物として活用してみましょう。
片側をおなかに当ててポーズを取っても写真映えしますよ。
糸電話を使えば、ママのソロショットも撮影できます。
エコー写真や赤ちゃんの服を使って撮影
エコー写真やベビー服など、赤ちゃんにまつわるアイテムを使った写真も積極的に挑戦してみましょう。
赤ちゃんにまつわるアイテムは思い出にもなるので、数年後見返した時にも愛おしく感じますよ。
具体的におすすめの小物はこのあと解説しているので、そちらをご覧ください。
フェイスレスならお顔が映ることが苦手な方にもぴったり!
「フェイスレス」とは、あえて顔が見えないように撮影すること。
お顔を見せるマタニティフォトは恥ずかしい…、という方にぴったりなんですよ。
具体的には
・小物を使って顔を隠して撮影
・顔が隠れるような画角で撮影
・シルエット撮影
すると良いでしょう。
フェイスレスなら恥ずかしさもなくなりますし、SNS映えするおしゃれなマタニティフォトがどなたでも手軽に撮影できますよ。
マタニティフォトで着用したい衣装・おすすめの小物アイデア
マタニティフォトの撮影では、様々な小物を使って撮影することで、どなたでも手軽におしゃれな雰囲気に仕上がります。ここからはマタニティフォトでおすすめのアイテムと、それぞれのアイテムを使った写真の撮り方を解説していきます。
おすすめ衣装
マタニティフォトで着用する衣装は基本的に「おなかの膨らみがわかりやすい服」がおすすめです。
マタニティフォトらしい愛おしい写真が撮れるからです。
具体的には
・マタニティドレス
・白いTシャツ+デニム
・夫婦でお揃いの服
・ゆったりとしたワンピース
のいずれかが良いでしょう。
ただ、おなかの膨らみが目立つものが良いと伝えましたが、どうしてもおなかを強調した服に抵抗を感じる方は、ゆったりとしたワンピースでもおしゃれな写真が撮れますよ。
ただし、あえてマタニティフォトらしさを抑えた写真にしたい場合は、逆にお腹が目立たない服を選びます。こちらを参考にしてください。
エコー写真
検診の時に受け取る「エコー写真」はマタニティフォトの小物にぴったりです。
お気に入りの一枚(赤ちゃんの顔がよく目立つものがマスト!)を使っておなかに当ててみたり、二人でエコー写真を見つめてみても良いでしょう。
数枚エコー写真がある場合は、麻紐と木製クリップを使って数枚吊り下げたものを手に持って撮影してもおしゃれです。
室内や芝生のある公園で撮影するときには、エコー写真を床や芝生に並べて、その近くに座るようなポーズもおすすめですよ。
赤ちゃんの服
赤ちゃんのために準備した服も一緒に撮影してみましょう。
シンプルにベビー服を持って撮影しても絵になります。
また、赤ちゃんに衣類を着せる前に「水通し」という作業を行います。
SNSではこの水通しのことを「世界一幸せな洗濯」と呼ぶことも。
そんな「世界一幸せな洗濯」のシーンを写真に残すことで、赤ちゃんの誕生がまちどおしい!といった愛おしい雰囲気の写真が残せます。
実際に洗濯をしている様子を自宅で撮影するのもOKですし、屋外ではエコー写真のように麻紐と木製クリップを使って吊るしている様子を撮影してもOK!
マタニティ期間中にぜひ積極的に残してもらいたい瞬間です。
ベビーシューズや靴下
手のひらサイズのベビーシューズや赤ちゃんの靴下は、両手に乗せて撮影してみてください。
お腹の前に持っていったり、顔に近づけて撮影しても可愛いですよ。
ほかには、地面においてその両隣にパパママが立ってみて、足元にフォーカスした写真を撮ってみるのもおすすめです。
ファーストトイ(ぬいぐるみ)
ファーストトイとは、おなかにいる赤ちゃんにとって初めてのぬいぐるみのこと。
ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てた写真を撮ってみましょう。
例えば、ぬいぐるみを高い高いしてみたり、手を繋いでみたり。
ぬいぐるみを顔に近づけて撮影しても良いでしょう。
ちなみに、高い高いや手を繋いだポーズは、フェイスレスでも撮影できます。
高い高いでは、カメラに背を向けて高い高いをしてみたり、手を繋いだポーズではぬいぐるみにフォーカスするように撮影したりすると良いですよ。
指輪
予定日まであと「100日」だったり、「10日」だったりキリの良い日数のときには、おなかに結婚指輪や婚約指輪をおいて「あと⚪︎日」といった写真も撮ってみましょう。
いつもの記録もおしゃれに残せますよ。
花やブーケ
一輪の花や、ブーケを使って撮影してみましょう。
一輪の花を使うときには、
・お気に入りのカラーの花
・赤ちゃんが生まれる季節の花
を使うと良いですよ。
ブーケは、お腹に添えてみたり、お顔を隠して撮影してみてもおしゃれです。
生花ではなく、ドライフラワーのブーケを使うとナチュラルな雰囲気に仕上がりますよ。
マタニティマーク
妊娠期を一緒に過ごしてきた「マタニティマーク」を使った写真を取ることも、思い出になりますよ。
両手でマタニティマークを包み込むようにして、手元にフォーカスして撮影してみましょう。
花畑のようなロケーション撮影にもぴったりです。
マタニティフォトは気持ち悪い?気持ち悪く見えない撮り方のポイントは?
