富士フイルムフォトブックで[PhotoZINE BOOK(フォトジン ブック)]と[PhotoZINE MAGAZINE(フォトジン マガジン)]を、同じ写真で作り、その違いを比較しましたのでレビューします。
PhotoZINE の基本情報
| 商品名 | 評価 | 実際の画質 (拡大) | 実際の製本 (俯瞰) | 公式 | 当サイト 限定クーポン | 価格 | ハードカバー A4スクエア相当 20P 送料込価格 | 印刷方式 | カバー(表紙) 製本 | 綴じ方 | 紙質 光沢感 | サイズ | ページ数 | 送料 | スマホ オンライン編集 | スマホ アプリインストール編集 | パソコン オンライン編集 | パソコン ダウンロードソフト編集 | 写真掲載数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 富士フイルム PhotoZINE BOOK | ★3.3 |  |  | 公式ページ | 30%OFF +送料無料 | 1,160円~ 限定クーポン使用 | 該当なし | 粉体トナー4色印刷 | ソフトカバー ジャケット(巻きカバー) 半透明ビニールカバー付 | 無線綴じ | 表紙:無光沢 本文:テカリ有 | A6縦長相当/ A5スクエア相当/ A5縦長相当/ | 16P~200P | メール便:無料 宅配便:635円 5,000円以上で無料 | 画像枠:固定レイアウトから選択 (文字・スタンプは自由配置可能) 画像形式:JPEG/PNG | 画像枠:固定レイアウト 画像形式:JPEG | 画像枠:自由編集可能 画像形式:JPEG / PNG | 非対応 | 1冊最大5,000枚 | 
| 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 富士フイルム PhotoZINE MAGAZINE | ★3.2 |  |  | 公式ページ | – | 970円~ | 該当なし | 粉体トナー4色印刷 | ソフトカバー | 中綴じ | 表紙:無光沢 本文:テカリ有 | A5縦長相当/ A4縦長相当 | 12P~36P | メール便:無料 宅配便:635円 5,000円以上で無料 | 画像枠:固定レイアウトから選択 (文字・スタンプは自由配置可能) 画像形式:JPEG/PNG | 画像枠:固定レイアウト 画像形式:JPEG | 画像枠:自由編集可能 画像形式:JPEG / PNG | 非対応 | 1冊最大5,000枚 | 
[PhotoZINE BOOK]と[PhotoZINE MAGAZINE]には写真店で店頭注文して最短30分で受け取れる「店舗版」もありますが、ここではネット注文して宅配便で受け取る通常の「ネット版」について商品仕様と料金を紹介します。
[PhotoZINE MAGAZINE]は、ホチキスで綴じたの中綴じのフォトブック。PhotoZINEより厚手の用紙で、マガジン(雑誌)というよりもパンフレットスタイルのフォトブックです。
[PhotoZINE BOOK]は、市販の文庫図書のような装丁・製本で、左開き(左綴じ)と右開き(右綴じ)の両方に対応しています。カバーの「袖の部分」に写真や文章を入れられるめずらしいフォトブックです。
透明ブックカバーも掛けられています。カバーデザインを印刷したジャケット(巻きカバー)を外すと、厚手のクラフト紙の表紙です。
市販の文庫図書のような装丁を自作できるフォトブックで、文字縦組みの文章レイアウトも可能です。自分流の「写真本」を作りたい人におすすめです。

[PhotoZINE BOOK]の装丁・製本は、「本」としての完成度が高いです。
富士フイルムのPhotoZINEを実際に作ったレビュー・評価


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PhotoZINE BOOKの装丁


[PhotoZINE BOOK]の表紙は、クラフト紙のような茶色の用紙にタイトルがスミ文字で印刷されています。表紙デザインはすべてジャケットに集約されています。
ジャケットには縦書きで背表紙タイトルを入れることができ、今回注文した A5の作品でも背表紙タイトルが定位置にきれいに収まっています。


