赤ちゃんが生まれると、さまざまなお祝い事があります。その中でも、赤ちゃんにとって初めてのお出かけとなることが多いのが「お宮参り」です。かわいい赤ちゃんと、家族・親族と一緒に神社へお参りに行く様子を1枚でも多くの写真に収めたいという人は多いでしょう。
今回は、そんなお宮参りの写真をすてきなフォトブックとして自作するコツについてご紹介します。
目次
お宮参りとは?
お宮参りは、日本の古い風習のひとつで「初宮参り」ともいいます。赤ちゃんが無事に誕生したことの感謝と、健康な成長への願いを地元の神様(神社の氏神様)に伝えることが目的です。
本来は、男の子は生後31日~32日目に、女の子は生後32日~33日に行います。しかし、現代では母子の健康状態がある程度安定した頃(1ヶ月検診後など)に行うのが一般的です。
しかし、真夏の暑い時期や、寒さの厳しい真冬に無理をする必要はなく、生後3ヶ月くらいまでの間に、と考えておけば良いでしょう。
お宮参りの写真をスタジオで撮影する場合は、データ購入を忘れずに!
写真スタジオでお宮参りの写真を撮影する場合は、必ずデータを購入しておきましょう。
自分でフォトブックを作成すれば、写真スタジオでアルバムを作るよりずっと安く、たくさんのページ数でお宮参りの記念アルバムが作成できます。
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お宮参りのフォトブックの選び方
記念すべきお宮参りの写真を載せるフォトブックは「フォトブックのサイズと、丈夫な素材」を念頭に選びましょう。
お宮参りのフォトブックのサイズは?
フォトブックにはさまざまなサイズがあります。
お宮参りの自宅保存用アルバムなら大きめのA4サイズ、
祖父母や両親にプレゼントする用なら、A5サイズ程度がおすすめです。
フォトブックにお宮参りの頃の赤ちゃんの「等身大写真」をレイアウトしたい場合は、A3スクエアサイズまたは横長のA4サイズを選びましょう。
赤ちゃんは日々成長しているので、等身大写真をフォトブックに入れられる期間は限られていますが、生後1ヶ月程度のお宮参りの頃までは、等身大サイズのフォトブックが作れる可能性が高いです。
例えばA4横長サイズのフォトブックを見開きにすると、横幅は約56㎝です。
生後1ヶ月の赤ちゃんの身長は、
男の子が50.9~59.6㎝、
女の子だと50.0~58.4㎝です。
生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだ足が曲がっているので、
このくらいの大きさであればA4横長サイズの見開きでギリギリレイアウトが可能です。
等身大サイズのフォトブックを作りたいときは、赤ちゃんを身長を測れる布に寝かせて撮影するか、大きい定規と一緒に撮影しておきます。
なるべく真上から俯瞰で撮影しましょう。
フォトブックの見開きサイズがが56cmなら、写真の0cmから56cmまでをフォトブック印刷範囲の幅に広げれば、だいたいの等身大サイズでフォトブックを作成することができます。
赤ちゃんと一緒に見るなら、破られない厚紙・合紙綴じのフォトブックがおすすめ
フォトブックは製本・綴じ方によって特徴が異なります。
- ソフトカバー:子供や赤ちゃんが触ると破けやすい。耐久性は低いが軽く扱いやすい。
- ハードカバーの無線綴じ:表紙は丈夫だが本文ページが薄いので子供や赤ちゃんが触ると破けやすい
- ハードカバーの合紙綴じ:中央部をフラットに開くことができ、本文ページが厚いので、子供や赤ちゃんが触っても丈夫で破れにくい
合紙綴じの フォトブック |
紙が薄い フォトブック |
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合紙綴じは紙が厚いので破けにくい。 |
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フォトブックには綴じ方の種類がいくつかあり、赤ちゃんと一緒に見るのであれば、おすすめは「合紙綴じ(あいしとじ)」です。(→綴じ方の違いを詳しく見る)
合紙綴じの特徴は、フォトブックが180度フラットに開けることと、紙が厚く丈夫なことです。
完成したフォトブックを、赤ちゃんと一緒に見たいと考えるのであれば、ページが厚いフォトブックがおすすめです。
子供や赤ちゃんは力加減もまだわかりませんから、本文ページが薄いと破いてしまうことがあります。
合紙綴じフォトブックなら、赤ちゃんが触っても簡単に破けることは少ないでしょう。
また、合紙綴じフォトブックなら、開いた状態で隣のページが浮き上がって来ず、手で抑えなくてもテーブルに開いておくことができますから、赤ちゃんと一緒にフォトブックを楽しむのに最適です。
出産内祝いに添えてプレゼントする用なら小さめサイズも検討
祖父母やごく近い親族なら、出産内祝いに添えてお宮参りのフォトブックをプラスするのもおすすめです。
プレゼント用として、お宮参りのフォトブックを贈る予定があるのなら、大きすぎるフォトブックは相手の負担になることも考え、収納もしやすい少し小さめのサイズが良いでしょう。
