ポートフォリオとは?
「ポートフォリオ」は、各種デザイナー、カメラマン、クリエーター、建築、工業製品のデザイン企画などの制作実績を写真・イラスト等のビジュアル要素を中心にまとめた作品紹介冊子のことです。
プロ志向のアマチュアや学生が、就活・自己PRのために作る作品集もポートフォリオと呼びます。
ポートフォリオが使われる職種には以下のようなものがあります。
- フォトグラファー(写真家・カメラマン)
- グラフィックデザイナー
- DTPデザイナー
- イラストレーター
- フラワーデザイナー
- ゲームクリエイター
- インテリアデザイナー
- 建築デザイナー、建築家
- インダストリアルデザイナー(工業デザイナー)
- プロダクトデザイナー(商品デザイナー)
- ファッションデザイナー(服飾デザイナー)
- アクセサリーデザイナー
- エディトリアルデザイナー
- 造形作家
- アニメクリエイター
- キャラクターデザイナー
- Webデザイナー
- シェフ・料理研究家 など
ポートフォリオは、クリアファイルにデザイン画や写真をファイルしたものが一般的でしたが、アメリカから上陸したキンコーズなどの「出力センター」や、ラクスル・グラフィックなどの「印刷通販」が普及すると、パソコンで作った入稿データを簡単に印刷・製本した「冊子」タイプのポートフォリオも簡単に作れるようになりました。
そして今、品質にこだわったポートフォリオ制作に適しているのが「フォトブック」サービスです。
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ポートフォリオをフォトブックで作るメリット3つ!
メリット1:美しい印刷が可能
フォトブックは「写真印刷」にこだわった用紙が使われているといった特長があり、特に「インクジェット7色印刷(DreamLabo5000 )」のフォトブックなら、オフセット印刷や銀塩プリントにも勝る美しさです。
メリット2:高級感のある製本が可能
クリアファイルに入れたお手製のポートフォリオは、製本されているものと比較するとチープな印象になります。フォトブックなら、表紙に厚みのあり丈夫なハードカバーや、見開き2ページを使った大胆なレイアウトができるフラットな製本など、高級感のある冊子が作れます。
メリット3:編集作業・操作が簡単
フォトブックなら、デザイン職ではなくても、操作が比較的に簡単な編集ソフトで、全ページを手軽・直感的に編集することができます。
また、デザイン職なら、慣れている「Illustrator」「Photoshop」「Adobe InDesign」などで全ページのデザインデータを作り、画像データ(jpegまたはpng)として保存して配置すれば、簡単に1冊から印刷することもできます。
ポートフォリオ制作に向いているフォトブックの選び方
ポートフォリオに向いているのは、以下3つのポイントを満たすフォトブックです。
- A4以上の大きいサイズ
- インクジェット7色印刷(DreamLabo5000 )
- 自由配置ができる
(1)サイズは、A4またはA3スクエア
ポートフォリオのサイズで一般的なのはA4以上の大きいサイズです。このサイズに対応しているフォトブックを選びましょう。
(2)印刷方式は、インクジェット7色印刷(DreamLabo5000 )
ポートフォリオのように作品の画質が最重要の場合は、色味を忠実に、滑らかなグラデーションで表現してくれる「インクジェット7色印刷(DreamLabo5000 )のフォトブック がおすすめです。
(3)編集ソフトは、「自由な配置」ができる
テンプレートに基づく配置しかできないフォトブックではなく、写真の自由配置・移動ができるフォトブックを選びましょう。
また、作品の「説明・コンセプト」などを入力するため、文字が自由に入力・配置移動できる機能があるフォトブックが良いです。
※ただし、ページをすべて「Illustrator」「Photoshop」「Adobe InDesign」などで作りたいデザイン職の場合は、余白無しの断ち落としで全面配置にできるフォトブックなら、文字入力ができなくでも問題ありません。基本的に、自由配置ができるフォトブックは余白無しの断ち落としで全面配置ができます。
マニアが選ぶ、ポートフォリオにおすすめのフォトブックはこれ!
