目次
少ないページ数・写真数でも作れるフォトブック
ページ数が少なくても作れるフォトブックは、以下のような場合におすすめです。
- フォトブックにしたい写真が10枚ほどしかない。
- 写真スタジオで撮影した写真のデータだけでフォトブックを作りたい。
- プレゼント用にページが少なめのフォトブックを作りたい。
フォトブックは最小ページ数が決まっています。
10ページ以下のわずかなページ数で作れるフォトブックは少数派なので、写真の枚数が少ないときは選べるフォトブックが限られてしまいます。
10ページ以下!
少ないページ数で作れるフォトブック6選
10ページ以下で 作れるフォトブック |
マイブック FLAT |
マイブック ART-HC |
マイブック オートアルバム |
フォトレボ ハードカバー |
らくらく |
|
---|---|---|---|---|---|---|
最小ページ数 | 10P | 10P | 8P | 8P | 8P | 6P |
印刷画質 | DreamLabo5000 7色印刷 |
液体トナー 4色印刷 |
液体トナー 4色印刷 |
DreamLabo5000 7色印刷 |
銀塩プリント | 銀塩プリント |
製本 | 合紙綴じ | 無線綴じ | 無線綴じ | 無線綴じ (PUR製本) |
合紙綴じ | 合紙綴じ |
ハード A4 スクエア相当 価格(税込) |
6,980円〜 | 4,980円〜 | 2,980円〜 | 3,540円〜 | 5,742円〜 | 4,660円〜 |
スマホ対応 |
スマホの場合20P |
スマホの場合20P |
◎ | ◎ | ◎ | × |
クーポン | 1200円OFF クーポン |
– | – | |||
公式サイト | マイブック | マイブック | マイブック | フォトレボ | フジフォト アルバム |
DPE宅配便 |
上掲はすべてページ数10ページ以下で作れるフォトブックです。
10ページ以下のフォトブックを選ぶときは、ページ数が多いフォトブックとは少し違った選び方のポイントがあるので、以下に解説します。
少ないページ数のフォトブックは
ソフトカバーで作るとペラペラになります。
ハードカバーがおすすめ!
とくにA5以上のサイズの場合、折れやすく長期保存には向きません。
ソフトカバーは価格的には安いので気軽に作成したいときやちょっとしたプレゼントなら良いかもしれませんが、大切に保存したい記念のフォトブックならハードカバーがおすすめです。
まだ見てなかったらみてね!
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目的別:ページ数・写真数が少ないおすすめのフォトブック
ページ数が少ないフォトブックで
重厚感のあるアルバムを作るなら
ハードカバーの合紙綴じフォトブックがおすすめ
合紙綴じ
高画質 / 七五三 / 結婚式 / 成人式 / 写真館の撮影データで作るアルバムにおすすめ
ページ数が少なくてもある程度の厚みがあるフォトアルバムらしい作品に仕上げたいときは、綴じ方が合紙綴じで、丈夫な上製本タイプ(背表紙付きのハードカバー)のフォトブックがおすすめです。(→綴じ方の違い)
超高画質な7色印刷の合紙綴じフォトブック「マイブック フラット」
最小ページ数:10P(スマホの場合20P)
FLAT は、マイブックで初めてのキヤノン DreamLabo 5000 によるフォトブックです。この業務用7色インクジェットプリンターは、数あるオンデマンド印刷機の中でも写真画質の美しさで群を抜くハイエンド機種です。しかも、FLAT の本文用紙にはキヤノン純正の印刷紙でもっとも高価な光沢紙(グロッシー)が使用されています。
DreamLabo 5000 の写真印刷では、高級なオフセット印刷でも困難な深みのある色と極めて自然なグラデーションが表現され、インクジェットならではの透明感と銀塩写真に劣らない立体感や重厚感のある写真を実現します。
マイブックは元々、色再現性を重視しており、4色印刷(液体トナー印刷(デジタルオフセット))のフォトブックでも美しい発色でした。
今回の7色印刷(インクジェット)を他社7色印刷のフォトブックと比較しても、マイブックは元画像に近い安定した色再現性です。
子供のスナップ写真や、結婚式、七五三、成人式の記念写真でも、旅行やアウトドアでの風景写真でも、これまでにない印象的な写真や表現力に圧倒される写真がたくさん印刷できるでしょう。
写真館のアルバムに近い銀塩プリントのフォトブック「フジフォトアルバム」
最小ページ数:8P
印画紙は通常の印刷紙よりも厚みと張りがあり、それを2枚貼り合わせた合紙綴じのページは板紙のように硬く丈夫になります。ただし、硬いページではあっても見開きをフラットに開くことができるので、広げて見やすいアルバムになります。
また、上製本タイプの表紙は、表・背・裏のそれぞれに分厚い厚紙が芯材として入っています。印画紙出力の場合は、その全体を1枚の印画紙で包んだ構造になっています。丈夫な表紙であるだけでなく、少ないページ数でも高級感のある体裁になります。
フジフォトアルバムのフォトブックは、印画紙出力(銀塩プリント)・上製本タイプの特長を徹底して追求したようなフォトブックです。表紙も本文ページも、同じタイプの他社製品と比較すると極端なほど分厚くなっています。
それでも合紙綴じの特性として見開きを180度開くことができ、とても見やすいアルバムに仕上がります。ページ数が多い場合はかなり重くなり、卓上に置いて見なければなりませんが、最小ページ数の8ページくらいなら手に持った状態でも楽に見ることができます。
