各社フォトブックをツヤ・光沢感の違いで分けると、「光沢タイプ」「半光沢タイプ」「無光沢タイプ」、印刷部分がテカる「粉体トナーのテカリ有タイプ」の4種類があります。
このページでは、「半光沢」タイプのフォトブックについて、さらに詳しく解説いたします。
目次
「半光沢」タイプのフォトブックとは?
現在、本文の用紙が「半光沢」タイプのフォトブックは、主に以下3種類があります。
人気・需要が高いのは「半光沢」タイプのフォトブックです。
(1)キヤノン DreamLabo 5000 専用 半光沢紙(サテン / ラスター)
キヤノンの業務用フォトプリンター DreamLabo 5000(7色インクジェット方式)によって
キヤノンの純正半光沢紙(サテン)に印刷されている「超高画質」なフォトブックです。
DreamLabo 5000 7色印刷は、耐久性に優れ、暗所保存の品質保持期間が300年と推計されています。
外からの物理的な力を受けにくい光沢紙の本文ページには、基本的に表面加工を必要としません。
DreamLabo 5000 専用のキヤノン純正用紙で、半光沢に近い仕上がりは「サテン」用紙の他に「ラスター(微粒面光沢)」用紙もあります。
(2)半光沢印画紙(銀塩プリント)のフォトブック
銀塩プリントの「印画紙」の中で、半光沢タイプの印画紙です。
「マット印画紙」と表記されている場合もあります。
半光沢タイプの印画紙は、きめ細かくさらさらとした質感が美しい用紙で、基本的に「超高画質」なフォトブックです。
水濡れ・擦れに強く耐久性が高いので、長持ちするフォトブックが作れます。
銀塩プリントのフォトブックは半光沢タイプの印画紙を使っているところが多いですl。
(3)紙の表面にマットニス加工(表面加工)がされているフォトブック
半光沢になるニス加工は、マットニス加工と呼ばれ、用紙の表面にニス(化学合成の樹脂)を塗って耐久性・光沢感を調整する表面加工です。
仕上がりは用紙本来の質感にも左右されます。
マットニス加工はマットPP加工ほどの艶消し効果・強度・耐久性はありませんが、ある程度の撥水性や防汚効果が期待できます。
フォトブックでは、主に液体トナー印刷(デジタルオフセット)タイプで
仕上がりの光沢感を選択するオプションメニューとして採用されています。
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まとめ
- 各社フォトブックをツヤ・光沢感の違いで分けると「光沢タイプ」「半光沢タイプ」「無光沢タイプ」、印刷部分がテカる「粉体トナーのテカリ有タイプ」の4種類
- 初めてのフォトブックなら「半光沢タイプ」から選ぶのが無難でおすすめ
- 現在、半光沢タイプのフォトブックは主に「DreamLabo 5000 専用 半光沢紙」「マット系印刷用紙」「マットニス加工(表面加工)」「半光沢印画紙」の4種がある
- 表面加工は、見え方の印象が変わるが、画質の良し悪しは、用紙と印刷方式の方が重要
- 厚紙タイプの用紙がおすすめ