※フォトジュエルS(キヤノン)は現在サービスを終了しています。同じDreamLabo 5000の7色印刷×合紙綴じで現役の代替をお探しなら、マイブック FLATやフォトレボのレイフラットが候補になります。以下は、販売終了までにフォトブックマニアが実際に注文して確かめた実測の記録です。
結論から言うと、フォトジュエルSの「レイフラット」は、キヤノンの業務用7色インクジェットプリンターDreamLabo 5000で純正用紙に印刷される超高画質の合紙綴じフォトブックでした。この記事は、用紙[ラスター]と[ファインアート]の2種類を実際に注文し、届いた実物の質感・印刷・梱包を比較した記録です。
フォトジュエル Sのレイフラット「ラスター」と「ファインアート」2種を作りました。
注文アイテム(価格は注文当時・税別)
- 21cmスクエア/ハードカバー/レイフラット/ラスター:20P 6,480円(税別)
- 21cmスクエア/ハードカバー/レイフラット/ファインアート:20P 7,980円(税別)
フォトジュエル S レイフラットの製本仕様
- 【ハードカバー】フォトジュエル S レイフラット 上製本・合紙綴じ
- フォトジュエル S レイフラット 上製本・合紙綴じ
フォトジュエル S レイフラットは、背表紙付きハードカバーの上製本でした。
大変高級感のあるアルバムの外観に仕上がっていました。
本文の綴じは、見開きページの印刷紙を二つ折りにして貼り合わせる合紙綴じで、切れ目のない1枚紙の見開きをフルフラットに開くことができ、閲覧するのにも写真をレイアウトするのにも便利な製本方法です。(→合紙綴じとは)
- フォトジュエル S 表紙
- 見返し ~ 見返し 遊び
- 見返し 遊び ~ 扉
- 本文 見開き
- 奥付 ~ 見返し 遊び
- 見返し 遊び ~ 見返し
- 表4
- 背表紙タイトル
※今回注文したのは 20ページのフォトブックですが、フォトジュエル Sでは扉(本文先頭ページ)と奥付(同じく最終ページ)を本文ページとしてカウントしていませんでした。したがって、通常の無線綴じの上製本では 22ページに相当します。
フォトジュエル S レイフラット
[ラスター]と[ファインアート]の印刷画質
フォトジュエル Sのフォトブックは、すべてキヤノンの業務用7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 によって純正用紙に印刷されていました。
フォトジュエルSのハードカバーのレイフラット版は、本文用紙を
- [光沢]
- [半光沢]
- [ラスター]
- [ファインアート]
の4種類から選べました。
今回は 21cmスクエア/本文 20ページの[ラスター]と[ファインアート]を注文しました。
(光沢・半光沢の画質はこちらをご参考に)
[ラスター] 落ち着いた質感のある微粒面光沢紙
- フォトジュエル S ラスター 本文の画質
- フォトジュエル S ラスター紙の画質(7色印刷) (800dpiでスキャニング)
[ラスター]の微粒面は半光沢紙(サテン)の仕上がりに似ています。「控えめな光沢」があり、マット紙のように色が沈むこともないので、暗部のディテールまできれいに表現されていました。
光沢紙(グロッシー)のようなツヤツヤの光沢・派手さはありませんが、高級感のある上質な仕上がりです。
また、光の反射が少ないので、外光や照明の影響をあまり受けずに観賞することができます。
[ファインアート] リアルな質感を表現するプロ用高級紙
[ファインアート]は、完全にツヤの無いマットな無光沢紙です。しっとりとした高級感のあるとても美しい仕上がりでした。
- フォトジュエル S ファインアートの画質
- フォトジュエル S ファインアート紙の画質(7色印刷) (800dpiでスキャニング)
キヤノン純正のファインアート紙は、原料にパルプを使用していない綿100%のコットン紙です。
さらさらとした画用紙のような質感です。
