目次
花布(はなぎれ)とは
花布は、上製本(ハードカバー)で本文の背の天地(上端と下端)についている小さな飾り布のことです。
現在は一般に、テープ状の布を貼り付けていることが多いです。
ヘドバン(ヘッドバンドの略)とも呼ばれますが、「花布」は和書、「ヘドバン」は洋書由来で厳密には本来の構造が異なるため、区別して呼ばれることもあります。
花布の役割
もともとは色糸を交互に折り、本文の背を補強する役割でしたが、現在では背の部分を隠して体裁を良くする装飾用の飾りとして主に用いられています。
花布がついているフォトブックは上質で高級感がありますね。
冊子や本の印刷を行なっている印刷専門業社なら、花布の色や模様を選べる場合もありますが、フォトブック業社では、花布の色まで選べる業社はほぼありません。
まだ見てなかったらみてね!
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花布が付いているおすすめフォトブック4選!
花布が付いているフォトブックはあまりありません。付いていないフォトブックの方が多いです。
花布を付けるためには工程を増やして、接着剤が乾く時間もかかりますから、比較的高級なフォトブックに採用されています。
マイブック「FLAT」
マイブックのFLATは、合紙綴じ(合紙製本)で花布がついている珍しいタイプです。
そのままでも重厚で高級感のある合紙綴じですが、花布がつくことによってより上質な装丁に仕上がっています。
花布の色はナチュラルなホワイトで、フォトブックのデザインを邪魔しません。
FLATの花布は、背の部分(板紙の部分)の内側の上下に接着されています。
FLATはDreamLabo5000 7色印刷なので、銀塩プリントに勝る超高画質フォトブックですが、画質だけでなく装丁も素晴らしい仕上がりです。
マイブック「ART-HC」40ページ以上
マイブックのART-HCは、40ページ以上の場合のみ花布がつきます。
無線綴じのART-HCの花布は、合紙綴じのFLATと違い、本文ページの背の上下に接着されています。
フォトレボ(プレミアム プレシャス300)
フォトレボで高価格帯の「プレミアム」シリーズで一番大きい「プレシャス300」は、金色の花布がついています。
キラッと光る金色の花布が装丁デザインのアクセントになり、豪華な印象です。
フォトレボのフォトブックはすべてPUR製本なので、糊の部分が薄いため、花布で綺麗に隠れています。
参考:「PUR製本」とは?無線綴じなのに開きやすいフォトブック!
本文ページの背の上下に接着されています。
表紙の金色の箔押しともマッチしています。
フォトレボ バロン
同じく「プレミアム」シリーズの「バロン」も、金色の花布がついています。
プレシャス300と同じく、本文ページの背の部分上下に接着されています。
1,080円で追加できる専用化粧箱は、プレゼントの用途にも最適です。
まとめ
花布がついているフォトブックは手間のかかっている上質なフォトブックです。
信頼感の高い老舗のフォトブック業社が取り入れている印象で、製本へのこだわりを感じます。
長期間保存する記念アルバムや特別なプレゼントの用途に検討しましょう。