このページではA4スクエア・A5スクエアのおすすめフォトブックと、正方形メリットデメリット、基本レイアウトをご紹介します。
目次
スクエアサイズのフォトブックとは?
スクエアサイズのフォトブックとは、主に規定サイズ(A4・A5などの判型)の「短辺」を基準とした縦横の長さが同じ「正方形」サイズになります。
- A4スクエアなら、A4(210×297)の短辺を基準とした210×210mmの正方形になります。
- A5スクエアなら、A5(148×210)の短辺を基準とした148×148mmの正方形になります。
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A4スクエアのフォトブックの選び方
A4スクエアのフォトブックの価格を比較
フォトブックサイト名 | 商品名 | 表紙 製本 | 綴じ方 | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
富士フイルム |
フォトブック ハードカバー |
ハードカバー | 合紙綴じ | 192×192mm | 16P:4,180円 |
マイブック |
ART-HC:210S | ハードカバー | 無線綴じ | 297 x 210mm | 10P:4,000円 |
ART-SC:210S | ソフトカバー | 無線綴じ | 297 x 210mm | 10P:3,500円 | |
フォトレボ | M | ハードカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
268×200mm | 16P:3,200円 |
M | ソフトカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
268×200mm | 16P:5,100円 | |
フジフォトアルバム | スクエアタイプ210 | ハードカバー | 合紙綴じ | 210×210mm | 8P:3,320円 |
パーフェクトフォト |
正方形(20×20) | ハードカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
200×200mm | 16P:4,800円 |
正方形(20×20) | ソフトカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
200×200mm | 16P:3,800円 | |
DPE宅配便 |
らくらくフォトブック クラッシィ ましかく210 |
ハードカバー | 合紙綴じ | 216×216mm | 6P:4,660円 |
ハードカバーのA4スクエアサイズなら、おおよそ4千円〜5千円が相場です。同じサイズでも製本の仕様・印刷の仕様・ページ数により価格が変わるので注意しましょう
「合紙綴じ」はページをフラットに開くことができ、紙が厚く丈夫な製本です。
A4スクエアサイズのメリット&デメリット
- 縦長写真と横長写真と正方形写真を組み合わせた変化のあるレイアウトでおしゃれに見える
- インスタグラムのスクエア写真のレイアウトにおすすめ
- 2Lサイズ程度の写真を余白付きでレイアウトできる大きさ
- 一般書籍と並べて本棚に収納できる大きさ
※高さが「A5判」に相当する変形サイズですから、一般書籍と同じ棚に並べて本棚に収納しておくことができます。ただし、奥行きがA5サイズよりあるので、A5サイズと並べると6センチほど前に出ます。
- 人物の縦長全身写真を1ページに余白なし(裁ち落とし)で1枚配置する場合は、写真が正方形になるため、全身が入らない(足が切れる)場合があります。
- ページに写真を余白少なめでレイアウト(写真を敷き詰めるようにレイアウト)する場合、多くの写真をトリミングする必要がある
七五三のような縦長人物写真は縦長サイズ、風景写真がメインの場合は横長が収まりやすいです。
A4スクエアサイズのフォトブックのレイアウト例
A4スクエアサイズに1ページ9枚配置する場合、
横長の人物写真は顔写真かバストショット(胸から上)が、表情もしっかりわかる大きさです。
1ページの配置数が無制限のフォトブックを選べば何枚でも配置できますから、小さいサイズのフォトブックに1・2枚ずつ写真を配置するよりも、A4スクエアくらいの大きいサイズのフォトブックにたくさん写真を入れる方が、写真掲載数ではお得になります。
合紙綴じのフォトブックなら、中央部を跨いだ大胆なレイアウトも可能です。
A4スクエアのフォトブックに身近なサイズを配置するとこれくらい収まります。
標準のA4スクエアサイズ(210mm x 210mm)に身近なサイズで配置できる枚数は以下の通りです。
- 2Lサイズ(127mm x 178mm)1枚
- はがきサイズ(148mm x 100mm)2枚
- L判(通常の写真)サイズ( 89mm x 127mm)2枚
- 名刺サイズ( 55mm x 91mm )6枚
レイアウト枠のサイズはフォトブックサイトにより様々ですが、「写真がどれくらいの大きさで印刷されるのかイメージがわかない」 ときに身近なサイズを配置した上の図を、フォトブックのサイズ・レイアウト選びのご参考にしてください。
A4スクエアサイズのおすすめフォトブック4選!
