「撮るだけフォトブック」のフォトブックを注文しました。
※撮るだけフォトブックは、公式サイトに「サービス終了に伴うサイト停止のご案内」が掲載されています(2026年8月確認)。
結論から言うと、撮るだけフォトブックはサービス終了が公式に告知されています。今後の注文可否や最終受付日は公式サイトのお知らせをご確認ください。以下は、実際にソフトカバー・ハードカバー・ハードカバー ダイヤモンドクオリティの3種類を同じ写真で注文し、届いた実物をスキャンして比較した実測記録として掲載しています。
なお、同じ運営会社のパーフェクトフォトは現在もサービスを継続しています。


「撮るだけ」と言っても、デザイナーがデザインしたりする訳ではありません。
多くのサイトと同様に無料ダウンロードソフトをパソコンにインストールして編集しますが、その編集作業が初心者にも簡単ということです。「ワンランク上の高品質フォトブック」というキャッチが気になり試してみました。
撮るだけフォトブックは、4色印刷と7色印刷が選べます。

注文したフォトブックは、以下の A5バーチカル(A5縦長) 3冊です。
- A5バーチカル ソフトカバー (本文最小ページ数の16ページで注文しました。)
- A5バーチカル ハードカバー (本文24ページで注文。)
- A5バーチカル ハードカバー ダイヤモンドクオリティ (本文24ページで注文。)
サイトの運営企業である株式会社グランドアドレスは、自社工場を所有している会社ではありませんが、印刷はとても綺麗な仕上がりでした。

ダイヤモンドクオリティは、オプションのサービスネームです。
撮るだけフォトブックのトップページには全7種類のフォトブックがリストアップされていましたが、それらはすべて通常用紙(グロスコート紙=光沢感のあるコート紙)を使用した4色印刷の製品でした。
しかし、注文時にダイヤモンドクオリティを選択すると、ダイヤモンドパッケージ(別種の用紙と7色インクジェットプリンターの組み合わせ)によるいっそう高画質な7色印刷の作品にすることができました。
撮るだけフォトブックの表紙

通常用紙4色印刷とダイヤモンドクオリティ(7色印刷)の「ハードカバー」の表紙は、どちらも発色が良く、大変きれいな仕上がりでした。マットPP加工が施されているため少し紗がかっており、落ち着いた色調になっていて、さらさらした質感でした。

撮るだけフォトブックソフトカバー表紙の画質
通常商品「ソフトカバー」の表紙も、たいへん綺麗な仕上がりでした。
これは用紙の「ミューコートEX」の特性によるところが大きいと思われます。この用紙は北越紀州製紙の新しいグロスコート紙です。従来のコート紙と比較して白色度がひときわ高く、色再現性に優れているため、美術書やポスターにも使用できるスグレモノです。
クリアPP加工がされていて、ツルツルした質感でした。
撮るだけフォトブック通常商品
(公式サイトより引用・実測当時)
A5縦サイズ
ミューコートEX(厚み:0.1mm)
A5縦以外の商品
グロス135K(厚み:0.13mm)撮るだけフォトブック ダイヤモンドパッケージ
ソフトカバー
【表紙】DreamLabo5000 7色印刷(業務用インクジェットプリンター)
【本文】DreamLabo5000 7色印刷(業務用インクジェットプリンター)
【表紙】グロッシー(クリアPP加工) 表紙の厚み:0.22mm
【本文】純正マットインクジェット紙 厚み:0.19mmハードカバー
【表紙】Hp Indigo press 5500
【本文】DreamLabo5000 7色印刷(業務用インクジェットプリンター)
【表紙】コート紙 (マットPP加工) 厚み:2.33mm
【本文】純正マットインクジェット紙 厚み:0.19mm
注意:上記記載は、実測当時すでに公式サイトから見当たらなくなっていました。
ダイヤモンドパッケージは、DreamLabo5000 7色印刷の記載があるため、DreamLabo5000 7色印刷で間違いないと思われます。
一部のサイズの「表紙」は、フォトレボと同じ「リコー ProC9200」に変わっているものと思われます。
中ページ(本文)でみる通常用紙4色印刷とダイヤモンドクオリティの違い
- 撮るだけフォトブック 通常印刷
- 撮るだけフォトブック 7色印刷(ダイヤモンドクオリティ)
- 4色印刷
- 7色印刷(ダイヤモンドクオリティ)
ハードカバーのダイヤモンドパッケージでは、本文ページがキヤノンの超高画質な7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 で印刷されていました。
この印刷機は、他社には真似のできない高精細なインクジェットの技術により、高品位なオフセット印刷にも勝るほどの高画質を実現していました。
使用しているキヤノン純正用紙が半光沢紙のサテン(マット系)でしたので、落ち着いた印象の質感が好きな人に向いていました。

