フォトブックの作成に入る前に重要なのが、大量の写真の中からフォトブックに掲載する写真を選ぶことです。
しかし、たくさんの写真があるとどの写真を選ぶか迷ってしまい、フォトブック作成作業が止まってしまうこともあります。
このページでは、
- 写真が多すぎて選べない!
- 素敵なフォトブックになる写真の選び方が知りたい!
という方に向けて、フォトブックの写真の選び方をご紹介します。
目次
写真選びのコツ(1)まずは失敗写真を除外する
フォトブックで使う写真を選ぶ前にまず実行すべきことは失敗写真・同一写真の除外です。
写真点数が多いほど、写真選びの作業は煩雑で時間のかかるものになりますから、先に使えない写真を取り除きましょう。
手ブレ、ピンボケ、露出オーバーとアンダー(暗い)の写真など、作品の質を下げることになる失敗写真は、思い切って削除するか他のフォルダにどんどん移動させます。
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写真選びのコツ(2)仕上がりの具体的なイメージを思い描く
フォトブックで使う写真を選ぶときに大事なのは、作りたいフォトブックのテーマを決め、イメージを具体的に思い描くことです。
ま例えば、旅行や結婚式など、特別なイベントがあった場合は、そのイベントに関する写真を集めて1冊にまとめます。
また、家族の成長やペットの成長を振り返るために、「年齢(生まれてから1歳までの成長記録 など)」や「季節(春・夏・秋・冬)」などでまとめることもできます。テーマを決めることで、選ぶ写真が限定され、スムーズに選ぶことができます。
思い描くフォトブックの仕上がりイメージにふさわしい写真を選択しましょう。
作品全体の構成やページの展開の仕方をメモしたり、表紙やページのデザインのサムネールを描いたりすることができれば、さらに良いでしょう。
作品の具体的なテーマ・イメージが出来上がっていれば、それに必要な写真やふさわしい写真を迷うことなく選択することができます。
※1つの「作品」としてクオリティの高いフォトブックを作りたい場合は、具体的なイメージやページ構成を撮影の前に済ませておきましょう。撮影しながら、あるいは撮影した写真をパソコンモニターでチェックしながら編集作業に入りましょう。
写真選びのコツ(3)主役以外の人物・物・風景も入れる
子供の成長記録のフォトブックでは、主役の子供の写真ばかり選びがちですが、子供以外に「両親」「祖父母」などが一緒に写った写真を多く入れたり、「物」「風景」など、その時の雰囲気が伝わる写真を取り入れることで、子供だけのフォトブックとはひと味違った想い出深いアルバムに仕上がります。
フォトブックは、単なる成長過程の記録としてではなく、家族の思い出のシーンをずっと写真に残すためのものとして作りましょう。いつか見返したときに、忘れていた喜びや感動が鮮やかによみがえり、また見たいと思うような作品に仕上げましょう。
子供が成長するにつれて、家族も年齢を重ねていきます。家族全員の想い出がたくさん詰まった、フォトブック全集にしましょう。
映画を観たときによく感じることですが、主役だけでなく、共演者や脇役の俳優たちの存在感と演技がとても重要です。主役以外の俳優たちの演技が光っていない映画は、良い作品にはなりません。フォトブックにも同様のことが言えます。
人物だけでなく、その場の雰囲気が伝わる物・イメージ・風景もたくさん入れましょう。
様々な種類の写真を取り入れることで、思い出に残るフォトブックを作ることができます。
写真選びのコツ(4)目が輝いている写真を選ぶ
人物写真で目の表情はとても大切です。顔や上体のクローズアップで瞳が写っている場合、見る人の視線はまず目に惹きつけられるそうです。
子供の顔が大きく写り込んでいる写真で、どれを選んだら良いか迷ったときは、目がきれいに写っていて、みずみずしく魅力的なものを選びましょう。
泣き顔でも、笑顔でも、目がきれいに写っていると、生き生きとした雰囲気が伝わります。
写真選びのコツ(5)明るく綺麗な写真を選ぶ
被写体が明るく写っている写真を選びましょう。光が足りない写真は、色もくすんで美しさが感じられません。
パソコンモニターで見たときに背景の明るさで錯覚し、プリントしてみたら子供の顔がくすんでいるということがあります。
使いたい写真が暗めの場合は、自動補正や写真加工機能を使いましょう。
各社の発色の違いはフォトブック24社比較の記事を参考にして下さい。
写真選びのコツ(6)写真に動きをつける
同じシーンの写真をあえて並べることで、その場面・瞬間の動きを表現できます。
ただし、2〜3ページにわたって似た写真が連続したり、1ページに似た写真が何点もあったりすると、写真1点1点の印象は薄れ、退屈な写真展開になってしまいます。
同じ構図の写真を選ぶときは、1ページ1見開きの中に動きがあり、ページをめくるたびに新しいシーンに出会えるような写真展開を心掛けましょう。