富士フイルムのミニラボ機と純正のフジカラー印画紙で出力されますから、画質は大変に優れています。写真スタジオで撮影した記念写真やお気に入りの優秀作品など、限られた写真だけでアルバムを作るときに最適なフォトブックです。
ただし、オンデマンド印刷の他社と比べると発色が暗めなので、明るめに色補正してから入稿した方が良いでしょう。
DPE宅配便 らくらくフォトブック(写真タイプ)
最小ページ数:6P
DPE宅配便の「らくらくフォトブック(写真タイプ)」は、銀塩プリント(印画紙出力)の合紙綴じフォトブックです。ハードカバーの上製本タイプが7サイズ、ソフトカバーの並製本が3サイズ揃っています。
出力機や印画紙のことはサイト説明にありませんので不明ですが、表紙はラミネート加工が施されていて、写真の質感は「半光沢」と表現されています。
DPE宅配便の公式サイトはこちら ▼ページ数が多くてもよい場合のおすすめはこちら
ページ数が少ないフォトブックを安く作りたいなら、小さめサイズのソフトカバー
日常スナップや気軽なプレゼントなどにおすすめ
「安さ」を重視した場合のソフトカバー・無線綴じのフォトブックを紹介します。
少ない写真で、「安く」スナップ写真集のようなものを作りたいときには、ソフトカバーの並製本でA5サイズ以下、本文無線綴じのフォトブックがおすすめです。手軽に開いて見やすく、外観もカジュアルなところがスナップ写真に向いています。
ただ、ページ数が少ないソフトカバーのフォトブックは、薄っぺらでチープな作品になりがちです。印刷・装丁に優れたフォトレボやマイブックのフォトブックなら、自動車メーカーや有名ブランドのイベント用パンフのような作品に仕上げることも可能です。
フォトレボ ソフトカバー A5パノラマ
最小ページ数:8P
フォトレボのソフトカバーA5パノラマは、手頃な大きさのA5サイズで、縦長(バーチカル)と横長(パノラマ)の2タイプがあります。正規のA5用紙規格よりひと回り小さい変形サイズで、ほぼA5サイズ(140×200mm)になっています。
フォトレボのフォトブックは、全商品の本文がキヤノンの超高性能な業務用インクジェットプリンター DreamLabo 5000 で印刷されていまず。純正用紙の中でもっとも低価格の半光沢紙(サテン)、または光沢紙(グロッシー)が使われてて、その写真印刷は色の深みがあり、大変に滑らかな美しいグラデーションです。
ソフトカバーの表紙は、表面加工としてクリアPP加工が施されていて、ツヤツヤの光沢です。
(ハードカバーはマットな光沢感になります。)
また、PUR製本なので、無線綴じでも比較的ページが開きやすいです。(→PUR製本とは?)
マイブック ART-SC CD サイズ
最小ページ数:10P(スマホの場合20P)
ART-SC は、マイブック標準のソフトカバー・無線綴じのフォトブックです。正方形・縦長・横長の3タイプがあり、合計10サイズのアイテムが揃っています。
ART-SC は、マイブックのフォトブックに共通した特長として液体トナーによる高画質な4色印刷であり、本文仕上げ(ページの表面加工)を光沢・つや消し・ニスの3種類から選択できるというユーザーライクな特長も兼ね備えています。本格的な写真集が作れる高品質なフォトブックです。
しかし、最小ページ数の10ページで作ると、背幅が約2mmしかありません。一番小さなCDサイズ(124×124mm)のミニ写真集なら薄いのもありでしょうが、A5以上の通常サイズでは貧弱過ぎて無理かなと思われます。
画質で比較! ページ数・写真数が少ないフォトブック
フォトブック名 | 印刷 |
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DreamLabo5000 7色印刷(インクジェット) | |
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DreamLabo5000 7色印刷(インクジェット) |
液体トナー4色印刷(デジタルオフセット) | |
銀塩プリント(印画紙出力) |
フォトレボが使用している DreamLabo 5000 は、色の再現性や諧調表現(グラデーション)に極めて優れたフォトプリンターです。美しい写真はより美しく、そうでない写真はそれなりに表現します。撮影の技量に優れた人には作品を忠実に再現してくれる信頼性の高いフォトブックでしょう。
マイブックのARTは4色印刷ですが、国際コンペのアルバム部門で何度も最優秀賞を獲得した実績があり、そのノウハウに基づく写真印刷のシステムを構築しています。印刷機は非公開ですが、色の再現性に優れており、4色印刷としてはとても優れた写真画質です。フォトレボと比較すると網点が見えますが、発色は明るく綺麗です。
マイブック のFLAT はフォトレボと同じく DreamLabo 5000 による7色印刷です。 上の写真のように DreamLabo 5000 の印刷は大変なめらかなグラデーションが特徴的であり、拡大しても網点は見えずきめの細かい印刷面になっています。
フジフォトアルバムの印刷に使われているミニラボ機は、富士フイルムのフロンティアLP5700Rです。銀塩写真はすでにレガシーな印刷技術ですが、フジフォトアルバムではその完成された高画質なプリントを提供しています。上記2社に比べると少し暗めの仕上がりなので、少し明るめに画像補正して入稿した方がよいでしょう。
▼印刷の違いについて
▼ページ数の多いフォトブックはこちら