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フォトブックの綴じ方・製本の違いを比較(合紙綴じ/無線綴じ/糸綴じ/リング綴じ)

フォトブックの綴じ方・製本の違い

フォトブック制作・仕上がりの写真撮影・検証・記事執筆:フォトブックマニア

現在、フォトブックの製本では、本文ページの綴じ方として主に以下の6種類の方法が用いられています。

  1. 合紙綴じ おすすめ
  2. 無線綴じ
  3. PUR製本の無線綴じ
  4. 糸綴じ
  5. リング綴じ
  6. 中綴じ

結論から言うと、写真の見栄えと耐久性を重視するなら、すべての見開きが180度フルフラットに開く「合紙綴じ」が最もおすすめです。運営16年、毎年フォトブックを作成し57商品以上(同一商品の重複なし)を実際に作成して比較してきたフォトブックマニアが、それぞれの綴じ方の違いとメリット・デメリットを解説します。

ハードカバーとソフトカバーの違いはこちら

フォトブックの綴じ方の違いを一覧表で比較

綴じ方 合紙綴じ
(合紙製本)
無線綴じ PUR製本の
無線綴じ
糸綴じ リング綴じ 中綴じ
画像 合紙綴じ 無線綴じ PUR製本の無線綴じ 糸綴じ リング綴じ 中綴じ
ノド
(中央)の
開きやすさ

フラットに開ける

中央が開きにくい

通常の無線綴じより
開きやすい

通常の無線綴じより
開きやすい


開きやすいが
中央部は分断


開きやすいが
少ないページ数しか
綴じられない

紙の厚み
最も厚い

破れにくい


合紙綴じと比較して
薄め


合紙綴じと比較して
薄め

合紙綴じと比較して
薄め

無線綴じと比較して
厚め

合紙綴じと比較して
薄め
収納
重くてかさばる

薄いので小スペース

薄いので小スペース

薄いので小スペース

リングがかさばる

薄いので小スペース
レイアウト
中央をまたぐ
自由なレイアウト

中央に配置すると
見えづらい

中央部分は分断されるが
端までレイアウトできる

中央部分は分断されるが
端までレイアウトできる

中央部分は分断されるが
端までレイアウトできる

中央部分は分断されるが
端までレイアウトできる
背表紙
背表紙あり

背表紙あり

背表紙あり

背表紙あり

背表紙がない
※バインダーなどは
背表紙ありもある

背表紙がない
※本などは
背表紙ありもある

「合紙綴じ」は180度フルフラットに開けるフォトブックの綴じ方。見開きレイアウトと長期保存に最適

合紙綴じ

合紙綴じ(合紙製本)は本文ページを1枚の印画紙または印刷紙に見開き2ページずつ出力して、印刷面を内側にして谷折りにし、隣り合うページの裏面同士を貼り合わせる綴じ方です。

合紙綴じのフルフラットフォトブック

フォトブックマニア運営者アイコン
合紙綴じはすべての見開きでフラットに180度開き切ることができるため、1枚の写真を見開き2ページにわたってレイアウトできます。

用紙を貼り合わせている分、ページが厚くなり、写真集や書籍というよりも、記念アルバム(卒業アルバム・七五三・結婚式アルバムなど)に近い佇まいです。

無線綴じと合紙綴じの違い

無線綴じと合紙綴じの違い

無線綴じと合紙綴じの違い
合紙綴じの見開き 無線綴じの見開き
合紙綴じのフォトブック 無線綴じのフォトブック
無線綴じでは綴じ込み部分が開きにくいため、中央部のレイアウトに注意が必要ですが、合紙綴じなら自由に写真配置・デザインが可能です。
合紙綴じの
フォトブック
紙が薄い
フォトブック
合紙綴じフォトブックの厚いページ合紙綴じフォトブックをめくる様子
紙が厚いので破れにくい。
紙が薄いフォトブック 紙が薄いフォトブックの破れたページ
紙が薄いフォトブックは破れやすい。

ページが厚く、折れにくく、破れにくいため、子どもが多少雑に扱っても安心です。
長期保存のフォトブックには特におすすめの綴じ方です。

フォトブックマニア運営者アイコン

「合紙綴じ(合紙製本)」は、57商品以上(同一商品の重複なし)を実測比較してきたフォトブックマニアが最もおすすめするフォトブックの綴じ方です
合紙綴じが選べるフォトブックサイト

「無線綴じ」はもっとも普及しているフォトブックの綴じ方。安さと薄さ重視の方向け

無線綴じ

無線綴じとは、すべての本文用紙を束ね、背に樹脂製の製本糊を塗って固める綴じ方です。糸綴じ・中綴じのように糸や針金を使わないことから無線綴じと呼ばれています。

早く、安く、経済的に仕上げられるため、一般の書籍・雑誌でもっとも普及している綴じ方であり、フォトブックでも多用されています。

マイブック ART-HC(無線綴じ)

しかし、従来の製本糊(ホットメルト接着剤)を使用した無線綴じは、ノドの開きが悪い(ページが開きにくい)ため、強く押し広げるとページが脱落することがあります。また、中央部分が見づらいため、ノド付近に余白を設けたレイアウトがおすすめです。

新しい製本用接着剤(略称:PUR)を使用した「PUR製本の無線綴じ」もあり、PUR製本の無線綴じは通常の無線綴じより開きやすいです。

無線綴じが選べるフォトブックサイト

「PUR製本の無線綴じ」は、通常の無線綴じより開きやすい

PUR製本のフォトブック比較

PUR製本のフォトブックを比較

PUR製本は、PURという製本用接着剤を使用した無線綴じのことです。日本の印刷・製本業界でも採用する企業が増え始め、従来の無線綴じと区別して、PUR製本という呼称が使われています。