ネットなどを見ていると「マタニティフォトは気持ち悪い」という言葉を目にしたことがある、という方もいるかもしれません。
妊娠時の通常時とは違うお腹の大きさに、「気持ち悪い」と感じてしまう人もいるようです。
せっかく撮影するので、気持ち悪く見えないように撮影したいですね。
マタニティフォトが気持ち悪く見えない撮り方にはいくつかポイントがあります。
衣装のポイント
例えば、衣装には、お腹の目立たないワンピースやいつもの服を。
素肌の見えない衣装を選ぶことがおすすめです。
さらに、花畑や緑のキレイな公園などでナチュラルに撮影すると良いです。
ナチュラルな雰囲気で撮影することで、自然なカップル写真のような雰囲気に仕上がるので、マタニティフォトに気持ち悪さを感じる方も撮影しやすいでしょう。
小物を使った撮影
また、人物にフォーカスした撮影には恥ずかしさがあったり、抵抗がある…という場合は、先ほどご紹介したエコー写真や、ベビーグッズなど、小物をメインにした撮影にしても良いでしょう。
小物にフォーカスすることで、パッと写真を見た時に小物に目線がいくので、違和感なく撮影できます。
マタニティフォトに気持ち悪さを感じてしまう方は、「ナチュラルに撮影すること」、「素肌が見えないように撮影すること」を意識しましょう。
色味の調整
写真をモノクロ・セピア色に加工すると、色の主張がなくなるため人間らしい印象を抑えることができ、なおかつ「おしゃれな印象」を与えることができます。
プロカメラマンが撮影したほとんどの写真は「レタッチ」といった写真の編集作業をしてます。
具体的には、専用ソフトを使って撮影した写真の色味を調整するのです。
ご自身でプロのように色味を編集することは少し難しいので、セルフ撮影ではフィルターを上手に使って
・モノクロ
・セピア
など、ちょっと雰囲気を変えた写真を撮ってみると楽しいですよ。
スマホアプリ場合、フィルムカメラアプリで独特な雰囲気の加工ができます。
モノクロ写真は大人っぽいシックな雰囲気に、セピアは海外らしいオシャレな雰囲気に仕上がります。
シルエット撮影
露出補正機能をうまく利用してシルエット撮影に挑戦してみても良いです。
マタニティ期ならではの美しい姿をシルエットした写真はおしゃれでかっこいい雰囲気に仕上がりますよ。
室内ではレースのカーテンを閉めた窓の前に立って撮影します。
外でシルエット撮影に挑戦したい時には、夕方など少し辺りが暗くなってから撮影してみましょう。
★露出補正のやり方(iPhoneの場合)
カメラアプリを起動後、画面をタップ。すると黄色い正方形の隣に「太陽マーク」が出てきます。この太陽マークをスライドさせると明るさの調整ができます。シルエット撮影の場合は、画面をみながら少しずつ暗くしてみましょう。
屋外の場合は、画面に映る一番明るいところをタップすると良いですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回はプロカメラマンが教える、マタニティフォトのおしゃれな撮り方とアイデアを提案いたしました。
実際に簡単にできそう!というものから、少し難しそうだけどこだわりの一枚が撮れそう!といったものなど、様々な撮り方やアイデアがあったかと思います。
どんなアイデアもまずはどんなマタニティフォトが撮りたいのかイメージすること、パートナーと撮影する時にはお互いのイメージを共有することがとっても大切です。
撮影するまでに準備もあるかと思いますが、準備期間すら思い出となります。
どれもスマホカメラで撮影できるものばかりですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。