目次
フォトブックの劣化を防いで長期保存する方法
たいせつな家族や旅行の記憶が詰まっているフォトブックは、いつまでもきれいなままで残しておきたいものです。
思い出を色あせさせないために、フォトブックを保存しておくときに気をつけるポイントをまとめました。
まだ見てなかったらみてね!
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フォトブックの大敵 “紫外線” を避ける!
紫外線で色が退色し、紙は強度を失い劣化する
太陽光にたくさん含まれる紫外線(UV)により、色褪せてしまう現象を退色(褪色)といいます。
一般的なオンデマンド印刷のシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の印刷インクの中でも
イエロー(黄)とマゼンタ(赤紫)の色の粒子は紫外線で破壊されやすく
いったん破壊されるともとに戻りません。
また、紫外線を浴びることで紙は強度を失い、破けたり歪みやすくなります。
日が差し込む窓辺にはフォトブックを置かない
太陽光に長時間さらされたフォトブックの印刷面は日焼けによって全体的に色が薄くなり、色合いも変わってしまいます。
日光があたる窓の近くにはフォトブックを置かないようにしましょう。
部屋の明かりはLED照明が良い
蛍光灯の光は美術品や繊維製品を変色させる可能性があります。そのため、美術館の展示室や店舗の衣料品フロアでは、紫外線量が蛍光灯の1パーセント未満しかないLED照明が普及しています。
フォトブックの印刷面にも同様の影響を与える可能性がありますから、フォトブックを収納している部屋・本棚の照明に蛍光灯を使用している人はLED照明に替えると良いです。
- 日が差し込む窓辺にはフォトブックを置かない
- 部屋の明かりはLED照明が良い
フォトブックの大敵 “湿気” を取り除く!
湿気で紙が歪み、カビが生えやすくなり劣化する
本の保存に最適な湿度は40 ~ 60パーセントと言われています。乾燥させ過ぎるのも良くないですが、梅雨の時期があり高温多湿な夏が長くつづく日本では湿気対策が大切です。
フォトブックも湿気を吸うと用紙が張りを失い、表面がゆがんで見えるようになります。湿度70%以上の場所に置いておくとカビが生えてしまう場合があります。
密閉容器に収納しておく場合は乾燥剤を入れておく
密封された収納容器に収納する場合は、乾燥剤を入れておくと良いでしょう
本棚に立てて並べておく場合はシートタイプの乾燥剤をフォトブックの下に敷く
フォトブックの下にシートタイプの除湿乾燥シートを敷く事で、湿気による変色を防止できます
古いフォトブックはたまに開いてページを空気に触れさせる
めったに開いて見ることのないフォトブックは、いったん吸い込んだ湿気が内部に残り、長く湿った状態がつづきます。古いフォトブックはたまに開いてページを空気に触れさせましょう。
- 密閉容器に収納しておく場合は乾燥剤を入れておく
- 本棚に立てて並べておく場合はシートタイプの乾燥剤をフォトブックの下に敷く
- 古いフォトブックはたまに開いてページを空気に触れさせる
フォトブックの変形・破損に気をつける!
フォトブックの無理な収納方法や、手荒い使用で物理的にも痛みます。
特に装丁が丈夫ではないソフトカバーのフォトブックは、変形・破損に注意しましょう。
フォトブックを重ね置きしたり本棚に無理に押し込んだりしない
フォトブックを平置きで何冊も重ねておくと、下のフォトブックが圧迫されて変形したり、ページ同士がくっついて開けなくなることがあります。
本棚に立てて並べておく場合も、あまりにたくさん詰め込み過ぎると同様の状態になります。また、無理に出し入れすると破損することもあります。
冊数が少ない場合は、フォトブックが傾かないようにブックスタンドを使うのがおすすめです。
ジャケット(巻きカバー)付きのフォトブックや、帯付きのフォトブックにはビニールカバーをかける
紙製のジャケット(巻きカバー)や帯は特に破損しやすいパーツです。100円均一でも購入できるビニールカバーをかけて保存しましょう。
ケース付きタイプはケースに入れておく
ケース付きタイプのフォトブックは、ケースに入れて保存しておくことで、
痛みやすい「角」が折れにくくなります。
- フォトブックを重ね置きしたり本棚に無理に押し込んだりしない。冊数が少ない場合は、フォトブックが傾かないようにブックスタンドを使う
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ケース付きフォトブックはケースに入れておく
長期保存に向いているフォトブック
紙が厚い ハードカバーのフォトブック |
紙が薄い ソフトカバーのフォトブック |
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紙が厚いので破けにくい 子供でも扱いやすい |
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子供のアルバムなら子供と一緒にめくって見ることもよくあると思います。
紙が薄いフォトブックだと、力の加減のわからない子供では簡単に折ったり破いたりしてしまいます。