印刷面のコート層は染料インクが浸透しやすく、その表層部分に顔料インクの色粒子がむらなく固着する構造になっています。
DreamLabo 5000 による[光沢]、[半光沢]、[ラスター]は染料インクだけで印刷されていましたが、[ファインアート]は染料インクと顔料インク(どちらもキヤノン純正品)を組み合わせて印刷されていました。それによって、暗部のグラデーションまで忠実に再現できる表現力と色再現性を実現していました。
※キヤノンの用紙分類では、グロッシー、サテン、ラスターは写真用紙、ファインアートは高級な絵画、写真、ポスターなどの印刷に使用されるアート紙です。
キヤノン純正のファインアート紙は、酸性の木材パルプを使用していない中性紙です。黄ばみの原因となる酸が含まれていないため、変色しにくく、大切に残しておきたいアルバムに適しています。
[ファインアート]のレイフラット版には、ページ同士の摩擦による印刷の劣化を防ぐために長期保存用のトレーシングペーパーの間紙(あいし)が挟みこまれていました。
間紙(あいし)は捨てずに、ページの間に挟んでおくことを推奨しているとのことでしたが、閲覧するに当たっては不便です・・・。しかし、爪などでこすると傷が目立つ用紙ですので、大切に保管したい場合には挟んだままにしておきましょう。
ラスターとファインアートの光沢感の違い
- フォトジュエル S ラスター 本文の印刷画質
- フォトジュエル S ファインアート 本文の印刷画質
ラスターは半光沢紙に近い光沢感です。ファインアートは完全にツヤが消されている無光沢の仕上がりです。
子供の写真をたくさん配置
旅行写真
インスタ写真
合紙綴じの大胆な配置
結婚式の写真
卒業・成人式の写真
七五三写真
写真の加工とソフトでの補正あり・無しの比較
フォトジュエル S レイフラットの配送サービス
※以下は注文当時(販売終了前)の実測記録です。
配送方法と料金
宅急便:880円(税込)
発送日
注文日の 8日~10日後
配送パッケージ
- ロゴタイプ入りダンボールケース
- 緩衝材でしっかり包装
- 透明フィルムでラッピングして固定
これまで注文したフォトブックの中でもっとも厳重な梱包でした。ここまでしっかり梱包されていれば、フォトブックが傷つく心配はありません。紺色の布製保管袋が同梱されていました。
フォトジュエル S レイフラットまとめ
- 超高画質なDreamLabo 5000 の7色インクジェット印刷!
- 用紙が4種類も選べた!完全マットな「ファインアート」にも対応。
- 合紙綴じでフルフラット・丈夫な製本!
- しっかり丁寧な梱包
- スマホからは作れなかった
- サービスが終了してしまった(現在は注文不可)
フォトジュエルS レイフラットに関するよくある質問
フォトジュエルSのレイフラットは今から注文できますか?
いいえ、フォトジュエルS(キヤノン)はサービスを終了しており、注文できません。同じDreamLabo 5000の7色印刷×合紙綴じの現役サービスでは、マイブックのFLATとフォトレボのレイフラットが最も近い選択肢です。
ファインアート紙(コットン紙)を選べる現役のフォトブックはありますか?
フォトブックマニアが実測してきた中で、綿100%のファインアート紙を選べたのはフォトジュエルSだけで、現役サービスで同等のコットン紙対応は確認できていません。DreamLabo 5000の7色印刷という画質面で選ぶなら、上記のマイブック FLATやフォトレボ レイフラットをご検討ください。
ラスターとファインアートはどちらがおすすめでしたか?
実物を比べると、ラスターは半光沢に近い控えめな光沢で暗部のディテールに強く、ふだん手に取って見るアルバム向きでした。ファインアートは綿100%コットン紙の最高級の質感でしたが、間紙(トレーシングペーパー)を挟んだまま保管する必要があるなど閲覧にはやや不便で、当時の価格も20ページで1,500円(税別)高く、「作品として大切に残す」用途向きでした。




