長期保存にもおすすめなハードカバーの中から、A4スクエアでおすすめのフォトブックをチョイスしました。
富士フイルム フォトブック ハードカバー185×185(外寸:192×192mm)
富士フイルムのハードカバー185×185mm(外寸:192×192mm)スクエアサイズは、他社のA4スクエア相当(外寸210mm)より少し小さめですが、価格が安いです。
本文は合紙綴じで上製本の装丁(背表紙付きのハードカバー)になっています。
印画紙を貼り合わせた厚めのページで合紙綴じの本文とし、それを分厚い表紙で上製本のスタイルに仕上げています。
合紙綴じは、海外では英語で Lay flat photo album(平らに広げられる写真アルバムの意)などの名称で呼ばれています。欧米ではフォトブックの主流となっているようですが、日本のフォトブックではまだ無線綴じの方が多いです。
富士フイルムのハードカバーフォトブックは、合紙綴じの特徴として切れ目のない見開きの2ページをフラットに開くことができ、写真をワイドにレイアウトしたダイナミックなデザインが可能です。
「銀塩プリント」なので滑らかで美しいグラデーションで、写真館で作成してもらう数万円のアルバムと同等品質のフォトブックを作ることができます。
美しい銀塩プリントと丈夫な装丁なので、大切な記念アルバムにもおすすめなフォトブックです。
富士フイルムフォトブックの詳細については、
「富士フイルムのフォトブック6種を作成した口コミ」をご覧ください。
富士フイルム フォトブック ハードカバー
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富士フイルム PhotoZINE BOOK
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マイブック FLAT 260S
マイブックのフォトブック「FLAT」は、キヤノンの業務用フォトプリンター DreamLabo 5000 (7色インクジェットプリンター)で印刷されている超高画質フォトブックです。
デジタルオフセットやレーザープリンターによる印刷と違い「網点(ドットパターン)」がなく、深みのある色合いと滑らかで自然なグラデーションに仕上がっています。
マイブックを運営するアスカネットは、フォトブックと印刷アートのリーディングカンパニーです。海外の権威ある国際コンペでの華々しい実績から、写真家向けの ASUKABOOK で世界的に知られているフォトブックメーカーでもあり、その開発技術がマイブックにも生かされています。マイブックのホームページを見れば、業界のトップ企業らしい商品・サービスの充実とセンスの良さを感じることができます。
「FLAT」は、マイブックが商品開発力を駆使して生み出した高級感あふれる上製本タイプです。合紙綴じとしては珍しい花布付きで丁寧で美しい製本です。
ハイクラスなフォトブックだけに価格も高めですが、写真撮影が好きな人なら、満足のいく作品が作れるでしょう。スマホからは完全固定のテンプレートになりますが、簡単操作で注文できます。
マイブック のフォトブックの詳細については、
「マイブックのフォトブック7種を同じ画像で比較」をご覧ください。マイブックの公式サイトはこちら
フォトレボ ハードカバー M
フォトレボのフォトブックの本文は、キヤノンの業務用7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 と純正写真用紙による印刷です。
合紙綴じには
第二の特長は、最新技術と技術者のノウハウが融合した質の高い製本です。もともと老舗の製本会社であった同社はいち早く最新のPUR製本機を導入し、フォトブックの製本に応用しました。同社のフォトブックは、ページの保持力が強く、柔軟性と耐久性に優れたPUR製本によって、ページの開きが良く、丈夫で加工がきれいな無線綴じのフォトブックを実現しています。
そして第三の特長は、大変お安い価格設定です。高品質なフォトブックをできるだけ低価格で提供しようという工夫が、同社のフォトブックには凝らされています。フォトレボは信頼して注文することができるフォトブックサイトです。
フォトレボのフォトブックの詳細については、
「フォトレボのフォトブック5種を同じ画像で比較」をご覧ください。
フォトレボの公式サイトはこちら
マイブック ART-HC 210S
マイブックの「ART-HC」 は、マイブックの主力商品のハードカバーシリーズです。
製本は無線綴じなので、「FLAT」のようにフルフラットに開くことはできませんが、表紙だけでなく本文ページにも表面加工が施され、しかも光沢PP・マットPP・ニスの3種類から好きな表面加工を選択できるのが特徴です。
パソコンからの編集なら、完成度の高い「デザインテンプレート」が豊富に使えることもマイブックならではです。A4スクエアのフォトブックを「デザインテンプレートで作りたいとき」には、一番おすすめのフォトブックです。
