このページでは、子供の絵本を自作したい人におすすめのフォトブックと、絵本風フォトブックの作り方を解説します。
目次
絵本風フォトブックの選び方
市販の絵本風のフォトブックを作るには、以下の条件でフォトブックを選びましょう。
- 編集ソフトで自由編集ができること
- 装丁が丈夫で本文ページが厚いこと
- 印刷がこすっても剥げないこと
- フォントの種類が多いこと
1 編集ソフトで自由にレイアウトができること
納得のいくオリジナルの絵本フォトブックを作るためには、自由編集ができるフォトブックを使うことが絶対条件です。
フォトブックの中には、自由にデザイン・レイアウトが編集できるフォトブックと、固定されたレイアウトしか選択できないフォトブックがあります。
固定レイアウトの場合は、好きな位置に文字を記載することができない場合もあります。
機能が充実し、UI・使い勝手が優れていて思い通りの絵本フォトブックが作れるソフトを選びましょう。
各社ソフトのスペック比較は、以下ページをご参考下さい。
2 装丁が丈夫で本文ページが厚いこと
幼い子供は物の扱い方や力の加減をまだ心得ていないため、仕上がった絵本を破いてしまう可能性があります。
幼児向け絵本には、ページが分厚い板のようになっていて、フラットに開ける製本タイプが目立ちますが、これを合紙綴じ(合紙製本)といいます。
絵本に最もおすすめなのは、幼児向け絵本と同じ合紙綴じ(合紙製本)タイプのフォトブックです。
ページが厚いので、子供が絵本を雑に扱っても痛みにくいです。
ハードカバーの装丁で丈夫な合紙綴じのフォトブックを選びましょう。
3 印刷がこすっても剥げないこと
装丁が丈夫でなければならないことと同様の理由で、子供の絵本には印刷の耐久性(耐摩耗性)も求められます。当サイトではフォトブックの印刷ページを消しゴムでこすって耐久性を確かめる簡単なテストをしました。
その結果、キヤノンの7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 で印刷されているフォトブックと銀塩プリントのフォトブックがもっとも優秀で、画像への影響はまったく見られませんでした。また、液体トナー印刷タイプのフォトブックも、わずかながらも消しゴムのこすり痕が白くなりましたが、日常生活で印刷が剥がれる心配はあまりないでしょう。
消しゴムテストの詳細については、「丈夫なフォトブックを調査。消しゴムを30回かけて印刷の耐久性を比較しました。」をご覧ください。
4 フォントの種類が多いこと
絵本風のフォトブックを作るなら、文字表現が必須要素です。文字の読めない幼児のうちは親が読んで聞かせ、大きくなったら自分で読むことを楽しめます。
絵本のデザイン性を高めるためにも、フォントの選択が大切です。
フォトブックをパソコンから編集する場合、主にウェブ上で行う「オンライン編集」と「ダウンロードソフト編集」があります。
「ダウンロードソフト編集」なら、パソコンにインストールされているフォントのほとんどを使用できますので、デザインにふさわしい書体を使用して完成度の高い作品を作ることができます。
スマホから編集したい場合は、フォントの種類はある程度限られてしまいます。詳しくは以下ページをご参考ください。
まだ見てなかったらみてね!
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絵本風フォトブックに使えるフォトブックテンプレート
その他フォトブックテンプレートはこちら
絵本風のテンプレートがあるフォトブックサイト
マイブック デザインテンプレート「ふわりのおはなし」
デザインテンプレート(無料)が充実しているマイブックには、「子供」ジャンルに「ふわりのおはなし」という絵本風フォトブックが作れるテンプレートがあります。(※パソコンからの編集限定で使用できます。)
「ふわり」は、天空に暮らすワタ菓子の妖精です。白い雲のようにモコモコしていますが、ピーター・パンの物語に登場するティンカー・ベルのようなかわいいキャラクターです。テンプレートの写真スペースに子供の写真を貼りこむと、子供を主人公にしてふわりがお話する楽しいメルヘンの世界が展開します。
ただし、現在のところ合紙綴じタイプのフォトブック「FLAT」には対応していないため、「ふわりのおはなし」でフォトブックを作りたい場合、無線綴じまたは糸綴じタイプのフォトブックになります。
写真と文字を変えるだけで絵本が作れます
マイブックのすべてのフォトブックは、無料ダウンロードソフトの MyBookEditor4 をパソコンにインストールして編集します。「ふわりのおはなし」テンプレートもこの編集ソフトで表示し、ダミー写真をわが子の写真に変更して、表紙と本文の文字を書き変えるだけで、自分の作品が完成します。
デザインもストーリーも自由に変えられます
MyBookEditor4 は、全ページ白紙の状態から自由編集することができる充実した機能を備えています。デザインテンプレートで編集作業をスタートした場合も、そのデザインを自由に変更することができます。
「ふわりのおはなし」テンプレートは、本文のページ数が20ページです。
表紙も含めて全部で15枚の写真枠があらかじめ設定されていますが、注文できるページ数の範囲でページを追加・削除したり移動することができ、写真枠も自由に変更できます。
その他、文字枠とフォントの種類も含めてすべてのデザイン要素を自由に変更・追加できますから、テンプレートをベースにしてオリジナルの絵本を仕上げることも可能です。
「ふわりのおはなし」テンプレート対応のフォトブック
※マイブック公式サイトより
マイブックの ART-HC、ART-SC、DX の正方形タイプで「ふわりのおはなし」テンプレートが使えます。選べるフォトブックのサイズ(外寸)とその仕様や、本文20ページでページ数を変更せずに作成した場合の1冊の価格(税別)は以下の通りです。
上製本タイプ/無線綴じ/ページ数:10~100ページ(10ページ単位で追加)
表紙仕上げ:光沢 / 本文仕上げ:光沢・つや消し・ニス加工選択
・260S (266mmスクエア)20P @8,700円
・210S (216mmスクエア)20P @4,800円
・180S (186mmスクエア)20P @3,500円
・CD (130mmスクエア)20P @2,300円
ソフトカバー/無線綴じ/ページ数:10~100ページ(10ページ単位で追加)
表紙仕上げ:光沢 / 本文仕上げ:光沢・つや消し・ニス加工選択
・260S (260mmスクエア)20P @7,200円
・210S (210mmスクエア)20P @4,100円
・180S (180mmスクエア)20P @2,900円
・CD (124mmスクエア) 20P @1,580円
上製本(背表紙付きハードカバー・糸綴じ)/ページ数:12、20、28ページ
表紙仕上げ:光沢 / 本文仕上げ:ニス加工
・188S (縦188mm x 横187mm)20P @3,800円
自作のイラストで絵本を創作するときは?
自分で描いたイラストを素材にしてフォトブックで絵本を作るときは、スキャナーですべてのイラストを画像ファイルとして保存し、それを使って編集ソフトの画面上でフォトブックのデザインを完成させます。
イラストのフォトブックについては以下をご参考ください。
子供の絵や工作作品のフォトブックについてはこちら。