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フォトブックの構成には「台割表」を使ってみよう!
台割表とは、書籍・雑誌やパンフレットなどの冊子(ページ物)を編集するとき、構成を一覧化した設計図です。
まだ見てなかったらみてね!
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台割表には、見開き図タイプと表タイプの2種があります。
「見開き図タイプ」台割表で構成を考える
※一般的な台割表は「表1」「表2」・・と表記しますが、この台割帳はフォトブック用にわかりやすいよう、編集画面と同じ配置で、「裏表紙」「表紙」としています。
四角い枠を見開きイメージとして並べた台割表は、全体のイメージがわかりやすく、おおまかな写真のレイアウトも枠内で検討できます。
未記入をダウンロードして印刷できます
この台割表と同じ配置 |
この台割表と同じ配置 |
「表タイプ」台割表で構成を考える
※一般的な台割表は「表1」「表2」・・と表記しますが、この台割帳はフォトブック用にわかりやすいよう、「表紙」始まりで、基本的に写真を入力する必要のあるページを表記しています。
※この台割表では背景色の違いで、フォトブックを開いた時、見開きで隣同士になるページを表しています。フォトレボ / マイブック などのページ割と同じです。
ページ数の多いフォトブックを作るときや、簡単に全体の流れだけを決めておきたい時は、上図のような1ページ1行でページ番号を左端に入れた表組みの台割表も良いでしょう。
フォトブックの構成タイプ・構成例
フォトブックを作るときは、完成形がイメージできていると、編集作業が楽になり、完成度が上がります。
ここでは、作品の完成形をイメージするのに役立つモデルタイプとして、フォトブックの構成タイプを3つ紹介します。
フォトブックの構成タイプ(1)
日記・フォトダイアリー
[こんな人におすすめ]
日付とコメントを添えた、わかりやすい時系列のフォトブックを継続的に作りたい人に。
[フォトブックの表現内容]
成長していく子供やペット、様変わりしていく街の景観、季節の移ろいなど、記憶にとどめておきたい日常的なスナップショットでつづる写真日記です。
日記といっても毎日つける必要はなく不定期でOKです。
成長の速い赤ちゃん、幼児期は間隔を空けないように写真を用意しましょう。
[ページ構成やレイアウトの要点]
- 写真を単純に時系列で配列。
- 日記と同様に「何月何日」という日付を一日分のタイトルとして付けます。
- その日の出来事や写真ごとの撮影場所・時刻を明記し、簡単なコメントもできるだけ付けましょう。(月日がたてば印象や記憶があいまいになりますから。)
フォトブックの構成タイプ(2)
テーマ別にまとめる
[こんな人におすすめ]
ユニークで印象的なフォトブックを作りたい人に。
[フォトブックの表現内容]
時系列配列だけでなく小見出し的なサブテーマで写真をまとめてみましょう。
[ページ構成やレイアウトの要点]
- 本文を複数のセクションに分け、それぞれにサブテーマを付けます。
- (例)赤ちゃんの写真集なら、「寝顔」「笑顔」「泣き顔」「変顔」といったようなサブテーマを決めて、お気に入り写真をまとめます。
フォトブックの構成タイプ(3)
定点撮影の記録写真集
[こんな人におすすめ]
子供の成長や家族の姿、自宅・街の景色の「変化」を記録して残したい人に。
[フォトブックの表現内容]
1年、10年、20年という時間的経過で人や家、街の景色が変化していく様子を、長期間にわたる定点撮影の写真で表現します。
たとえば、子供が生まれたときに自宅前で家族の集合写真を撮影し、その後も毎月、毎年、同じ場所で同じ構図・ポーズの写真を撮影します。
子供の成長記録にしぼって表現したいときは、子供が一人で立つことができるようになったら自宅前で撮影し、その後も成長の節目のたびに同じ場所での立ちポーズを撮影します。
[ページ構成やレイアウトの要点]
- 定点撮影写真を1ページ1点で連続して配置すると、子供や環境の変化がもっとも分かりやすい写真集になります。
- 定点撮影写真1点を見開きの左ページに配置し、右ページに同じ年の写真を多数レイアウトすると、子供の成長の跡をたどるのに適した年表的表現になります。
- 全身写真は縦長の構図になるので、縦長サイズのフォトブックがレイアウトしやすくおすすめです。
まとめ
- 「台割表」を使ってあらかじめ構成を考えておくことで、編集作業が楽になり、フォトブックの完成度が上がります。
- 後から見返して楽しいと思うフォトブックを作りましょう。