マイブックのフォトブックの詳細については、
「マイブックのフォトブック4種を同じ画像で比較」をご覧ください。
マイブックの公式サイトはこちら
A5スクエアのフォトブックの選び方
A5スクエアのフォトブックを価格で比較
フォトブックサイト名 | 商品名 | 表紙 製本 | 綴じ方 | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
富士フイルム |
フォトブック ハードカバー |
ハードカバー | 合紙綴じ | 150×150mm | 16:3,344円 |
フォトブック ソフトカバー |
ソフトカバー | 無線綴じ | 145×145mm | 16:980円 | |
マイブック |
ART-HC:CD | ハードカバー | 無線綴じ | 130×130mm | 10P:2,831円 |
ART-SC:CD | ソフトカバー | 無線綴じ | 124×124mm | 10P:2,470円 | |
フォトレボ | スクエア140 | ソフトカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
140×140mm | 16P:1,100円 |
しまうまプリント |
プレミアムハード | ハードカバー | 無線綴じ | 148×148mm | 24P:298 円 |
スタンダード | ソフトカバー | 無線綴じ | 148×148mm | 24P:1,098 円 | |
ライト | ソフトカバー | 無線綴じ | 148×148mm | 24P:1,628 円 | |
パーフェクトフォト |
CDサイズ | ハードカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
140×150mm | 16P:3,500円 |
CDサイズ | ソフトカバー | 無線綴じ (PUR製本) |
140×150mm | 16P:2,400円 | |
DPE宅配便 |
らくらくフォトブック カジュアル ましかく160 |
ハードカバー | 合紙綴じ | 166×166mm | 6P:2,830円 |
フォトバック | ROUGH | ソフトカバー | 合紙綴じ | 150×150mm | 16P:1,936円 |
ALBUM | ソフトカバー | 無線綴じ | 120×120mm | 36P:2,178円 |
A5スクエアサイズのフォトブックの相場は一般的に1,000円〜2,000円の範囲ですが、しまうまプリント の「ライト」はこの価格帯の中でも特に低価格で提供されています。ただし、激安のフォトブックは印刷方式や製本方法が異なることがあります。品質を重視する場合は、1,000円以上の価格帯に設定された製品を選ぶことをお勧めします。
A5スクエアのメリット&デメリット
- 気軽なプレゼントや、外出時にも便利なコンパクトサイズ。
※一辺の標準サイズ148mmは、文庫本(A6判)や官製はがきの縦の長さと同じ。普段の飾らないプレゼントや、バッグに入れて携帯するのに良い。 - インスタグラムのスクエア写真のレイアウトにおすすめです。
- 写真をたくさんレイアウト(配置)したい場合、1枚の写真のサイズが小さくなります。
標準的な写真プリントサイズ(L判)以上の大きさで印刷したい場合、1枚しかレイアウトできません。 - 人物の縦長全身写真を1ページに余白なし(裁ち落とし)で1枚配置する場合は、写真が正方形になるため、全身が入らない(足が切れる)場合があります。
A5スクエアサイズのレイアウト例
A5スクエアサイズに写真を1ページ4枚配置の場合、引いて撮った風景写真の中の人物像(全身写真)は小さくなります。
A5スクエアサイズに横長写真を4枚配置の場合は、横長の人物写真は顔写真かバストショット(胸から上)が、表情もしっかりわかる大きさです。
表情までしっかり見せたい人物の全身写真や風景写真は大きく1枚でレイアウトがおすすめです。
A5スクエアのフォトブックに身近なサイズを配置するとこれくらい収まります。
標準のA5スクエアサイズ(148mm x 148mm)に身近なサイズで配置できる枚数は以下の通りです。
- L判(通常の写真)サイズ( 89mm x 127mm)1枚
- 名刺サイズ( 55mm x 91mm )2〜3枚
人物写真を名刺サイズ以下の小さいサイズで配置する場合は要注意です。
名刺サイズの写真の場合は、縦長であれば全身の写った人物スナップやポートレートも表情が判別できる大きさで収まります。
しかし、横長の名刺サイズでは縦がわずか5cmほどですから、人物写真はバストショット(胸から上の写真)が表情もしっかりわかる大きさです。
写真をたくさん配置したい場合はA4以上のフォトブックがおすすめです。
A5スクエアのおすすめフォトブック3選!