A5〜文庫本サイズもおすすめです。
お宮参りのフォトブックのレイアウト例
赤ちゃんのお宮参りの写真はどれもかわいくて、全部入れてしまいたいところですが、フォトブックに入れられる写真枚数は限られています。
特にお宮参りのフォトブックは、記念になるものなので、親戚・友人などに見せることも考えて、誰かが不快になることがない写真を選びましょう。
赤ちゃん単体・正装の着物写真をレイアウト
まずは、なんといっても「赤ちゃんの単体写真」です。
その中でも、お宮参りらしい正装である「着物の写真」を入れましょう。
赤ちゃんの正装は「白羽二重」の上に「祝着(のしめ)」を掛けた着物スタイルです。
お宮参りのときの赤ちゃんは、必ず誰かに抱っこされている状態なので、写真を撮るときに赤ちゃんに寄ったショットを撮るようにしておきましょう。一方の角度からだけでなくさまざまな角度から、バリエーションのある写真を撮りましょう。赤ちゃんに寄った写真が撮れなかった場合は、フォトブックの編集機能でアップにトリミングもできます。
ベビードレスの写真をレイアウト
お宮参りを着物で行った場合でも、別のページにベビードレスの写真を入れるのもおすすめです。
華やかでかわいらしい見開きページになるでしょう。
また、お宮参りの赤ちゃんの正装は着物ですが、近年ではベビードレスを着ることも増えています。
ベビードレスは着物よりも着せやすく、赤ちゃんも快適に過ごしやすいのがメリットです。
女の子だけでなく、男の子用のベビードレスも販売されています。
ベビードレスも華やかなデザインがたくさんあるので、写真映えするデザインを選びましょう。
家族集合写真をレイアウト
お宮参りのフォトブックに家族集合写真が入ると、「新しい家族が増えた記念の日」という印象がでますね。
赤ちゃんの親・おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃんやお姉ちゃんなど、家族全員で撮った写真を大きくレイアウトして入れておきましょう。
家族の集合写真を入れておけば、赤ちゃんが成長して見返したときに、自分の誕生を家族が祝ってくれた、ということを実感できます。
また、家族も赤ちゃんが生まれてみんなでお宮参りに行った、という思い出を共有できます。
母・父・祖父母・それぞれと赤ちゃんで撮影した写真
家族の集合写真とは別に、入れておくと良いのが、それぞれとのツーショットです。
母と子、父と子、祖父と孫、祖母と孫、などがあると良いでしょう。
それぞれが自分で赤ちゃんを抱っこして撮影しても良いですし、抱っこができない場合は誰かが抱いている赤ちゃんに寄って撮っても良いかもしれません。
集合写真だと、赤ちゃんと距離ができる人も出てきますが、ツーショット写真があればみんなが赤ちゃんと近い距離で写ることができます。
神社の参拝写真をレイアウト
お宮参りの目的は、先にお伝えしたように「誕生の感謝と健康な成長を願うこと」です。神社で参拝する様子もフォトブックに収めましょう。
みんなが自分のために祈ってくれていたということを、本人も先々で見ることができます。
神社の外観も入れておくと良いです。赤い鳥居もフォトブックのアクセントになります。
産まれた瞬間との顔つきの違いを比較した写真をレイアウト
赤ちゃんは、たった1ヶ月で見違えるようにお顔が変わり、どんどん成長しています。
お宮参りのフォトブックには、生まれた時の写真も、お顔の比較で入れてみましょう。
生まれた瞬間・生後15日・お宮参り(生後30日)、のパターンで比較してみると良いでしょう。
日に日に変わっていく経過を楽しむこともできるのでおすすめです。
お宮参りのフォトブックのタイトル・コメント例
お宮参りのフォトブックのタイトル例
- 初宮参り【名前】20XX年 XX月 X日
- お宮参り【名前】〇〇神宮
- 祝【名前】お宮参り
- 寿【名前】お宮参り
- 初宮詣【名前】20XX年 XX月 X日
お宮参りのフォトブックのコメント例
- うまれてきてくれてありがとう
- はじめてのおでかけは かみさまへのごあいさつ
- いいお天気でよかったね
- はじめてのお着物
- かわいいベビードレスでごきげん
- つかれちゃったかな?寝ちゃったね
- おしゃれしてみんなでお参り
- 待ちに待ったお宮参り
- お宮参り、神様にごあいさつ
- 元気に生まれました 神様ありがとうございます
- 神様ありがとうございました これからも見守ってください
お宮参りのフォトブックに使えるテンプレート
まとめ
- お宮参りの赤ちゃんを、「等身大サイズ」でレイアウトするなら、A4横長サイズの合紙綴じフォトブックがおすすめ(→横長サイズのおすすめフォトブック)
- 製本は、赤ちゃんに破かれにくい、合紙綴じのハードカバーがおすすめ(→合紙綴じのフォトブック一覧)
- 生まれた時の写真も一緒に収録し、お顔の成長を比較しよう
- ベビードレスの写真もあれば一緒に収録し、華やかなフォトブックにしよう
- 家族みんなで撮影した写真を収録しよう。赤ちゃんが成長して見返したときに、自分の誕生を家族が祝ってくれた、ということを実感できます。