通常用紙の本文ページは4色印刷ながら発色がよく、綺麗な仕上がりでした。
用紙にはミューコートEXが使用されていました。
しかし、上の画像のように写真や CMYK印刷見本を拡大すると、DreamLabo 5000 を使用したダイヤモンドパッケージとの印刷品質の違いをはっきりと見て取ることができました。
DreamLabo 5000 と純正用紙による印刷は非常に高精細であり、自然な発色となめらかなグラデーションを実現していました。
撮るだけフォトブックは、見やすい丈夫な写真集でした。

撮るだけフォトブックはすべて無線綴じでしたが、PUR製本という進化した無線綴じの技術で作られていました。
無線綴じは、本文用紙の背の部分を樹脂糊で固める綴じ方です。従来は耐久性に欠け、用紙が脱落しやすいこととページの開きの悪いことが悪いところでした。PUR製本ではドイツメーカーが開発した PUR という新しい製本糊が使用されています。
PUR は耐久性、耐寒性、柔軟性、粘着性などに優れ、少量でも長期にわたって本文用紙をしっかりと保持し、下の画像のように見開きを従来の無線綴じよりも大きく開くことができます。ただし、合紙綴じやレイフラット製本のようにフラットに開き切ることはできません。ページのめくりやすさ、開きやすさの点では従来の無線綴じより向上していました。

撮るだけフォトブックはテンプレートと素材が豊富でした。

多彩なページレイアウトのテンプレートと背景や貼り込みの素材が用意されていました。「撮るだけフォトブック」というタイトルのイメージとは異なり、複雑で変化のあるページをドラッグ&ドロップの操作だけで簡単にデザインすることができました。
編集作業を楽しみながら、自分のイメージを手軽に形にできるフォトブックでした。
撮るだけフォトブック注文ソフトの使い方(実測当時の記録)
撮るだけフォトブックを注文する際、「ダイヤモンドクオリティ」という7色印刷をオプションで注文することができました。
注文方法について質問したところ、丁寧なPDFにて回答をいただきました。以下にスクリーンショットを掲載します。
なお、撮るだけフォトブックの注文ソフトは、フォトレボと同じものでした。

また、撮るだけフォトブックで複数のフォトブックを同時に注文する方法は以下の通りでした。
複数フォトブックを追加して、カートに入れて、一度にオーダーしたい場合は、
一度編集している画面を保存し、編集中の画面は終了してから、「ショッピングカートを見る」のボタンを押して、オーダーに進む必要がありました。
ここが少しわかりにくいので、複数追加注文の際は注意が必要でした。
別々のオーダーになると、送料がそれぞれにかかってしまいます。

サポートも手厚く、信頼できるフォトブックサービスでした。
撮るだけフォトブックの後継は?同系列の「パーフェクトフォト」が継続中
撮るだけフォトブックと同じ系列のフォトブックサービスとして、パーフェクトフォトが現在もサービスを継続しています。
パーフェクトフォトは液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)を採用した高画質タイプのフォトブックで、製本は撮るだけフォトブックと同じく無線綴じ(PUR製本)、送料は無料です。サイズはA5・CD・A4・正方形(20×20/25×25/30×30cm)の6種類、ページ数は16〜120ページに対応しています。当サイトでも実際に作成してレビューしています。
また、撮るだけフォトブックの「ダイヤモンドクオリティ」と同じDreamLabo5000の7色印刷にこだわる場合は、フォトレボのハードカバーやマイブック FLATが現行の選択肢です。ページを大きく開くレイアウトを重視する方は、合紙綴じ・フルフラットのマイブックFLATやフォトレボ レイフラットも検討できます。







