写真をページ全面に配置できるフォトブックとは?
ページに余白を作らず、写真を全面に敷き詰めるようにレイアウトすることを、グラフィックデザインでは「裁ち落とし」と呼びます。デザイン枠をはみ出すように写真をレイアウトすることにより、印刷紙を断裁するときに写真のはみ出し部分が裁ち落とされることから、このように呼ばれています。
写真を裁ち落としでページ全面にレイアウトすれば、迫力・臨場感のあるフォトブックを作ることができます。
結論から言うと、写真をページ全面に配置する「裁ち落とし」レイアウトを実現するには、テンプレート固定式ではなく、写真の位置や大きさを自由に動かせる「自由レイアウト」対応のフォトブックサービスを選ぶことが重要です。
写真をページ全面に配置できるフォトブックサイト
裁ち落としでページ全面に写真をレイアウトするには、以下のような「自由レイアウト」ができるフォトブックを選びましょう。テンプレートから選ぶタイプの場合、全面配置できるレイアウトが無い場合があります。
写真をページ全面に配置するなら、合紙綴じフォトブックがおすすめ
裁ち落としの写真のレイアウトが一番映えるのは、180度フラットに開ける「合紙綴じ」タイプのフォトブックです。
無線綴じの場合は、中央(ノド)の部分が見えにくくなるため、写真の重要な部分が中央にこないようレイアウトに注意が必要です。
メリハリのあるレイアウトを意識しましょう
裁ち落としのページは、見る人に対して写真の空間的な広がりを感じさせたいときに使うと効果的とされています。野外写真でも室内写真でも、写っている画像の周囲に広い空間が広がっているときには、それを意識させるのに有効と見られています。
ただし、写真の印刷レイアウトは、適度な「余白」をとることにより安定し、写真自体も完成した画像作品として目に映る場合もあります。
裁ち落としは、そのようなデザインの安定感を突き崩すような強い効果がありますので、使うときはその効果を考えて判断してください。裁ち落としを多用すると、圧迫感・見づらさを感じ、写真の個性が逆に隠れてしまう場合もあります。
綺麗に撮影できた「メインの写真」は全面を大きく使った裁ち落としページにして、小さい方が綺麗に見える写真はレイアウト枠で余白をとって並べれば、メリハリのあるフォトブックになります。
見開き全面裁ち落としのページの余白が寂しく感じるときは、マスクやスタンプ・テキストで装飾するのもおすすめです。
よくある質問
Q. 写真をページ全面に配置する「裁ち落とし」に対応しているフォトブックサービスは?
A. 富士フイルム、マイブック、フォトレボなど、専用の編集ソフトで写真の位置・大きさを自由に動かせるサービスが対応しています。テンプレート固定式のアプリでは全面配置ができないこともあるため、注文前に編集画面で確認しましょう。
Q. 裁ち落としレイアウトにすると、写真の端が切れてしまいませんか?
A. 断裁時に写真の端がわずかに切れる可能性があります。人物の顔など見せたい部分は中央寄りに配置し、編集画面のプレビューで仕上がりを確認してから発注すると安心です。
Q. 全面配置に向いている綴じ方はありますか?
A. 180度フラットに開く合紙綴じ(フルフラット)タイプが向いています。のど(綴じ目)まで写真が途切れにくいため、見開きで1枚の写真をまたぐレイアウトも自然に仕上がります。無線綴じの場合は、中央部分に写真の重要な部分が来ないよう配置に注意しましょう。









