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しまうまプリントのプレミアムハードを作りました
今回は、しまうまプリントの「プレミアムハード」のA5サイズを購入しましたのでレビューします。プレミアムハードは、しまうまプリントのフォトブックの中で最も高価なアイテムです。
〈 しまうまプリント 〉プレミアムハード の仕様 | |
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サイズ | A5スクエア、A5、A4 |
ページ | 32P、48P、72P、96P、144P |
表紙 |
ハードカバー 無線綴じ |
用紙 | 表紙の表面加工:マットPP加工(無光沢) 本文:サテン(キヤノン純正半光沢紙/表面加工なし) |
印刷 | キヤノン DreamLabo 5000 によるインクジェット7色印刷 |
価格 | 1,498円~ |
送料 | メール便:130円 宅配便:690円 |
以前にあった高画質のソフトカバーの「プレミアム」は販売終了になり、7色印刷タイプはハードカバーの「プレミアム ハード」のみです。
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しまうまプリント プレミアムハードの配送パッケージ・包装
ハードカバーの「プレミアムハード」は、「メール便(130円)」を選択したところ、写真のように厚手の封筒に入って届きました。
メール便は厚さの制限があるため、緩衝材の裏張りもない普通の封筒でした。
封筒の中のフォトブックは、ポリ袋に包まれていましたので、ちょっとした水濡れは大丈夫と思いますが、大切な記念アルバムの場合は「ゆうパック宅配便(690円)」を選択されることをおすすめします。
しまうまプリント「プレミアムハード」の画質は?
上掲は、しまうまプリントプレミアムハードの本文ページをスキャニングした画像です。
色ムラのない大変なめらかなグラデーションで、陰影がとてもきれいに表現されています。赤ちゃんの美しい肌感のわかる仕上がりになりました。
しまうまプリントの「プレミアムハード」は、ホームページには「インクジェットプリンター 7色 CMYK+PC(フォトシアン)/PM(フォトマゼンタ)/Gray(グレー)」と記載されています。これは、キヤノンの超高画質な7色インクジェットプリンター DreamLabo 5000 による7色印刷です。
※なお、スキャニング画像左側に暗い影が写ってしまっているのは、ページを開ききれなかったためです。しまうまプリントの製本は無線綴じのため、ページが開きにくいのが難点です。
しまうまプリント「プレミアムハード」と「ライト」を比較
しまうまプリントの一番安価な商品の「ライト」は、粉体トナータイプのレーザープリンターによる4色印刷です。画質を比較すると、違いがよくわかります。
ライトは色ムラがありますが、プレミアムハードはまったく色ムラがありません。また、7色印刷のプレミアムハードは網点(ドットパターン)は見えず、滑らかなグラデーションになっています。
プレミアムの方が価格が上がりますが、高画質を求めるならプレミアムを選びましょう。
7色印刷「プレミアムハード」の自動補正の効果は?
しまうまプリントは、写真ごとに自動補正の有無を設定できます。
ただし、詳細な補正レベルの調整はできず、「補正するかしないか」の2択です。(何段階かのレベルで調整できるようになると良いですね。)
上掲の左側の自動補正した写真は、額のハイライト部分やブーケの白い花びらが若干白飛びしていますが、陰影部分の肌色や漆黒の髪の毛がきれいに描き出されました。ネックレスのパールの色や輝きも美しく立体的に再現されています。
明るい写真は白飛びが強調され補正前より残念な仕上がりになる場合もあるので注意しましょう。暗めの写真には自動補正を試してみましょう。
しまうまプリント「プレミアムハード」の綴じ方・装丁は?
しまうまプリントのプレミアムハードは、ハードカバーです。
厚く・硬く・折れにくい表紙で本文ページが守られています。
長期保存したいフォトブックには、このようなハードカバー(上製本タイプ)のフォトブックを選びましょう。
綴じ方は無線綴じです。
無線綴じとは、すべての本文用紙を束ねた背に樹脂製の製本糊を塗って固める綴じ方です。糸綴じ・中綴じのように糸や針金を使わないことから無線綴じと呼ばれています。
無線綴じは、見開きの中央(ノド)の部分をしっかり開くことができません。ノド付近まで写真をレイアウトすると、その部分が常にゆがんで見えたり隠れたりすることになりますので、ノド付近に余白を設けたレイアウトがおすすめです。
特にこの「プレミアムハード」は、DreamLabo 5000 7色印刷なのでその専用写真用紙が使われています。
キヤノン純正の専用写真用紙は、4色印刷のフォトブックで一般に使用されるコート紙よりも丈夫で「厚み」があります。
このような厚みのある用紙を本文に使用していますので、同じ無線綴じで紙が薄めのライトやスタンダードよりも、より開きにくいことに注意です。
1枚の写真を見開き2ページにわたってレイアウトすることはおすすめしません。
(見開き2ページにわたってレイアウトしたい場合は、合紙綴じのフォトブックを参考に。)
なお、裏面にはバーコードが記載されており、中面にはバーコードとしまうまプリントフォトブックのロゴが記載されています。
※しまうまプリントは「ロゴ」のみ有料(50円)で「非表示」にできます。バーコードは表示されます。
参考:ロゴ・QRコード・バーコードの記載が「無い」フォトブックと「ある」フォトブック
なお、他社(フォトレボやマイブックなど)の無線綴じフォトブックでは、見返しの次に半透明のトレーシングペーパーが入っていましたが、しまうまプリントのプレミアムハードにはありませんでした。
しまうまプリント「プレミアムハード」の用紙・光沢感は?
「プレミアムハード」の用紙は、DreamLabo5000 専用の、キヤノン純正紙「サテン」です。
さらさらとした質感で、半光沢タイプの控えめで美しい光沢感です。
ライトの場合、紙の上に乗るタイプの「粉体トナー」なので印刷部分のみテカリがありますが、
プレミアムの場合、紙に染み込む「液体インク」なので、印刷部分と印刷がない部分(白い部分)は均一な光沢です。印刷部の盛り上がり感は全くありません。
しまうまプリントのほかのアイテムの用紙の比較はこちら
しまうまプリント「プレミアムハード」の表面加工は?
今回印刷した「プレミアムハード」の表紙に、「ラミネート加工(マットPP加工)」が施してあります。
消耗品的なフォトブックではなく、長期保管にも耐える作品が作れます。
本文ページの用紙には表面加工はありませんが、DreamLabo 5000 7色印刷は、耐久性に優れ、暗所保存の品質保持期間が300年と推計されています。外からの物理的な力を受けにくいので、基本的に表面加工を必要としません。
しまうまプリント「プレミアムハード」まとめ
しまうまプリントのプレミアムハードは、しまうまプリントの中では最も高画質・高品質のフォトブックです。
しまうまプリントでフォトブックを作るなら、日常のスナップなら「ライト」や「スタンダード」を、大切な記念アルバムには「プレミアムハード」といったように使い分けましょう。
作成時はノドの部分の開きにくさを考慮し、レイアウトのチョイスを工夫してみましょう。中央部分に余白を設けたレイアウトがおすすめです。
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