このページでは、サイズが大きいフォトブックを作りたい人に向けて
- 大きいフォトブックを作る際の注意
- 大きいフォトブックを作れるフォトブックサイト
をご紹介します。
目次
大きいフォトブックを作りたいとき
一般的なフォトブックの最大サイズは、A3スクエアです。
A3スクエアとは、A3サイズの短辺を基準とした297×297mmの変形サイズ(正方形)になります。
また、「A4」も大きいサイズと言えるでしょう。
フォトブックは一般に、A5程度の大きさか、変形サイズ(A4スクエア、A5スクエアなど)、あるいはコンパクトな文庫本サイズなどに人気があるようです。大きいサイズより価格が安いので手軽に購入できます。
しかし、大きい写真集や画集・写真館で作成するアルバムにあるようなA4〜A3スクエアクラスの大きなフォトブックに対するニーズも、けっして少なくありません。七五三や結婚式などの記念アルバムには最適のサイズです。
また、大きいサイズのフォトブックなら、1ページにたくさんの写真をレイアウトすることができるので、1冊の掲載写真数で言えばコストパフォーマンスが高くなります。
大きな写真をレイアウトするときは、画像サイズに注意!
A4〜A3クラスのフォトブックで写真をページ全面にレイアウトするような場合には、相当に大きな画像サイズ(ピクセル寸法)が必要になります。
A3スクエアサイズに、1ページ全面に1枚の写真をレイアウトしたい場合、
3508 x 3508 px(ピクセル) の画像サイズが必要です。
※印刷に必要な解像度:300dpiの場合
参考:フォトブックの印刷に最適な画像のサイズ・解像度・画素数は?
大きいサイズのフォトブックで「全面写真」にしたい場合、
「スマホカメラ」だと大きさが足りないかも・・
スマホカメラ(iPhone6s〜13)の場合は、背面カメラの画素数が4032 x 3024 px(解像度300dpiの等倍印刷サイズ:341 x 256 mm)なので、A3スクエア(297 x 297mm)サイズのフォトブックで見開き全面写真にする場合、解像度が足りません。
A3スクエアサイズのフォトブックで、一枚を見開き全面にレイアウト場合は、一眼レフなど、大きいサイズの写真が撮れるカメラがおすすめです。
ただし、解像度が足りないからといって、印刷できないわけではありません。
画像のサイズはフォトブック編集ソフトごとに下限が決められており、それを下回らなければ印刷はできます。
また、スマホカメラで撮影した写真は、全面写真にせず周囲に21mm以上の余白を設けると、300dpiの解像度を満たした上でA3サイズ1ページに1枚レイアウトできます。
まだ見てなかったらみてね!
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大きいサイズのおすすめフォトブック3選!
富士フイルム フォトブック ハードカバー A4
富士フイルムのフォトブックで一番大きいサイズが、「フォトブック ハードカバー A4」です。
表・裏の表紙と背表紙に丈夫な厚紙が入っている上製本(ハードカバー)タイプです。
本文は、紙を貼り合わせた合紙綴じで、見開きを180度フラットに開くことができ、写真をレイアウトしやすく、見やすいという特長があります。合紙綴じで貼り合わせたページは板紙のように硬めで厚み・張りがありますから、頻繁な閲覧にも長年の保管にも耐える丈夫な装丁です。
富士フイルムのフォトブックは銀塩プリントのため、グラデーションががめらかで高画質な写真印刷です。(→印刷の違いについて)
写真館で作る本格的なアルバムと同じ印刷方式で、高級感のある美しいフォトブックが仕上がります。
A3スクエアに対応していないので、A3スクエアでも作れるようになると良いですね。
〈富士フイルム〉ハードカバー A4相当 の仕様・価格
- 装丁:ハードカバー上製本タイプ/合紙綴じ
- サイズ:212×152mm
- 本文:16P、20P、24P、32P、40P、48P
- 印刷:銀塩プリント
- 用紙:半光沢紙
- 価格:16P @6,006円 ~ 48P @11,880円(税込)
- スマホ編集:可能
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富士フイルムのフォトブックの詳細については、
「富士フイルムのフォトブック作成レビュー」をご覧ください。
マイブック FLAT 260S
マイブックには、超高画質なDreamLabo50007色印刷タイプのフォトブックと、高画質ではありますが網点の見える液体トナー4色印刷タイプのフォトブックがあります。DreamLabo50007色印刷タイプで一番大きいフォトブックが、「FLAT 260S」です。
網点(ドットパターン)は無く、綺麗なグラデーションの「超高画質」フォトブックが簡単に作れます。(→DreamLabo 5000とは?)