また、他のフォトブックには見られない珍しいジャケットデザインとして、ジャケットの袖(折り返し部分)に写真付きでコメントを入れることができます。
しかも、表2側(表紙の裏)と表3側(裏表紙の裏)両方の袖にそれぞれ入れることができ、書籍としての完成度を高めるのに役立ちます。
縦書き or 横書き どちらでもOKです。








今回は左開き(左綴じ)で作りましたが、日本語書籍の標準仕様である右開き(右綴じ)・文字縦組みの写真本も作れます。
PhotoZINE MAGAZINEの装丁

PhotoZINE MAGAZINE は厚めの紙で風合いがある

[PhotoZINE MAGAZINE]はステイプル(ホチキスの針)で綴じたパンフレットタイプの冊子です。




BOOKタイプよりMAGAZINEタイプの方が、紙は厚めで風合いがあります。また、中綴じなのでページが開きやすいです。
PhotoZINE BOOKとMAGAZINEの製本・装丁を比較





- 開きやすいのはMAGAZINEタイプ
- 本としての完成度が高いのはBOOKタイプ
PhotoZINE の印刷品質




PhotoZINE の印刷は、いずれも業務用レーザープリンターによる粉体トナータイプの4色印刷ですが、BOOK と MAGAZINE の印刷画質は異なっています。この画質の違いは、使用している用紙の違いによるものです。
- BOOK の用紙はマット調でMAGAZINEの用紙より白色度が高く、MAGAZINEより写真印刷の発色が良好です。
- 一方、MAGAZINE の用紙もマット調で若干黄みを帯びています。「味がある」とも言えますが、写真画質はBOOKの方が良いです。
PhotoZINE BOOK の画像補正(加工)機能を検証
PhotoZINE BOOK ネット版は、Webページ上でオンライン編集をして注文します。編集ソフトは次のような「色補正」機能(写真加工機能)を備えています。


「色補正」は、写真を配置した各ページの編集画面で写真ごとに設定することができます。実際に「標準補正」の「有・無」を比較してみました。


ウエディングの写真は少し明るくなりすぎましたが、光量不足や光が回っていない写真は、補正をかけた方が良いでしょう。
PhotoZINE のページレイアウトと編集方法
テンプレートを使う簡単編集
PhotoZINE のオンライン編集は、ページ単位でレイアウトテンプレートを使用します。

自動編集モードを指定して自動レイアウト・自動写真配置でスタートし、それを手動で修正することができ、最初から手動編集で1ページずつテンプレートを選択してデザインしていくこともできます。




レイアウトテンプレートには1ページに写真を最大12枚まで配置できるものがあり、1枚の写真を見開き2ページにわたって配置できるものもあります。変化のあるページ展開が可能です。
また、字数の多いテキストだけのページを作れるテンプレートや、写真ページに広いテキストエリアが設定されているものもあり、読み物としても楽しめる写真本が作れます。
パソコンの編集画面
ここでは[PhotoZINE BOOK]をパソコンで編集するときの編集画面を紹介します。
[PhotoZINE BOOK]を注文するときは、最初にフォトブックのサイズと右開き(右綴じ)・左開き(左綴じ)の別を選択し、次いで以下の編集画面へと移行します。








文字入力で選択できる書体について












PhotoZINE の編集ソフトでは、 12種類のフォントを使用することができます。
スマホの編集画面

スマホのオンライン編集アプリも、機能的にはパソコン版とほぼ同等です。

















富士フイルムの「ハードカバー」「ソフトカバー」と同じオンライン編集ソフトです。
スマートフォン編集にも対応しています。
PhotoZINEのフォトブックフォトブックマニアの口コミ・レビューまとめ
- PhotoZINE BOOKは、カバーの「袖の部分」に写真や文章を入れられるめずらしいフォトブック。
 市販の文庫本のような装丁で、「写真本」としての完成度はとても高い。
- 文字をたくさん入れたいフォトブックや、自作の本・レシピ集などにもおすすめ。
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