小さなサイズのA5スクエアは、手軽さとカジュアル感が魅力のおすすめフォトブックをチョイス致しました。
富士フイルム フォトブック ハードカバー145×145mm(150×150mm)
A4スクエアのフォトブックでもご紹介しましたが、富士フイルムのハードカバーは、A5スクエア相当のサイズ(外寸:150×150mm)も販売しています。
富士フイルムのハードカバーは全て合紙綴じです。小さいサイズのフォトブックの場合とくに、「無線綴じ」だと中央部分が開きづらくなるので、合紙綴じがおすすめです。
本棚に飾っておくだけではもったいない、気軽に見て楽しみ、持ち歩くのにも向いているフォトブックです。
富士フイルムフォトブックの詳細については、
「富士フイルムのフォトブック6種を作成した口コミ」をご覧ください。
富士フイルム フォトブック ハードカバー
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富士フイルム PhotoZINE BOOK
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しまうまプリント プレミアムハード A5スクエア
しまうまプリントのプレミアムハードは、キヤノンの超高性能な業務用7色インクジェットプリンター Dreamlabo5000 7色印刷の大変高画質なフォトブックです。高画質フォトブックながら、1冊1,628 円(24P)〜と安価に設定されています。ミニサイズで画質重視のフォトブックを作りたい方におすすめです。
用紙はキヤノン純正のサテン(半光沢タイプ)を使用しています。(光沢紙には対応していません。)
しまうまプリントのプレミアムハードは無線綴じです。ページのノド(中央部分)は開きづらいので、中央部分に写真の重要な部分がこないよう、レイアウトに注意しましょう。
パソコンからはWEB上のオンライン編集で注文し、スマホからはスマホアプリで編集します。
どちらもいくつかの固定レイアウトから写真のレイアウトを選択します。
しまうまプリントには「ライト」「スタンダード」といった安価なアイテムがありますが、こちらは画質が落ちるので注意しましょう。
しまうまプリントの詳細については、
「しまうまプリントのフォトブック4種を同じ画像で比較」をご覧ください。
※しまうま「写真プリント」のクーポンはこちら
フォトバック ROUGH (ラフ)
フォトバックの特徴は、マット紙へのこだわりです。7サイズ8アイテムあるフォトブックには、それぞれの製品コンセプトに応じた上質で落ち着いたマット紙が使われています。マット紙の特性でインクの色が沈み、高精細な写真印刷ではありませんが、CMYKにLc(ライトシアン)、Lm(ライトマゼンタ)を加えた6色印刷によって、人物の肌の色や風景のグラデーションが自然に表現されています。
ROUGHは、オンデマンド印刷の印刷紙による合紙綴じを採用しています。フォトバックの合紙綴じはアイテムの製品コンセプトに合わせて用紙の厚さが変わり、通常の合紙綴じよりが薄めの用紙が使用されており、適度な厚みと張りのあるページになっています。
おすすめのフォトブック ROUGH は、やや黄みを含んだ硬めの上質な書籍用紙に印刷されています。1ページに1枚をバランス良く配置すれば写真が引き立ち、スナップの情景の雰囲気がよく表れた写真に仕上がります。
フォトバックについての詳細は、
「フォトバック7種のフォトブックを徹底比較」をご覧ください。