本文用紙はツヤツヤの光沢タイプになります。
合紙綴じではめずらしい花布付きで、大変高級感のある仕上がりです。プロの写真家の作品集にもおすすめです。
スマホからの編集ではレイアウトできる写真数が限られていますが、パソコンソフトからの編集の場合、1ページの写真枚数は無制限です。
〈マイブック〉FLAT 260S の仕様・価格
- 装丁:ハードカバー上製本タイプ/合紙綴じ
- サイズ:縦 266mm x 横 266mm
- 本文:10P/20P/30P/40P
- 印刷:キヤノン DreamLabo 5000による7色印刷
- 用紙:光沢紙 / 半光沢紙
- 価格:10P @9,980円 ~ 40P @14,980円(税込)
- スマホ編集:可能
マイブック ART-HC300S・FLAT260S
マイブックの4色印刷タイプで、一番大きいフォトブックは、「ART-HC300S」です。
ART-HC300Sは、液体トナータイプ(デジタルオフセット)の印刷機で印刷されたフォトブックです。
グラデーションの滑らかさは、DreamLabo5000で7色印刷された「FLAT」のフォトブックの方が美しいですが、マイブックのフォトブックはどちらの印刷方式でも、色再現性が高く、モニターで見た色と近い色を再現してくれます。
ただし、ART-HC300Sの綴じ方は無線綴じのため、フルフラットに開くことはできません。
フルフラットに開ける合紙綴じを求める場合は、マイブックの「FLAT」の最大サイズ「FLAT 260S」を選びましょう。
FLAT260Sなら、ART-HC300Sより4センチほど小さいですが、合紙綴じでDreamLabo5000で7色印刷超高画質のフォトブックが作れます。
また、今のところ、ART-HC300Sは、スマホからの編集に対応していません。
FLAT 260Sは、スマホからの編集に対応しています。
〈マイブック〉ART-HC300S の仕様・価格
- 装丁:ハードカバー上製本タイプ/無線綴じ
- サイズ:縦 305mm x 横 305mm
- 本文:10P/20P/30P/40P/50P/60P/70P/80P/90P/100P
- 印刷:液体トナー4色印刷(デジタルオフセット)
- 用紙:表面加工を、ラミネート加工-光沢、ラミネート加工-つや消し、ニス加工から選択
- 価格:10P @9,500円 ~ 100P @24,980円(税込)
- スマホ編集:非対応
フォトレボ プレシャス300
フォトレボで一番大きいフォトブックが、「プレシャス300」です。
プレシャス300 の表紙は、合皮レザー風の表紙になっています。
価格は16ページで10,800円(税込)と、無線綴じとしては比較的高めのお値段ですが、紺色または茶色の生地に上品な文字と模様が銀箔・金箔で箔押しされていて、高級感のあるフォトブックです。
綴じ方は無線綴じのため、フルフラットに開くことはできませんが、無線綴じの中でも比較的開きやすいPUR製本を採用しています。
1ページの写真枚数は無制限で、自動レイアウトが可能です。
〈 フォトレボ 〉プレミアム プレシャス300 の仕様・価格
- 装丁:ハードカバー上製本タイプ/無線綴じ(PUR製本)/クロス表紙
- 外寸:縦 300mm x 横 300mm
- 本文:16P ~ 80P(2P単位で追加)
- 印刷:キヤノン DreamLabo 5000による7色印刷
- 用紙:グロッシー(キヤノン純正光沢紙)
- 価格:16P @10,800円 ~ 80P @22,000円(2P追加毎に350円/全税込)
- スマホ編集:非対応