PURは、従来のホットメルト接着剤よりも接着力が強く、固まっても柔軟性が高いため、無線綴じでもノドの部分を開きやすいというメリットがあります。

フォトレボで実際に作ったフォトブックの見開き

ただし、合紙綴じのように中央部が完全フラットになるわけではありません。

PUR製本の無線綴じが選べるサイト

PUR製本のフォトブックについて詳しくはこちら

「糸綴じ」は開きやすく耐久性抜群のフォトブックの綴じ方。高級な仕上がりを求める方向け

糸綴じ

糸綴じとは、本文用紙を一定枚数束ねて二つ折りにした折り丁(おりちょう)の背に糸を通して綴じ、さらに同じ糸で他の折り丁も綴じ合わせた製本方法です。

折り丁1つあたりのページ数は4の倍数になります。背表紙付きのハードカバーで装丁すると、丈夫で耐久性のある高級な仕上がりになります。

マイブックDX(糸綴じ)

糸綴じは通常の無線綴じよりもノド(ページの背に近い部分)まで開きやすいです。

フォトブックで糸綴じを採用している業者は、ごくわずかです。

糸綴じが選べるフォトブックサイト

「リング綴じ」は360度開けるフォトブックの綴じ方。飾って楽しみたい方向け

リング綴じ

リング綴じとは、合紙綴じや無線綴じのように糊づけせず、用紙に空けた穴にリングを通して綴じる製本方法です。

リング綴じはカレンダー、スケッチブック、ノートやダイアリーなどによく採用されています。プラスチック製リングもありますが、フォトブックには丈夫なワイヤー(鉄線)製が適しています。

カジュアルな雰囲気で、値段もハードカバーより安価です。

背表紙がないので、背表紙にタイトルを入れることはできません。
書棚に立てて並べたとき、目的のフォトブックを見つけにくいというデメリットがあります。

富士フイルムのリング綴じフォトブック

表紙・ページを360度スムーズに開けるので、好きな写真を表に出して、部屋に飾れます。

リング綴じが選べるフォトブックサイト

「中綴じ(針金中綴じ)」は中央をホチキスで留めるフォトブックの綴じ方。低予算・少ページ向け

中綴じ

中綴じは、針金綴じの一種で、表紙と本文を重ねて中央部分をホチキス(ステープル)で綴じ合わせ、二つ折りにする製本方法です。ホチキス製本とも呼ばれます。

低予算で作れる簡便な製本方法です。
背表紙はなく、ページ数は少なめのものしか作れません。

ページが開きやすいですが、他の製本方法と比べて、ページが脱落しやすく、耐久性に劣ります。

また、中綴じで作ったフォトブックは、「幼児が触れる環境」では、安全面への注意が必要です。扱い方によっては針が露出し、けがの原因になることがあります。

中綴じが選べるフォトブックサイト

ジャケットが付いているのは「ジャケット付き(巻カバー)」タイプ

「綴じ方」とは異なりますが、装丁の特徴として「ジャケット付き(巻カバー付き)」のフォトブックもあるのでご紹介します。

ジャケット付きフォトブック

ジャケット付き」とは、表紙とは別に写真を印刷した一枚の紙(ジャケット・巻カバー)で、本体の表紙・裏表紙を包んでいるタイプです。

紙製の薄いジャケットの場合は、経年劣化により破れやすい・傷みやすいので注意が必要です。
透明カバーなどで保護するのがおすすめです。
ジャケット付が選べるフォトブックサイト

フォトブックマニアおすすめの綴じ方は?

フォトブックマニアがおすすめするフォトブックの綴じ方は、「合紙綴じ」です。

合紙綴じなら、すべての見開きで印刷面が切れ目なく連続し、180度開き切ることができるので、写真を2ページにわたって全面に使ったデザインが可能です。

無線綴じのように綴じ込み部分が見えにくくならないため、自由にレイアウトできます。

合紙綴じが選べるフォトブックサイト

フォトブックの綴じ方に関するよくある質問

Q. フォトブックの綴じ方で一番おすすめなのはどれですか?

「合紙綴じ(合紙製本)」です。すべての見開きが180度フルフラットに開き、ページが厚く破れにくいため、見開きレイアウトと長期保存の両方に向いています。57商品以上(同一商品の重複なし)を実測比較してきたフォトブックマニアが最もおすすめする綴じ方です。

Q. 通常の無線綴じとPUR製本の無線綴じは何が違いますか?

使用する接着剤の違いです。PURは従来のホットメルト接着剤よりも接着力が強く、固まっても柔軟性が高いため、ノドの部分が開きやすくなります。ただし、合紙綴じのように中央部が完全フラットになるわけではありません。

Q. 子どもが触るフォトブックにはどの綴じ方が向いていますか?

ページが厚く、折れにくく、破れにくい「合紙綴じ」がおすすめです。反対に、中綴じは扱い方によっては針が露出してけがの原因になることがあるため、幼児が触れる環境では注意が必要です。

Q. 背表紙にタイトルを入れられない綴じ方はありますか?

「リング綴じ」と「中綴じ」には背表紙がないため、背表紙にタイトルを入れることはできません。書棚に立てて並べたとき、目的のフォトブックを見つけにくい点に注意しましょう。

Q. 合紙綴じのデメリットは何ですか?

用紙を貼り合わせている分ページが厚くなるため、同じページ数でも重く、収納時にかさばる点です。また、価格も高くなりやすいです。(ただし富士フイルム フォトブック ハードカバーは安価な価格設定なので、他社の無線綴じの同サイズより安いものもある)

安さ・薄さ・収納性を優先する場合は、無線綴じ・PUR製本・糸綴じが向いています。

ハードカバーとソフトカバーの違いはこちら

ハードカバーのおすすめフォトブックはこちら

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