フォトジュエル Sは、キヤノンの業務用フォトプリンター DreamLabo 5000 によって純正写真用紙に7色染料インクで印刷した超高画質なフォトブックです。
フォトブックの製本方法として一番におすすめしているのは、ページをフラットに開くことができ、紙が厚く丈夫な「合紙綴じ(レイフラット)」です。
しかし、デメリットに「重い」「かさばる」があります。
ポートフォリオとして「持ち歩き」も重視した場合は、合紙綴じより軽くかさばらず、しかもフラットに開くことができる「フォトジュエル S ハードカバー フルフラット 」が良いでしょう。
上がフォトジュエル Sの「スタンダード(通常の無線綴じ)」
下がフォトジュエル Sの「フルフラット」です。
また、手で抑えなくてもテーブルに開いて置けるので、複数の人にポートフォリオを披露する場所で最適です。
フルフラット・スタンダード・レイフラットの違いを動画で見る
なお、「フルフラット」「レイフラット」はパソコン注文限定商品です。
※スタンダード(無線綴じ)の商品なら、スマホから編集・注文ができます。画質は同様に超高画質ですが、フラットに開くことはできません。
作品のクオリティを損なわない超高画質
DreamLabo 5000 専用用紙の中でも、フォトジュエルSフルフラットに使用されている「光沢紙(グロッシー)」は「写真印刷」にもっとも優れた用紙です。光沢によって色彩がクリアに際立ちます。
- 写真は高品位の銀塩プリントにも勝る表現力があり、暗部は深みのある色味が再現され、非常に滑らかで立体感を感じさせます。
- イラストはカラープロファイルが Adobe RGB でも、網点なしの美しいグラデーションで再現します。
ポートフォリオで作品のクオリティを正確に表現したい、プロ仕様の1冊としておすすめです。
サイズは、ポートフォリオにふさわしい大きいサイズが揃っています
フォトジュエルS フルフラットには[30cmスクエア][A4タテ][A4ヨコ][21cmスクエア]まで4サイズが揃っていますが、ポートフォリオには大判のフォトブックがふさわしいので、[30cmスクエア]、[A4タテ]、[A4ヨコ]の3サイズをおすすめします。
フォトジュエルS レイフラット 大判3サイズの用紙別価格(税別)
[A4タテ]/[A4ヨコ] | 20P 5,980円 ~ 60P 8,980円 |
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[30cmスクエア] | 20P 7,980円 ~ 40P 15,980円 |
編集ソフトは制限があるが、文字入力・自由配置可能。余白無しの全面配置もOK
フォトジュエルSの編集ソフトは、写真・文字を自由に配置変更・編集できます。2ページにわたるワイドなレイアウトも可能で、訴求力のある表現を工夫することができます。
写真の配置は「このレイアウトを保存」ボタンで、オリジナルのレイアウトを保存し、他のページにも適応させることもできます。
ただし、レイアウトに文字枠の保存はできませんから、文字枠はページごとに毎度、手動配置する必要があります。
また、配置したイラスト・デザイン・文字枠などのコピーペーストはできません。
デザインをあまりしないポートフォリオなら問題ありませんが、
フォトジュエルSで「凝ったデザインのポートフォリオ」を作りたい方は、別のソフト(※1)でデザインしたページをjpeg画像でページを保存し、全面配置(※2)した方が早いかもしれません。
※1:デザイン業ならPhotoshop、Illustratorなど、ソフトがなければcanvaテンプレートなど。
※2:フォトジュエルSは余白無しの全面配置に対応しています。
画像の補正・加工はフォトジュエルSのソフトでも可能です。
まとめ
- ポートフォリオを作るなら、「A4以上の大きいサイズ」「超高画質タイプ(7色印刷)」「文字・写真のレイアウトが自由」のフォトブックを選ぶ。
- 「フラットに開けるタイプの製本」なら、2ページにわたるワイドな作品紹介のレイアウトが可能。また、手で抑えなくても開いたままテーブルに置いて複数の人に披露することができる。
- 上記を満たしていて、なおかつかさばらず、持ち運びやすいフォトブックなら「フォトジュエルS ハードカバー フルフラット」
- 持ち運び用途でなければ合紙綴じの「レイフラット」が最高級品